会社が好きになれない!職場で感じてしまう理由がわからない違和感
新しい会社で働きだしたもののなんとなく好きになれない
長く働いているけど、なんとなく好きになれずに働いている
この「なんとなく」の違和感はなんでしょう?
色々な要素があると思いますが、人間関係や仕事内容などでしたら
直接それを理由にできるので「なんとなく」にはならないと思います。
今回は筆者の経験から1つ、違和感の理由になる可能性の高いものを紹介します。
企業はそれぞれに理念や指針を持って日々活動しています。
過去記事で採用や自分に合った会社選びという視点で紹介しています。
当ブログで何度も出てきているのですが、人はギャップを感じた時に大きく心が動かされます。
会社の掲げる理念に共感して入社した場合など
そのような働き方を体現していきたいと期待をしている状態です。
そうして実際に働きだしてみて
掲げる理念や指針が体現されていないとわかった時に
聞いていた話と違うと、会社に対して疑問を抱きながら働くようになります。
言ってるだけで実践できていないなら、何のためにあるの?
不満を持ってそう考えてしまうでしょう。
それから連鎖して、信用をしていないわけですから
様々なことに懐疑的になり
嫌な部分が蓄積しやすくなってしまうわけです。
例えば、社員を大切にするという項目があるとして
「大切にされている」と感じる価値観は人それぞれですが
親切にしてくれるとか、育ててくれるとか、守ってくれるなど
雇用の継続に注力しているイメージが主になってきます。
それにも関わらずやたらと退職者が多かったり
その理由の部分が誰でもわかるような環境面でのものだったら
「この項目はなんのためにあるの?」となりますよね。
切磋琢磨して成長していくような項目がある場合に
どうせ頑張っても給料上がらないからこのままで良いんだよね
的な発言を先輩社員から聞いてしまった場合などに
切磋琢磨も成長の意義も崩れてしまい
「この項目はなんのためにあるの?」となりますよね。
成長することで対価を得られるわけではなく
仕事が増えて成長とともに実績の幅が広がってプラスの対価を得られる
が本来のあり方だと思いますが
掲げた指針の内容を体現した社員への評価はしっかりとされるべきで
理念は会社が用意するそもそもの土台なので、当たり前にそうあるべきだとも思います。
しかし、違和感があって好きになれない場合は
どんなに会社が仕組みに満足をしていても
自分の価値観としては
求めるレベルでは体現されていないということなのでしょう。
人間関係の話ですと
あの人はとても良い人と事前に聞いていたが
実際に会ってみると自分とは合わなかった(自分にとっては良い人ではなかった)
ということもあると思いますが
伝えた人と受け取る人の価値観がそれぞれあるために
「自分とは合わなかっただけ」と切り替えることができると思います。
しかし、会社の場合は「キャリア」という視点から
入社には大きな決断が必要です。
特に、事前情報として会社の軸になる部分が合うか合わないかは長く働く上でも重要です。
実際に入社してみて、自分に合うと思っていた部分が違った場合は
大きな決断をした理由の一つがそもそも異なっていたということで
その部分が違うのであれば決断をしていなかった可能性もありガッカリが大きいです。ぽっかり穴が開いてしまいます。
それは「決断のために背中を押してくれたものがなくなる」という状態で
そこから新しいモチベーションを見つけて切り替えることは大きな負担になりますね。
あの人と働きたい!と思って頑張っても
その人が辞めてしまった!などは分かりやすい例です。
決めてしまった以上は
周りは自己責任だと言って助けてくれません。
苦労した転職活動を思い返して、また同じようにするのかと頭を過るかもしれません。
これらが好きになれない違和感の一つに成り得ます。
逆のパターンで
掲げる理念を本当に体現している会社で初めて働いた経験がありますが
居心地も良く、その会社での働き方や考え方が数年後でも
自分の仕事に対する考え方の中心になっていたりもします。
そういった会社は「自分に合っている好きになれる会社」と言えるのでしょうね。
長く働ける会社の条件ってそれぞれ異なると思いますが、こういった会社は
自分にとっては長く働ける会社なんだと思いました。
自分で調べられる、表に出ている情報だけでは、実態までは知ることが出来ません。
そういった実態の部分を知るために情報を有している転職エージェントを活用した転職活動をしてきました。
決断をするのは自分自身ですが、ガッカリしない決断が出来るために情報を集めることが大切ですね。
☆このブログからも実績のある転職エージェントさんです。とても親身に寄り添って対応をしてくれます。