ポール・ケアフォルム展(終了)
2024.09.25 08:00
9月16日まで開催されていたポール・ケアフォルム展に行ってきました。
パナソニック汐留美術館で開催されました。
ポール・ケアホルム(1929~1980)は、20世紀デンマークを代表する家具デザイナーです。
木だけでなく、金属や石などを使って、機能的な家具を作りました。
シンプルでミニマルなデザインは、公共施設やホテル、現代の家具にも多く見られるデザインでした。
PK22 割と小ぶりなので、日本のインテリアとも合いそう
PK111 オレゴンパインの集成材を折り曲げたもので、連結して大きさを変えることができる、なるほどなスクリーン。
PK 27 + PK 66 和室に置いてもしっくりきます。
シンプルなデザインですが、機能性から派生したデザインで、どこか見たことがあるようなデザインが多く、あっ、これ、ケアホルムが発祥なんだ!と思うデザインが多々ありました。
ダイニングテーブルやガラステーブルなどのスチールの脚部は、まさに今の家具の主流とも言えるデザイン。
また、ネストテーブルや待合いのソファなど、いまでもそのデザインが受け継がれていて、現代家具の基礎だ!と驚いた次第です。
PK9 3本脚は、でこぼこが多い北欧の住宅では、安定性がでるとのこと。
3本脚の椅子や机が多く、強度が計算された構造で、シンプル、ミニマルなデザインは、自分の好みでもありました。
PK15 椅子に座って試せるコーナーもあり、実物に座って座り心地を確認。