〇〇依存をやめる方法

人は必ず依存を必要とする時期があるのですが、

その時期に上手く依存できずに生きると

いずれは自立と孤立が同化してしまいます。

その心の穴を埋めるために

人はあらゆるものに依存しはじめます。

大人になるとお金や立場で

その穴を埋めることができるのですが、

それは一向に埋まるものではないので

それなしでは生きられなくなってしまう。

完全に身体に支配された人生ラインです。

わかりやすい依存は

アルコールや買い物などがありますよね。

これらをやめる方法はたった一つ

「やめる」ことです。

このシンプルな方法こそが

自分を何度も裏切ることになってしまう、

それが依存症の巧妙な罠です。

これには意志の力が必要になり

何度も「やめる」と決めて実行する。

ただ、

これらのわかりやすい依存よりも

もっと手強いのは

自分では気づいていな依存症です。

それは「古い自分」で、

例えば・・・

・がんばりすぎる自分

・自分を非力だと思う自分

・被害者意識や他責にする自分

これらも立派な依存症といえます。

自分では気づいていないものを

「やめる」ことはできません。

だからこそ、

望んでいない状況が何度も繰り返されているとき

本来の自分ではない自分にしがみついていないかと

自分に問いを立てることで手放せます。

ビジネスでも人間関係でも健康面でも

がんばっても報われない、

自分には変えられる力がない、

無意識でそんなことを思っているかもしれません。

それなしでは生きられないのが依存です。

今まで生きてきた自分をやめるとなると

エゴは自分がなくなると思うので

強烈に抵抗してきます。

けれどもその抵抗が

同じループを繰り返しているだけなので

人生が行き詰っているときは

腰を据えて古い自分を断ち切る必要がある。

自分を俯瞰して見ると

けっこう色んなものに依存しているとわかります。

わかりやすいアルコールや買い物も

結局は欠乏感をもつことで

何かしら古い自分を再演するのです。

依存していることに気づく、

そして「やめる」を実行する。

日々の小さなことから

丁寧に向き合っていくと

精神的自立を獲得できます。

物理は精神からです。

Hatsumi/Bodymaster