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292)「写真集を読む会」vol.1

2024.09.25 07:47

安東さんから

「写真集を読む会をしたいのですが」

とお話をいただいて

ぜひ!と即答した。

写真集を?読む?

もうそれだけでワクワクするし

我々のお店で開催してもらえるなんて

とても嬉しい。

そしてまた、うちにいつも来てくれている

お客様たちの顔が浮かんで、

ああ、あの人も、あの人も

きっと参加したい!って言うだろうな

とみんなの顔が思い浮かんだ。

熊谷直子さんの『レテに浮かんで』を見せていただき、

その写真ひとつひとつに熊谷さんの存在を感じ

何を思って、このときシャッターを切ったのだろうと

この人について知りたいと思っていた。

そして校正者の牟田都子さんがゲストに来てくださるとのこと。

以前武田砂鉄さんのラジオに出られていたときに

お話されているのを聞いてとても面白い方だなと思っていました。

どんな会になるのか全然わからないですが

とにかく楽しみなのです。

今回はカベタマ主催ではないので

peatixからのお申し込みになります。

すでに埋まって来ていますので、みなさまぜひお早めにお申し込みください!

#Repost @adtkfm with @use.repost

・・・

「写真集を読む会」を開催します。今回は写真家・熊谷直子の新刊『レテに浮かんで』(TISSUE PAPERS)発売記念でもありますが、いろいろな機会にシリーズ化したいのでvol.1です。

10/14(月・祝)に校正者の牟田都子さんをお迎えし、幡ヶ谷の素晴らしい喫茶店「壁と卵」さんを会場としてお借りして、なんと一日ふた回しで行います。カレーが信じられないくらいおいしいお店です。

詳細は下記にて。予約はpeatixで受け付けます。この投稿の最後の画像にQRコードを貼ってますので、そこから飛んでもらえると幸いですが、URLもそう難しくないので、よろしければこちらからもどうぞ。

https://photobook-reading1.peatix.com

早くも夜の部が残席4となってます。昼の部はまだ余裕ありますが、予約はお早めに。

秋晴れ(だと信じてる)の一日、お待ちしております!

↓↓↓

熊谷直子「レテに浮かんで」刊行記念

「写真集を読む会」vol.1

ゲスト:牟田都子さん(校正者・文筆家)

「読む」ことが前提となる文字の本に対して、写真集は「見る」と表現されることが多いカテゴリーです。しかし、そこに収録された写真の数々、それらの並び、作品タイトルや造本に込められた意図といったものは、文字と同じくらい豊かなイメージや行間をそこに立ち上げます。もしかすると、言葉で明示されないぶん、ある種の「正解のなさ」がまた違った奥行きを持ちうるものなのかもしれません。それを感じながら写真集を「見る」ことは、十分に「読む」ことです。

この「写真集を読む会」は言葉のスペシャリストをゲストに迎えて、ひとつの写真集をみんなで囲みながら、言葉を持たない写真が皆さんの中からどのような言葉を引き出したのかを語り合う場です。

第一回のゲストは、校正者・文筆家の牟田都子さん。校正という、言葉の「正しい」用法や表現に向かって文章を検討する作業を専門としながら、一方ではご自身の文章の中でその「正しさ」によって刈り込まれてしまいがちなゆらぎや逡巡とともに歩む牟田さんは、この『レテに浮かんで』をどのように「読む」のか。そして、それが皆さんの中から湧き出る言葉と、どのように呼応するのか。写真とは、言葉とは。ともに考える秋の一日になれば幸いです。

※『レテに浮かんで』については @tissue_papers のプロフィールから販売サイトをご覧ください。

【日時】

10月14日(月・祝)

1日2回開催

昼の部:12:00〜14:00(11:30開場)

夜の部:17:00〜19:00(16:30開場)

※イベント終了後2時間は店内滞在自由

【場所】

喫茶 壁と卵

東京都渋谷区幡ケ谷2-11-7 プエブロM 1F

Instagram:@kabetotamago

【定員】

一回につき10名

【参加条件】

・参加費2,000円(peatix)

・お店でワンドリンク+フードオーダー必須(お菓子、カレーなど)

・イベント中に読むための写真集は当方でご用意します。すでにお持ちの方はご持参ください。現地でのご購入も可能です。

【作家プロフィール】

熊谷直子(くまがい・なおこ)

1976年生まれ。写真家。

幼少期よりカメラに触れ写真を撮りはじめる。20歳でパリに渡り、写真・芸術を学ぶ。

ドキュメンタリー性のある作風を生かしたポートレイト撮影を得意とし、雑誌・webなどさまざまなメディアで活動する。

作家として、2017年に『赤い河』(TISSUE PAPERS)を発表。2024年には最新刊『レテに浮かんで』(同)を刊行した。イ・ランや大駱駝艦といったインディペンデントな表現者たちとの共創も積極的に行う。また、『月刊二階堂ふみ』『杉咲花ファースト写真集・ユートピア』『山本舞香Bailar』など人物に焦点を当てた写真集も多く発表している。

Instagram:@kumacaux

【ゲストプロフィール】

牟田都子(むた・さとこ)

1977年生まれ。校正者。

図書館員を経て出版社の校閲部に勤務。2018年より個人で書籍・雑誌の校正を行う。

これまで関わった本に『フェルメール』(植本一子著、ナナロク社)、『「書く」って、どんなこと?』(高橋源一郎著、NHK出版)、『わたしの農継ぎ』(高橋久美子著、ミシマ社)、『探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった』(若松英輔著、亜紀書房)ほか多数。

著書に『文にあたる』(亜紀書房)、共著に『あんぱん ジャムパン クリームパン 女三人モヤモヤ日記』(亜紀書房)、『本を贈る』(三輪舎)。

Instagram:@satokomogura

プロフィール写真:疋田千里 Hikita Chisato

【企画】

TISSUE PAPERS

Instagram:@tissue_papers