パンチドランカーにならないためには
2019.01.09 04:59
どうもこんにちは。阿加井秀樹です。
日本ではボクシングを教えるとき、攻撃について教えることが多いといわれています。
しかし海外では攻撃よりも防御を多く教えており、日本人チャンピオンの中にも防御の重要性をいう人もいます。
ボクシングは魅力のあるスポーツですが、脳にダメージを与え、パンチドランカーになるリスクが大きいスポーツですから、パンチドランカーにならないための施策が大事といえるでしょう。
パンチドランカーというと、ボクシングの試合で強いパンチを受けたことが原因と考えがちですが、プロのボクサーによると、日々の練習の中でのスパーリングによって、脳にダメージを受けることが多いといいます。
パンチドランカーは、脳へのダメージが回復しないうちに脳にダメージを受け、脳のダメージが慢性的になってしまうことから起こるものですから、日々の練習の中で脳にダメージを受けていると、それだけパンチドランカーになるリスクも大きくなるのです。
だからこそ、攻撃よりも脳にダメージを受けないように防御が重要なわけです。さらにスパーリングで寸止めするといった工夫が必要といえるでしょう。
またパンチドランカーは自分で自覚がない場合もあるため、ほかの人の意見を聞きながら判断することも大事といえるでしょう。
ではまた。
阿加井秀樹