【絵本】お月さま、見ましたか? 9月
2024.09.23 03:00
こんにちは。
なんだか急に空気が入れ替わり、すっかり秋の雰囲気です。
渡良瀬川の河川敷にも、おびただしい数のとんぼの姿がありました。
虫あみをただ振り回すだけで、何匹もつかまえられそうなくらい!
さて今日は、絵本の紹介です。
30年ほど前にこの世にうまれた絵本。
今でも読み継がれているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。
マイケル・グレイニエツ作 いずみちほこ訳
『お月さまってどんなあじ?』です。
現在は、らんか社から販売されているようです(私の本はセーラー出版ですが)。
お空にぴかぴか輝いている、まんまるお月さま。
食べたらどんな味がするのだろう、といつも眺めていた動物たちが
ある日ほんとうに食べてみよう!と決心します。
カメさんが、ゾウさんが、キリンさんが、月に手を届かせようと高い山にのぼり、それぞれの背中に乗り、それでもまだ届かずに・・・
おもしろいのは、どんどん高くなる動物たちに対して、お月さまもだんだん上へ逃げるところです。
そして追いかけっこの末、動物たちはついに・・・!
十五夜はもう過ぎてしまいましたが、まだまだ月のきれいな季節です。
文字もあまり多くない絵本なので、ぜひじっくりと間をとったり語り合ったりしながら、赤ちゃんを卒業したお子さまたちと楽しんでほしい本です^^
自分が食べたらお月さまはどんな味がするのかなー、と読み終えてから想像しあうのも また楽しいひと時になりますよ♪
(すー)
(中通り大橋を背にして)