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中国茶専門店リムテー 広報

秋分(しゅうぶん)

2024.09.22 06:00

2024年9月22日(日)第16

 9/22~10/8までの時間帯 


太陽が真東から昇り真西に沈み

昼と夜の長さが同じになる日。 

春秋とある彼岸は 分点の日を中日に挟んだ 

前後5日間を指します。 

「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉通り 

『日照時間』が今日を境に 確実に短くなります。

 北半球の熱は少しずつ 冷まされていく時間ですね。

 (南半球ではその逆です)


 彼岸花

お墓参り、おはぎ。

 

収穫したばかりの穀物を お供えにする喜び。


2024年の秋分点は 日本では、今夜 21:44頃だそうです。

いよいよ秋の夜長へと 時が移るのです。


本日ご紹介するお茶は 深まる秋の夜にピッタリ

「金桂花茶」 

金木犀(キンモクセイ)の花茶です。 


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もし、お手元にお持ちでしたら 

今夜、秋分点通過を祝っては いかがでしょうか。 


 金木犀のお茶の色は 透き通った金の色。 


あなたが黙っていても 

わたしが眼を閉じていても 

あなたの存在が 自然にわかります。 

金木犀の花ことばは 「謙虚」、「謙遜」ともいうそうです。 

花びらの小ささもまた 、らしいですね。


こんな伝承があります。 

とてつもない巨木が一本、 月にはあり 

これを切り倒そうと 苦闘している男。 

この男は仙術を学ぶため 仙人を師としていましたが、 

ある時、師の怒りを買ってしまいます。 

 「この樹を切り倒すまで帰ってくるな」と 


たった一人、月に残され 

とてつもない巨木は びくともしない。 

中秋の頃になると この樹には金の花が咲き、 

降るように花を落とし 月を金色に染めていく。 

やがて月からもあふれこぼれて、 

地上へ降り注ぎ 種から次々芽を出し 

今の金桂(キンモクセイ)となった、と。 


伝承には 呉剛と嫦娥の男女の神の話や 

いろいろと混ざり合って、 

木こりの男に聞きたいこと いっぱいです(笑) 


さて 月から降ってきた 花びらは 

眼前の蓋碗からも こぼれそう。 


そっとひとつまみ 好きなお茶を選んで 

ブレンドも楽しみましょう。 

 

秋を生きる喜び。 


ほっこり、 このひとときに 

永遠は宿る。 


 ※前季の「白露」にて、 

季節の養生と合わせ ご紹介した「桂花烏龍茶」

そして この「金桂花茶」 

再入荷(10/1)確認しております。