Neiger Brothers チェコ ヴィンテージジュエリー
ヴィンテージジュエリーのコレクターにも、特に高く評価されているジュエリーデザイナー
Neiger Brothers。
グラス生産が盛んであったチェコのボヘミア地方、ヤブロネツでジュエリーの製作を始めた
兄弟は、1905年から1930年代までの間、多くのジュエリーを製作しました。
Neiger Brothers のフィリグリーやデコレティブなグラスを用いたジュエリーは、多くの
チェコジュエリーの特徴とも共通しますが、彼らのジュエリーは、ダイナミックなデザイン性や
カラーテーマ、立体感など、どれをとっても群を抜く装飾性の高さで、グラスを繋ぐ
ひとつひとつのピースにまでこだわりが感じられる作りです。
1922年にツタンカーメンのお墓が発見されたことにより、アートシーンにエジプションの
リバイバルが起こり、Neiger Brothers もジュエリーにエジプションモチーフを
多く取り入れました。
後には、チャイニーズやインディアンモチーフのジュエリーも多く製作しています。
その一見奇抜なアートのようなデザインは、Neiger Brothers の特徴的なジュエリーであり、
多くのコレクターを魅了しています。
分かりやすいデザインではないため、誰もの好みに合うものではないかもしれませんが、
ヴィンテージを知る玄人にとっては、その個性あるセンスと作風がじわじわと魅力と
感じられるジュエリーです。
Neiger Brothers は、1939年にナチス軍の侵略によって、ヤブロネツを離れることとなりす。
その後も小規模で小規模でジュエリーの製作を続けましたが、1942年にはナチス軍に捕まり、
アウシュビッツでその生涯を終えました。
機械化の進んだ戦後のジュエリーとは違い、まだ多くのジュエリーが手作業に頼っていた
時代の彼らのジュエリーは、アンティーク的な魅力にもあふれ、アールデコのジュエリー
シーンのアイコニックなピース。
若くして途絶えた、才能にあふれた彼らのジュエリーは、その歴史とともに大切に
引き継がれています。
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