Ride in Kyushu Day 24 (8/1/19) Shimabara Old Samurai Houses 武家屋敷
Shimabara Old Samurai Houses 武家屋敷
Battle Field Okita-Nawate 沖田畷古戦場
昨日の自転車の修理で島原のビジネスホテルに泊まった。今日は外資系会社とビデオ会議システムで採用面談がある。インターネット環境のあるちゃんとした場所で臨みたいのでもう一泊し、このホテルで行うことにした。昨日まだ見ていない場所がある島原城とその近辺に行くことにした。
今日見た島原城の様子は昨日の旅日記に含めることにした。
沖田畷古戦場
有馬晴信が龍造寺氏に領土を侵食された事は一昨日に訪れた日野江城のところで触れたが、自転車で走っていると古戦場跡の看板が目に入った。沖田畷。ここまで攻めらたのか、随分と領土が侵されていたのが実感としてわかった。ここが有馬と龍造寺の最後の戦で龍造寺の大将を打ち取り、島原の領土を回復した場所だった。
武家屋敷
城の二の丸の外輪沿に武家屋敷が残っている。圧政で失脚した板倉氏の後に藩主を明治まで務めた松平氏の時代の家臣の屋敷。道の真ん中に水路が流れ、両脇の屋敷は特徴のある石垣で囲まれている。石垣は道路側だけで屋敷間は素通しで石垣などで仕切られていない。この事からここでは鉄砲屋敷と呼ばれている。
午後は電話会議まで少し時間があったのでこの間、知り合った斎藤さんをお昼に招待しようと連絡を取った。斉藤さんがこの間連れて行ってくれたカステラ屋でお年玉をもらったと言って手渡してくれたものは、斉藤さんが買ってくれたのじゃないかと思っていた。多分そうだと思う。こちらが気を使わないようにしたのだろう。お金も無いのに、恐縮だ。ただ、気に入ってくれて、色々世話をしてくれたお礼はしたかった。チャンポン屋に行き昼食を一緒にした。カバンから何やらを取り出してテーブルに置いている。どこかで取って来た花をテーブルに飾ったのだ。こんな優しいところがある。
食事後、電話会議の為、島原のホテルに戻ろうとすると、一緒に島原まで並走したいと言う。電話会議があるので飛ばすよと言って、先に出発、彼はママチャリなので、追いつけず、結局その日はそれで別れてしまった。翌朝、ホテルに尋ねて来た。夜はどこかのスナックで酒を飲み、コインランドリーで寝たそうだ。少し自暴自棄になっている。色々と説教も交えて話すと素直に聞いてくれ、頑張れそうと言ってくれた。頭も良く、多分ある分野 (生物、数学)では天才的なものを持っていると思う。どこかで歯車が外れただけだ。惜しい人。酒に逃げている。本人もそう言っていた。頑張ると約束してくれたので、そう信じたい。慕ってくれたのは嬉しい。街の人は奇妙な組み合わせと思っていたのだろう。斉藤さんの街での評判はすこぶる悪い。半年で街の人の見る目を変える努力をするとも約束してくれた。頑張れ!斉藤さん。