10/4(金)ウェビナー開催:テクノロジーと市民科学が変える海洋プラスチックごみ対策〜スマホアプリとAIを活用した参加型ごみ拾いの可能性〜
こんにちは!株式会社ピリカのごみ拾いSNS「ピリカ」運営チームです!
以前のブログでもご紹介をさせていただきましたが、株式会社ピリカは、2022年1月より九州大学と鹿児島大学、国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)と共同で、ごみ拾いSNS「ピリカ」を活用したごみの散乱状況についての研究プロジェクトを実施しています。
日本は、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けて世界をリードする立場にあります。2050年までに新たな海洋プラスチック汚染をゼロにする目標を掲げ、国際的な取り組みも主導しています。しかし、海洋プラスチックごみ問題は非常に複雑で、その状況は常に変化しています。ごみ拾い活動は各地で行われていますが、その実態は十分に把握されていません。
そこで、スマートフォンやAIなどの最新技術を活用し、ごみの分布やごみ拾い活動の実態をより詳しく把握することで、より効果的な対策につなげようとする動きが出てきています。市民の参加と理解を得ながら、これらの技術を環境問題の解決に活かすことが求められています。
この度の研究プロジェクトにて、SNSピリカで投稿されたごみの写真を解析し、海洋プラスチックごみの種類や分布を可視化するシステムを開発。この研究成果は、エルゼビア社の国際学術論文誌「Waste Management」に査読付き論文として掲載されています。(参考リリース)
この度、テクノロジーと市民科学が変える海洋プラスチックごみ対策〜スマホアプリとAIを活用した参加型ごみ拾いの可能性〜、と題して、 SNSピリカのデータ活用を含め、最新研究の動向をお伝えすべく、10月2日ウェビナーを開催します。
ゲストにアジア経済研究所 小島道一上席主任調査研究員をお迎えした基調講演に加え、登壇者より世界の海洋プラスチックごみ対策における政策動向および太平洋アジア地域を中心としたテクノロジーの活用状況を概観し、上記のシステム開発に携わる研究者の最新研究状況を共有します。
また、SNSピリカユーザーによるごみ拾い活動の現場からの気づきを紹介し、海洋プラスチックごみの発生源や環境中における分布実態の把握、市民の理解と参加を促進するための科学的根拠に基づいた対策について議論いたします。
お陰様で定員を超えるお申し込みを頂戴しており、若干枠を拡大しております。お申し込みの締め切りは10/2まで。 ご興味のある方は、ぜひお申し込みの上ご参加ください!
また、どんなふうに活用されているの?どんなことを気をつけたらよいの?? という情報をダイジェストで、以下動画でもご案内しております。 是非こちらもご覧いただけますと幸いです。
▼ウェビナー詳細、参加申込はこちらから
タイトル:テクノロジーと市民科学が変える海洋プラスチックごみ対策〜スマホアプリとAIを活用した参加型ごみ拾いの可能性〜
開催日時: 2024年10月4日 13時30分〜15時00分
開催場所: オンライン(Zoomを使用予定)※開催後オンライン公開予定
対 象: 一般市民、研究者、政策担当者等
参加人数: 100名(予定・事前登録制)
参 加 費: 無料
使用言語: 日本語
主 催:一般社団法人ピリカ
共 催:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)
後 援:独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)アジア経済研究所、国政協力機構(JICA)、(申請中)環境省、科学技術振興機構(JST)