驚くほど強い髪の強度?
お風呂に入った後濡れた髪は必ず乾かしてください。
髪の毛の強さってどれくらいだと思います?
強さ。今回は引っ張り強さについて。
髪の構造は、ご存知、キューティクル、コルテックス、メデュラの3構造
太巻きに似てますね。
海苔がキューティクル
ご飯がコルテックス
かんぴょうがメデュラ
髪の毛1本には、細いタンパク質の繊維が無数に集まっていて、意外と強度があります。
引っ張って切るためには、約150gの力が必要で、髪の毛10本の束で1.5kg、1,000本の束なら150kgの力が掛からないと切れない計算になります。
日本人には、およそ10万本の毛髪があるといわれているため、ひとり分の毛髪の束には15t、つまり普通自動車10台分を引っ張るくらいの強度があるのです。
そう聞くと、毛髪の意外な強さを実感できるのではないでしょうか。
うそだーーーー!とゆうかたは、
ご自分の髪に車を繋げて引っ張ってみられてもいいかも。。。冗談ですよ🤭
ところが。。。
ここまでの話は、毛髪が乾いた状態に限ってのこと。
ドライな状態のときには、たった10本の束で1.5リットルのペットボトルを持ち上げられる髪の毛も、ひとたびウェットな状態になると強度は急低下します。
水によって髪の毛内部の結合の一部分が切れると、「降伏応力(毛髪を引っ張って離したときに、元の状態の長さまで戻ることができる最大の力)」がドライ時のおよそ40%に減ってしまうのです。
つまり、髪の毛は濡れているときが最も弱い状態。
そこで、髪を洗った後、しっかり乾かさずに寝てしまうのはNGです。タオルドライ後は、できるだけ早く乾かしましょう。
そんな毎日の少しの習慣で、人から見られる印象が大きく変わるんですよ。
髪の美しさは、習慣がにじみ出ますからね。
髪にいいとされる食物のピラミッド載せておきますね。
参考までに。