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Atelier Soleil

「シャドウムーン」と「月“逆”回帰」

2024.09.23 12:30

けっきょく月とは何ぞや?

そんなことを言い出したら、天体ぜんぶそうなる。

究極、「星読みって何なの?」

キリのない話をするつもりではないんだけど、

ちょっとした疑問がいきなり大きくなりすぎるところが、射手座の月なのかもな。


で、タイトルの「シャドウムーン」とは、星読みyujiさんが提唱してる、反対側の月はレベル50だよって説。

占星術の月の解釈については諸説あって、数年前にはマドモアゼル愛さんの「月の欠損」が話題になって、月のあるサインはレベル0どころかマイナスくらいの言い方がされていた。

後者においては、月は感情や内面などプライベートを表すものだから前面に押し出すな、という感じだったかもしれないが、「欠損」と言われていい気分がする人はあんまりいなかったんではなかろうか。

ごく稀に、というか少なくとも提唱者のご本人にとっては納得いく、というか己を納得させられる何かがあったからなのだろうけど、ネガティブなものだからといって、簡単にポジティブに変えられるわけでも切り捨てられるものでもないのだ。


「欠損」という言葉だけ切り取っちゃうとそういう議論になってしまうわけで、さらに言えば上の二者は両方とも男性であって、ここに女性の占星術師の話を持ち出してしまうとさらにややこしくなる…

ので、それはやめておく。

M氏においても救済措置がなかったわけではない。「月光反転法」とかいう、昔のヒーローが使いそうな技の名前。


その点ではyujiさんも似た説を持ち出していて、それが「シャドウムーン」なるもの。

こちらも「シャドームーン」で検察したら仮面ライダーが出てきた...そうじゃなくて。

「レベル50」がどういうことなのかは正直まだよくわかってないんだけど、

そこが月射手座の揺らぎであり、欠けてる部分なのかもしれないな。

とにかく反対側の双子座的な好奇心で情報をかき集めるんだけど、

射手座のように突き詰められないというか、あるところまでで壁にぶちあたる。

星読みもまさにそうで、3年目になっていざ学び直しだ、ととある先生の講座を受講してたのだけど行き詰まっちゃって、もうこれ以上伸び代がないのかも、そもそも向いてないのかも、と、最後の最後で講座を辞退した経緯がある。

でもあのまま続けてたら、星読み自体をやめてしまうところだった。と今になって思う。


実際半年くらいこのサイトも更新休止していたのだけど、それでもやっぱりやめたいわけではなかったようで、たまたま目にした別の星読みの方のブログをきっかけに復活。

で、あんまり真面目にやるのもよくないのかも、と思ってyujiさんのYoutubeやらいろいろつまみ食い方式の学びを再開したところ、楽しい!


それこそ好奇心だけはある「双子座レベル50」ということなのかもしれない。

ただまぁ難しいのは、単純に「月」だけじゃないんだよなぁと思うところ。

私の場合、バーテックスも双子座なもので。

ホロスコープを読むということは全てにおいてそうなんだけど、いろんな角度から見てくと、どれがどれだかわからなくなってくる…

そういう諸々をいろいろ検証してわかりやすく説いてくのが、占星術のプロなんだろうな。

そういえば「プロフェッショナル」というのは射手座の象意である、と講座で言ってたのも、射手座の月がざわついた件。

だけどとりあえずそうなんだ、って素直に受け取ることも必要。

射手座だったらそういうのも噛み砕いて納得して、もっと普遍的なことが言えるんだろう。

自問自答、自分しかわかってないけど、ほんとそういうことだよね、双子座レベル50に納得。


で、星読みを始めて以来「月回帰」というのも毎月見てたんだけど、いつからか「月逆回帰」なるものを読み始めて、そういえばこっちの方がなんか言葉にしやすいなと感じていたことを思い出した。

何の気なしに見つけたチャートだけど気になったってことは、M氏の「月の欠損」説を若干気にしてたせいかもしれない。

あとその時、双子座で半年くらい続く火星の逆行が起こっていた。

双子座にはバーテックスはあるけど天体がなく、双子座的な3ハウスにも天体がなくインターセプトも含んでる。

双子座の象意である「コミュニケーション・会話」にはずっと苦手意識もあるし、「初等教育」つまりは自分の星読みの基礎にも疑問を抱いていたので、射手座の反対側、双子座の「シャドウムーン」が出てきたことが気になったのだ。


で、この度は秋分直前の月"逆"回帰。

回帰直前にチャート読もうと思って見てみたけど眠くて諦めた。

そもそも毎回読む必要もあるんだっけ?とまたくどくどと考え出す。

「月回帰」についてだけど、そんな記事を前にも書いていた。

それこそ揺らぎたい「月」の思うつぼ。

「月回帰」が新月みたいなものだとしたら、何だか夢や希望に満ちているけど、揺らぎまくるからふりかえることが必要なのだ。

だからなのか?「月回帰」はふりかえりに使った方がいいという説もあるんだけど、ちょっと上手くできていない。

ところで「月"逆"回帰」が満月みたいなものだとしたら、その時点での現実を突きつけてくるような気がしないでもなく、実感がともなって言葉にしやすいと感じる。

それは”逆"の月が「風」サインだからだろうか?

「火」が希望や情熱ばかりを抱きがちなのだとしたら、「風」はもう少し冷静に思考を働かせられるから言葉にしやすい...

で、今回の「月"逆"回帰図」をそんな風に眺めてみる。

すると、何だかとても現実的に思えてきた。

それというのも、水瓶座がMC。

夢とか希望とかではなく、期待を抱くでもなく、味気ないくらいニュートラルに現実的。

これはあくまで私個人のチャートであるので、誰かの役に立つわけでもなく、

個人の感想にしかならない。

けどそういう読み方があってもいいよ、ということ。

それだって、自由なのだ。


そういえば水瓶座の支配星、天王星もハーフリターンで、ネイタルと真逆の位置に来ている。

てことは、月とダブルで"逆"回帰。

天王星に刺激されがちだった月の揺らぎや満たされない渇望感を、そのまままるっとそういうものだと受け入れられたなら、次のレベルに行けるんじゃなかろうか?

むしろ今、そういう学びの段階なのだということにしておこう。