【ウィメンズケア指導者コース】卒業そして誕生
2018年の終わりに
ウィメンズケア指導者(講座名:更年期ヨガ1級)コースから6人の先生が誕生しました。
このコースは
更年期を中心に見た30代、40代、50代、60代という幅広い世代の女性のケアを指導していけるようになることを、目的にしています。
関東、広島、新潟と、それぞれの地域から集合したみなさんは、既に教えているかたを中心に、それ以外の方は長年の実践を重ねて来ている方です。
なぜこういうメンバーに限っての受講を制限したかというと
インストラクター=説明できる人
ではなく
指導者=相手を見て最低限の必要なガイドをする人
を育てるコースだからです。
この世代の女性の体や生活には様々なことが起きていて
色々な事で頭がいっぱいです。
降りかかる症状やストレスに対して、否定的に受け取るか肯定的に受け取るか
それがとても重要なことになってきます。
その為には、インストラクターではなく指導者が必要。
例えば、
自分のなかで自分の扱いが上手くいっていない時
物事に対して自分が悪い、問題があると考えがちになってしまうので
ポーズやエクササイズを行うと
その刺激=ストレスに対して、即座に排除するように反応してしまい体を硬直させ顔をしかめ息を荒げ、力加減をしません。もしくは、言いなりになってしまい、乗り越えたら良い事が起こるかと思い込み我慢したり違和感の中繰り返して行なったりします。
自分を大事に扱うという意識を持たせた場合
体から出てくる感覚や症状を体が適応しようとする、もしくは次のステージへ向けての「重要なサイン」と考えますので、
そこに対応しようと考えます。
そうすると、まず、体が感じた刺激=ストレスを体からの素直な反応とみとめ、正確に起きていることを見て
そこから、自分がそこに居続けるための力加減や角度を調整して、必要な量と時間を体に与えるようになります。
そのために、
このコースでは、物凄く繊細に感覚を働かせるような訓練を積んでいきます。
明らかにありありと様々な状況が分かってくるので
ケアを指導する時も
言葉のタイミング
提供するエクササイズの種類
そのタイミングが絶妙になってきます。
私たちが目指すのは
上や前に立つ存在であることよりも
伴奏者となって寄り添い続け、
その人自身が自分と良い関係を気付いて、体自身が回復しようとする力を引き出していくことです。
筆記試験も必死です。
様々な状況に対し、どんなことをすべきかを問われます。
今回のメンバーは研究熱心だったことがとても印象的でした。
自分の体を使って、検証してみる。
そして、様々に起こることを見つけていく
それを全員で高め合いながら行なっていました。
特に、ホルモンバランスに関わる自律神経系のケアは、動きよりも体の浄化作法からなのですが
それを興味を持って続けていましたね。。。
参加者自身が、
まずケアをとことんしていくので
卒業する時には
肌ツヤもよく
お腹のたるみは張りに変わり
体重が安定したり
症状が緩和されたり
心が安定してきたり
初日からガラッと変化しました。
ここに集まる女性にしか話せない
デリケートゾーンのケアの事もシェアしたり実際に色々とやってみたりして
盛りだくさんの日々です。
次に来るのが楽しみ!
と言ってくる方がいるくらい
充実した楽しい指導者コースになりました。
私たちが
皆さんの街に行って
ウィメンズケアを1人でも多くの女性に教えていきたいと思います!