あけましておめでとうございます

2019.01.09 07:35

9日ほど経ってしまいましたが、今年もゆっくりとブログを更新していきたいと思います。

第1弾として、息子で検証(勝手に色々やらせてごめんね^_^;)!お口ポカン(口呼吸)になる寝姿!をお伝えしますね。

大人にも、もちろん子供にも当てはまりますので、ちょっと寝姿をチェックしてみましょう!

上の画像のように、通常、息子は寝る時に口呼吸ではありません。口を開けて寝ることはほぼありません。(ほぼというのは、鼻風邪をひいて苦しがっている時の寝つく寸前は口呼吸になってます。まぁ、あまり風邪もひかないんですが…。)

上の画像は、寝ているところをちょっと失礼して(熟睡してます)首をグッと反らせる(顎を上げるような角度)にしてみました。

すると、どうでしょう。30秒もしないうちにお口がポカンと開いてきました。

この状態では、息子は口での呼吸にはなっていませんでしたが、口が開いて、常に口腔内が乾燥している状態も口呼吸とみなすと言う定義もありますので、この状態がずっと続けば口呼吸にいずれなるでしょう。(息子がこの状態で口呼吸にならなかったのは、舌が挙上、上顎についたままになっていたから)

一旦、真っ直ぐに戻して、自ら唇を合わせた状態になって、また寝息がしっかり聴こえるようになってから、次に顎を引くような角度にしてみました。

するとやはり、1分もしないうちにお口がポカンとなり始めました。

顎を引くような首の角度でもお口は開いてくるのです。

もちろん、顎が上がるような首の角度よりは、開口の仕方はやや小さめではありますが、でも開いてくるのです。

ということは、首の位置(頭の位置)を常にいい状態にしていれば、口は開かないということになります。


無呼吸症候群や、いびきがひどい方は、良く横を向いて寝ると良いと言いますが、それは舌が落ちてしまっているからです。

仰向けの状態で、舌が落ちてしまっていると気道を塞いでしまって無呼吸になってしまったり、気道を通る息の力で、舌がパタパタ動くことや、狭いところを通る音で、ガー、ガー、と音が鳴るのです。

しかし実は、横向きで寝ると、舌を挙上(上顎にぴったりくっつける)はかなり困難になります。

仰向けに寝て、舌の挙上がしっかり出来ていて鼻呼吸が出来ていれば、いびきは起きません。太っていたら、首が太くたって、舌さえ落ちていなければいびきもしないし、無呼吸症候群も防げるのです。

全て、口呼吸だから起きて来ていること。

もちろん、命に関わる場合もありますから、適切な治療も必要です。

ですが、まずは、自分の呼吸に目を向け、鼻呼吸の出来る体を手に入れるべくトレーニングをしなくては、いくらCPAP(無呼吸症候群を防ぐ機械)を装着しても、無呼吸症候群用のマウスピースを入れても、治りはしません。

何故、口呼吸になったのか?

何故、開口してしまうのか?

何故、治らないのか?


をしっかり理解して、根本的に口呼吸をしない体を手に入れましょう!



起きてる時は、出来るだけ自分の力で舌の挙上を心がけ、口を閉じること。【あいうべ体操】で、舌の筋トレを!

でも寝ている時は、なかなか難しいので、テープを貼って寝てみましょう。色々お口テープも売ってます。

私は歯科専売のマウスリープというものを使っていますが、別に特別なテープを買わなくても、サージカルテープ(包帯をとめたり、ガーゼをおさえたりする医療用のテープ)でも構いません。

低年齢のお子さんには難しいですが、小学生くらいになっていれば使用しても大丈夫だと思います。

ただ、寝てる間、息できなくなったらどうしよう…と心配になる方も多いでしょう。

そんな方は、まずは日中貼ってみて口を閉じる練習をしてみることです。

今時期、マスクをする機会が多い方もいらっしゃると思うので、テープを貼っていてもマスクをしていればわかりません!

できるだけ、日中貼って練習している時は外出しない日の方が望ましいとは思いますが(笑)

お子さんにも、日中であればすぐにはがせるので、練習をまず日中やってみるのも良いと思います。

テレビを見ている時、宿題をやっている時、本を読んでいる時、ゲームをしている時などなど。

集中している時は、口が開きやすくなっています。そんな時でも、テープを貼っていれば口が開くのはとりあえず防げます。

大人の方は、自分で意識して舌を挙上し、鼻呼吸するように、日中トレーニングしましょうね。

親がお口ポカンだったら…子供もそれ見てればポカンとなりますよ^_^;


みなさんで、今年は、舌の筋トレをして、口呼吸を鼻呼吸へ導きましょう!

今年もよろしくお願い致します!