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schoko(ショーコ)バイオリン教室 芦屋

教室コンサート開催🎵

2024.09.26 01:08

やっと暑さが少し和らいできた初秋の午後、教室コンサート(発表会)を開催しました。


今回は7名の生徒さんが、初めてコンサートで「ソロ演奏」に挑戦して下さいました。

7名全員が、大人になってから習い始めバイオリン歴2〜3年で、教室コンサートでの「合奏」にはこれまで3回位参加されてきました。


「今回ソロデビューしてみましょう!」とお誘いしてみた約3ヶ月前。


「そろそろ弾いてみたいと思ってました」と快諾された方2名。他は、


「無理無理無理…」と教室の隅っこまで逃げて行った方、

「腰が痛いので。指が痛いので」と迷われていた方、

「先生と一緒じゃないと絶対弾きません!」と言い切った方などなど。


その後も自信をなくしたり断ったり、勧めたり励ましたり、それぞれいろいろな過程を繰り返しながらもむかえたコンサート。


そんな3ヶ月が全くわからないほど、皆様緊張しながらも立派にお客様の前に立ち演奏して下さり、本当に感無量でございます!


大人になってから新しいことを始めるだけでも、想像を超える勇気が必要なのに、それを多くの方の前で披露するという大挑戦でした。


初めてですから完璧である必要は全くなく、「人前で演奏した」というご自分を褒めてあげてください‼︎


1人1人がちゃんと弾けないと、当然のことながら合奏はできない、というのが私の考え方です。

なので、いつも以上にたくさんたくさん練習されググッと上がったバイオリンの演奏技術で、ますます合奏を楽しめます。


本当にお疲れ様でした。



「合奏曲」の選曲と編曲、奏者のパート分けは、実はコンサート開催にあたって、講師の私にとって毎回最も頭を痛める作業です。


全ての生徒さんそれぞれに、ほんの少し高めの達成課題を設定し、なおかつ楽しんで弾いてもらえて、プログラムの流れとしてお客様にも喜んで頂けるよう。



1曲目の「ショート・ストーリー」は、基本奏法の定着を目標に、2部合奏でハモリ、丁寧に演奏。


癒やされる曲を、バイオリンらしく気持ちよく弾いてもらいたいなと、朝ドラ「あぐり」より「素晴らしき日々へ」という曲。



4名だけでヘンデル「王宮の花火の音楽」純クラシックアンサンブル。


最後に、ビゼー「カルメン」より有名な「前奏曲」「闘牛士の歌」。

カノンやアイネクライネのような、弦楽合奏曲はよく演奏してきましたが、オーケストラ曲ほぼオリジナルどおりをオーケストラ音源で、というのは大挑戦でした。


やさしい譜面ではないけれど、必ず達成できる!と生徒さんを信じてパート分け。


ところが、そこそこ弾けてても

「先生、間に合いません!カルメン出演辞めたいです」とドタキャン希望の生徒さんが出てきたかと思ったら、

2週間前でも全く練習できてないので、これでは出演無理…と言うと、

「ま、なんとかなるでしょー」と、ケロッとしてる生徒さん


結局そのどちらもが、本番ちゃんと演奏でき、弾けてよかった〜楽しかった〜とニコニコ顔だったわけですが😆

(性格や考え方、本当にいろいろな生徒さんがおられます😊)



というわけで、ソロも合奏も、いろいろ迷っても「出演する」という決断さえできれば、必ず達成感・充実感を味わって頂ける、ということを今まで以上に実感しました。


生徒さん皆様のおかげです!

私も満足感に包まれております。

これからも、引き続き励ましたり脅したり💦してまいります!



合奏「カルメン」のラスト部分と、

元生徒さんと私で弾いた、葉加瀬太郎さんの「博士ちゃん」後半の動画です🎵

講師演奏 ポルディーニ(クライスラー編)「踊る人形」

よろしければご覧ください🎵