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同じ星を見つめて

2024.09.27 09:57

Facebook草場一壽 (Kazuhisa Kusaba OFFICIAL)さん投稿記事

同じ星を見つめて

 いったい、私という人間は、どれだけのいのちを受け継いでいるのか。自分のご先祖さまの数は、倍々計算ですごい数になるのですが、これまでどれだけの人がこの世界に生きていたのか・・・。

星の光は、遠いところから届きます。中には100億光年もかけて届く光りがあります(129億光年先という宇宙初期の星を観測したというニュースは昨年のことでした)。

そんなことを考えると・・・はるかに遠いと思っている祖先ですが、私たちとおなじ宇宙の下にあり、わずかな時差しかないように思えてきます。

みな「生身」で生きてきわけです。ひとりひとりに、かけがえのない物語があって、涙したり、笑ったりしながらの一日を生きていたのですね。

同じ空を見上げて、同じ星を見ていた人たちが、精一杯生きていたということ。そして、いまともに同じ空を見上げて、同じ星を見ている人がいるということ。その縦のつながりと横のつながり・・・その広がりの結び目に自分がいるという感動。

いい日ばかりではありません。

むしろ、愉快で楽しい日々のために、心身ともにさまざまな工夫をしているのが人間でしょう。そんな人間の営みが、桁違いの巨大な宇宙にも(時空をこえて)作用している・・・そんな気がしてなりません。

なぜ、宇宙を解き明かそうとしているのか? それは人間の意志というより、人に託された宇宙の意志と言った人がいました。

思えば、昔は科学と心(魂や精神)の世界は相容れませんでしたが、科学が発達するほど境界はあいまいになり、隔たりが溶けていくようです。

人が「なぜ?」を繰り返すのは、それこそ、なぜでしょうね。

完全を求めるからでしょうか? 知性のなせる技でしょうか? そうでもないような気がします。とおい、昔からの伝言のひとつ・・・のようで。


Facebook能村 聡 さん投稿記事《星の一生と輪廻転生の物語》再投稿

かつての天文少年のボクが夜空の星を眺めて思うこと 星にもいのちがある、人生というか「星生」があること。

かつて占星術は人々や社会の運命を示してくれる智慧として世界中で信じられてきました。

天体の運行法則に関する「ケプラーの法則」を唱えたヨハネスケプラーは、占星術師でもあったのです。彼は天界には音楽が溢れているという「天体音楽論」も唱えました。

星が奏でる音ってどんなんだろう。彼にはきっとそれが聞こえたんだろう。

その後、占星術は科学の範疇外の迷信として、科学という権威構造から排斥されましたが‥‥

今、古代からの叡智として占星術は復活していくだろうと思います。

人間が宇宙について知っていることはまだわずかです。分からないことだらけなんです。

天体の運行を左右する重力もアインシュタインは時空の歪みと解釈する一般相対性理論を提唱しましたが、他の力(電磁気学など)と統一的に説明できる理論はまだ人類は見出していませんだぶんそれが分かれば、UFOの飛ぶ原理も解明されるに違いないと考えています

ところで、星にも人間と同じように生(誕生)と死という一生があります。何千万年、何億年年と長い一生ですが、いっしょうけんめいに生きて、新しい星のたねを飛ばして死んでいきます。それを繰り返す姿はまさに生命と同じです。

星がどのような一生をおくるか、どのような終末になるかは、星の質量に関係しています。

星には人間と同じように、個性があります。それぞれ色や大きさ、重さ、明るさ、体温(表面温度)も違うんです。それらの関係には一定の法則があります。

星の色は、温度を表わします。赤い星は比較的低温で軽い星。

青い星や白い星は温度が高い星で重い星です。私たちの太陽の数倍から数十倍の重さです

寿命は人間でも人それぞれですが、星の場合もそれぞれ違います。でも一定の法則があります。細く長くか、太く短くかです。

重い星ほど、短命です。メタボで寿命が縮まるわけではないですが(笑い)

大きな星ほど、燃費が悪いんです。自動車みたいですね

太陽は中くらいの大きさの星で、寿命は100億年、今は46億歳なのでまだまだ壮年期です

でも、数百万年〜数千万年という短命(人間の寿命に較べたらとてつも長いですが)の星もあります。

星は宇宙空間のあちこちにある星雲(ガス雲)という、星間物質というガス(水素など)や粒子が集まった場所で産まれます。オリオンの三ツ星の下にぼうっと見えるオリオン大星雲もそういう場所の一つです。

肉眼でもうっすら見えますから、冬の星座オリオンを見る時に探してみてください。

この銀河系の中にも、このような「星のゆりかご」があちこちにあります。

ガスは回転しながら集まって、円盤をつくります。その中心に太陽のような自ら光を放つ星(恒星)の赤ちゃんができます。

恒星がなければ、光合成をいのちを育むもとにする地球型の生命は存在できません。

最近、観測技術の発展で、太陽系外に、太陽によく似た恒星のまわりに多くの惑星系が発見されるようになりました。

ハビタブルゾーンといって、恒星との距離が、液体の水が地表に存在できる範囲にある、地球のような生命が存在できそうな惑星が相当数見つかっています。

宇宙には「いのち」が溢れていることは、UFO/ETの話は別にしても、科学の常識になりつつあります。

星は一生のあいだで、光を放ち、惑星の上に棲む多様ないのちを育むと同時に、自分の体内に、様々な「いのち」の素になる元素を生み出していきます。

そして最後は、太陽の8倍以上の重い星は「超新星爆発」を起こし、巨大なエネルギーと物質を一気に放出する劇的な最後をむかえます。明るさは太陽の100億倍です。

100万光年かなたの銀河でも超新星は観測できるくらい凄い明るい輝きを放ちます。

太陽の8倍以下の軽い星は、大きく膨張してガスをまき散らして最後は芯に地球サイズの白色矮星という星になります。

太陽より8倍以上の重い星は、超新星爆発の後に、芯に直径10㌔メートル程の小さな中性子星というのが残ります。

中性子星は、砂粒ぐらいのかけらでも百トン以上の重さがある途轍もなく密度が大きい星です!パルスのような電波を自転に合わせて規則正しく放ちます。宇宙の灯台のようです。

さらに太陽の40倍も重い星は、超新星爆発後に、中心に光さえ逃れられないすごい重力の強いブラックホールにを残します。ブラックホールに仮に入ると時間が止まります。

星々が最後に、宇宙に放出する物質は、また新しい星ができる素となります。

星にも輪廻転生があるんですよ。生と死を繰り返します。

私たち人間も物質レベルでは星が生み出した「スターダスト」から出来ています。

私たちは星の子どもなのです。Star Childrenです。

そんなふうに星を眺めると、遠くにある星や宇宙との親近感や一体感を感じられるでしょう


https://ihatov.cc/song/star.htm 【星めぐりの歌】より抜粋

1.歌曲について

 宮澤賢治のすべての歌曲のなかで、おそらくもっとも親しまれているのが、この「星めぐりの歌」ではないでしょうか。

 彼の最初期の童話「双子の星」では、「空の星めぐりの歌」に合わせて銀の笛を奏でるというのが、チュンセ童子とポウセ童子の毎晩のつとめでした。下の歌詞は、この童話の中で、初めて登場します。

 また、晩年の「銀河鉄道の夜」においても、子供たちはケンタウル祭の夜に、みんなで「星めぐりの歌」を唄うことになっています。ジョバンニもカンパネルラも、物語のなかで何回か、この曲を口笛で吹きます。その響きは、ある時は「高く高く」、ある時は「さびしそう」で、作品の舞台における重要な小道具になっています。

https://www.youtube.com/watch?v=4x_ntVd_GMc

https://www.youtube.com/watch?v=fdMCJSBjMx0

https://www.youtube.com/watch?v=fnnPZdPbKBk