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天徳山 金剛寺

令和6年10月分 金剛寺住職法話集

2024.09.30 20:42

【住職の法話。考え方を少し変えるだけで、苦しい人生が、楽しい人生に】

毎月1日の投稿法話は、SNSを扱えない人達(檀家老人など)の為に、過去に投稿した法話を抜粋して、それをコピーし、配布しているものです。知人社長には、社員にコピーして配布している会社も。よって、少々長くなっておりますので、鬱陶しいと思われる読者さんは、どうぞ「スルー」して下さいませ。

【はじめに】

先日、社会の理不尽にもまれ、落胆の檀家20代若者に「10月5日は、達磨大師のご命日。武者小路実篤さんが『桃栗三年柿八年、達磨は九年、俺一生(桃栗柿は、その年数で実を結ぶ。達磨は、面壁九年で悟りを。が、俺は)』なる言葉を。世間の人は無責任に文句、否定、誹謗中傷を。言うだけ言うて、誰も助けてはくれん。自分を助けてくれるは、自分しかいない。自分を助けられる力を自分で付けな。じゃないと、人を頼ってばかりいる人間を、人はいつまでも助けてはくれないよ」と。


【1日の投稿法話の本文に入ります】


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檀家の仏壇参りに伺うと、その家の人が「住職は『ツチノコ』って、本当にいると思いますか」と唐突に。「何よ、どうしたの」と聞き返すと「いや、住職が時折『迷信は、解明されたら、迷信ではなくなる』と言ってるから、どうなのかな、と思って」と。対し拙僧「50センチ程の蛇が、大きな鼠を飲み込んだ直後に、偶々人に見られた、が伝説の始まりかも」と答えると「また、そんな夢のない事を」と。「ですよね。山奥にしても、深海にしても、宇宙にしても、未確認物体(人間が『ある』と信じているもの)が存在していると思うから『ワクワク、ドキドキ、好奇心、元気、健康』がもらえるんだもんね。そう考えたら、人間が夢見る『世界平和の実現』というのも、そうなのかもしれないよね。『人間の世界から、欲、が消える事はない。1人の人間の誕生と共に、1つの欲もまた、同時に誕生を。自分の欲を満たす為には、相手の欲を抑え付けるしかない。抑え付けたら自ずと、そこに争いが起こる。石川五右衛門さんが辞世で言った、浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ、は、正論中の正論、真理中の真理にて』などと言っていたら、お先真っ暗ですもんな。人間には『折り合う』という心があるから、それを根付かせるしかないですよね」と、その檀家さんに。

続けて、この檀家さんに「折り合う、と言えばくさ、今年、パリでは五輪が。1889年の第4回パリ万博の時に、エッフェル塔(312メートル)が建てられましたが、その時に『著しくパリの景観を損なうじゃろ』と猛反対したが、フランスの自然主義作家のモーパッサン。彼はパリで唯一、この塔を見らずにすむ場所として、度々1階のレストランに足を運んだそうだね。この時に『エッフェル塔が嫌な奴は、エッフェル塔に行け』という諺までもが産まれたとの事。でもくさ、本当に嫌いだったら、そんなに度々、エッフェル塔に足を運ぶ事はないですわな。恐らく『馬には乗ってみよ、人には添うてみよ』で、最初は嫌っていたのかも知れないが、エッフェル塔に足を運んでいる内に「満更でもないやんけ』という気持ちに変わっていったのかも」と。更に拙僧「自分の心と折り合いを付けられたら、案外に何でも、受け入れる事が出来ますもんな。実際問題、この世に『これ、正解』はないですもんね。今の自分にとって『正解か、否か』というだけで。今この時点で『正解』と思っている事も、知識、知恵、経験が増していくに連れ、自ずとその正解も変化をしていきます。だからこそ、その時の感情で人を否定、批判しちゃならんのだよね。特に、大人(親)が子供に対し、自分の考えを押し付けるは、愚の骨頂。『子供叱るな、来た道じゃ。年寄り笑うな、行く道じゃ』ですばい。因みに、東京タワー(333メートル)は『エッフェル塔よりも高い物を』と、張り合って作られたという話ですよ」と。

最後に、この檀家さんが「ところで住職、パリ五輪といえば開会式での『マリーアントワネット(自分の頭部を手に持って立つ女性の姿)』ですが、衝撃的でしたよね。それについてのご意見を」と。対し、拙僧「まあ、何でもがそうだが、人がそうする(そう動く)からには、第三者にはわからない、そうする(そう動く)だけの理由があるはず。フランスがどういう意図(目論見)があって、あの様な催し物を出したのかはわからないが、国内でも『こんな催し物を出すのか』と賛否両論、もめにもめたと思うよ。ある程度の批判を受けるは、百も承知だったと思うよ。恐らく、開会式を見ていた人達の多くは『誰、この女性』と一斉に『パリ五輪、開会式、首無し女性』でググったんじゃないかな。彼女の事を知らない若い世代の人達の間では、あの映像で、彼女は一気に超有名人に。フランス革命(ルイ16世)を説明しようとすれば、何時間も掛かるものを、あれ1発(マリーアントワネット)で、フランスの建国の歴史が全世界に知れ渡る事に」と。更に拙僧「フランス革命は、1789年7月14日に勃発した事により、この日(7月14日)がフランスの建国記念日に。この建国記念日に近い日に、五輪開会式があったので、その様な催し物を持ち出したのかな。『俺達はこの様な歴史を辿って、フランスという国を建国したんだ』と全世界にアピールを。歴史上の善悪は抜きにして、今ここにフランスという国が存在するは、歴史を担ってこられた人達がおればこそ、だもんね」「住職の言葉を借りて言うならば、マリーアントワネットさんの事を知らない人達にまで知れ渡る事で、彼女やフランス革命で他界された方々の供養にもなると、そういう事ですか。そう考えると、日本の靖国で祀られている人達も、同じ事が言えるのかな。ところで、靖国神社ですが、住職の位置付けは」と。「大戦後、朝鮮国もドイツも2分化され、お互いに歪み合いを。日本も大阪、名古屋辺りで壁を造られ、東西で2分化されていても、仕方がなかったはずだよね。が、実際にはそうはなっていない。恐らく、当時の誰かが懸命に阻止を。今この国の平和があるは、かの大戦で命を懸けて守ってくれた人達がおればこそ。『A級戦犯』なんていう呼び名は、戦勝国が付けたもの。他国がどう思おうと構わんが、せめて日本国民は。まあ、そんな思いかな。フランスが供養までも考えて、この催し物を出したかどうかは、わからないけどね。何にせよ、否定から入ったら、得るものはないよね」と拙僧、この檀家さんに。

更に、この檀家さんが拙僧に「話は少々変わるが、住職よ、自民党総裁選の時のポスターだが、あれはどう見ても、映画『アウトレージ』のポスターの完全パクリだぞ。あれってどうなんだ」と。対し、拙僧「それがくさ、拙僧周囲の狭い範疇だけどね、案外に若者達には評判がいいんだよな。このポスターで自民党の総裁選に、興味を持ったという若者の声も結構耳に入ってくるんだよ。若い人達の反応を見ると、満更失敗でもなさそうだよ。クソ面白くもない、インパクトも少ない、興味も抱かせないポスターよりは、マシ、でしょ。あのポスターを見て、歴代の総理をググって、以前に行われた政治を調べた若者も、何人かいたよ。あくまでも、拙僧周囲の狭い範疇の話ですが。今は、ググれる時代だもんね」と。するとこの檀家男性が「だけど、パクリは、パクリでしょ」と。「人間の世界は、過去の物をパクりながら、良い物を作り上げてきた歴史でしょ。パクリの何が悪いの。『0』から『1』を考え出す人は、そうはいませんよ。世に出てきた『1』を『2』や『3』に工夫していく事を悪いなんて言ってたら、何の進歩もないがな。何か昨今は『温故知新(古きを温ねて新しきを知る)』が死語になってる様な気がして。何をしたって、一定数の批判は集まるよ。文句言い、講釈言い、屁理屈言いは、次から次に生まれてくるんだから。やってみないと当たる(成功)か、当たらんかも、わからんでしょ。ほんと、否定から入ったら、得るものは少ないよ」「そういう解釈の仕方もあるのか、なるほどな」と、この檀家男性が。

【余談】

先日、他宗副住職さんが「年忌法要する理由を住職は檀家に、どの様に説明を」と。「例えば、拙僧には33歳になる娘がいて、今年の2月で初誕生を迎えた息子を育ててますが、その娘に『度々実家に里帰りが出来るは、父さんと母さんが生きている間だけだと思うよ。『子は鎹(かすがい)』と言うが、親もやはり『鎹』だよ。今はそれほど、その実感は。が、その時が来たら、この意味がわかってくるよ。兄ちゃんも、弟も、各々独自の家庭を持つからね。早い家だと3代先(孫の代)ではもう、付き合いがなくなってる。NHK の番組『ファミリーヒストリー』を見ていたらわかるだろ。戸籍は繋がるが、付き合いはなくなる。が、兄弟姉妹間が全くの疎遠になるは、旅立った親にとっては何とも寂しいから、時にはわが子供達が顔を合わせ、少しでも交流が出来る様にと、祖父母、父母の年忌法要(3回忌、7、13、25回忌 ◦◦◦ )が営まれていると、そう思った方がいいかな。勿論、本来の意味は、産んで育ててもらった事、命を流してもらった事への御礼報謝だが』と先日、娘に話を。講演会など『年忌法要をする意味は、なんですか』と問われた時には、この様な類似の話を。家族1人1人、各々人生は別ですが、唯一共通しているものといえば、先祖が同じという事だもんね。その軸(先祖)に1人1人が心を向ける事で、家族がばらけないで済んでいる。その先祖を蔑ろにしている家が昨今、何と多い事か。『命を繋いでくれた先祖への感謝』を形にしたものが『先祖供養』というもの。感謝の心を持たない者ばかりで形成されている家族では、そりゃ、自己中心の主張をまくし立て、最後には、ばらけますわな」と。


令和 6 年 10 月分  金剛寺住職 臨時法話


昨年の9月、10月、フランスで行われた世界ラグビーの時、日本に来ていた拙僧家内の妹の子供(22歳男性、英国人に嫁いで授かった)が、日本がアルゼンチンに負けた時、酷く落ち込んで「叔父さん(拙僧の事)、日本のラガーは、やっぱ、海外に出て、レベルの高いところで切磋琢磨しないと、世界で勝ち上がっていくは、難しいと思うよ」と。因みに、この甥(英国人)は、母親(妻の妹)が日本人なので、日本語がベラベラ。加えて、世界ランクに入る様な大学、大学院に通っていた(昨年卒業)ので、日本の難しい言葉もある程度は。

この甥(英国では、ラグビーの大ファン)に拙僧「今後は、日本もどんどんと、ラグビー選手が海外に出ていくと思うよ。日本ではまだまだラグビーは、野球やサッカーに比べ、メジャー(人気のある)なスポーツとは言い難いもんな。世界大会になると『にわかファン』が、そこら辺から何処からともなく湧いて出てくるが。今ではファンも安定してきた日本サッカー界も、浸透するまでには、かなりの時間が掛かったんだよね。ドーハの悲劇以降、世界大会に毎回出られる様になって、その都度、そこら辺から溢れ出てくる『にわかファン』が自然と根付き、中田英寿さんが世界に出て戦う様になってからは、日本サッカー界も大きく前進したかな。日本ラグビー界も恐らく、その道を辿る事になると思うよ」と。

すると、この甥が「そうなんだ」と。「ところで、プロ野球界の野茂英雄という人を、君は知ってるかい」「いや、知らない。英国では、野球はそんなに人気のあるスポーツではないもんね」「そうか。今では、野球界も、サッカー界も、日本は当然の様に海外組が出ているが、その門を開いた人が、この野茂英雄という人でね。ググってみな。この野茂さんが、大リーグに挑戦すると言った時、マスコミが色んな書き方をしてね。当時所属していた球団と年棒の事で折り合いがつかなかったからとか、自分勝手に大リーグ挑戦を決めたからとか、その記事を鵜呑みにした人達が、そこら中から湧き出てきて『講釈師、見てきた様な嘘を付き(物を言い)』の如く『自惚れるな。お前なんか、通用するもんか』と、本当の事(真実)は本人にしかわからないのに、言いたい放題に批判や誹謗中傷を。そりゃ、酷いもんだったよ。ところが、渡米1年目で結果を出した途端に、掌を返す様に『野茂、野茂』と、この国の人達は大騒ぎして応援を。今現在もこの流れの風潮は、全く変わってない様な気がするけどね。この事は君(甥)にとっても良い教訓になると思うよ。努力し、力を付け、結果を出せば、人の口(批判など)は自然と止まる、という事を」と。

続けて、この甥に「嘗て、プロ野球の落合博満さんという人が、年棒1億に拘った事があった。この時も随分、落合さんは世間から『そんなに欲深いか』と総スカンを。が、落合さんは『自分がこの1億の大台を、ここで越えておかなければ』と追随するこれからの選手の為に、頑張ったんだよね。1億円貰ったって、税金で6割から、7割持っていかれるから、欲深いとか、そういう問題じゃないんだけどね。そこからだよ、2億、3億の年棒が世に出てくるようになったのは。世界で言うならば、やっぱ、プロボクシングのモハメド•アリ(カシアス•クレイ)さんかな。この人の事は、知ってるかい」「名前だけは、知ってる」「そうか。この人の口(歯に衣着せぬ口)が、それまで低収入だった世界中のプロスポーツ選手の年棒を、一気に引き上げたんだよ。『ホラ吹きクレイ』と揶揄されようが、それにめげずに。だから、モハメド•アリさんに恩を感じているプロスポーツ選手は、時代が流れた今でも非常に多いそうだよ。誰かが口火を切らなきゃ、誰かが無理矢理に扉をこじ開けなきゃ、事は変わっていかないんだよな。前例のない事をやれば、大叩きを喰らうは、世の常だけどね。先駆者達(パイオニア達)の苦労は、並大抵のものではなかったと思うよ」と。

すると、この甥が「日本の明治維新も、それに似たところがあったんでしょ」と。「明治維新の事まで知ってるのかよ。君には、驚かされるな」「マミー(妻の妹)の影響で、日本の歴史は結構好きだよ」と。「平安時代の平清盛公から700年以上続いてきた武士の社会を、ひっくり返した大事件だもんな。が、その時、活躍したは20代、30代の若者達。人生経験が浅いから、怖いもの知らずだったから、出来たのかもしれないね。反対に年配者は人生経験が豊富だから、人間の怖さ、世の中の怖さを知っているから、恐れてなかなか大胆に動く事が出来ない。明治維新が成功したは、無鉄砲な若者達と、その若者達のはやる心を抑えてくれた勝海舟の様な年配者が、見事にマッチ出来たからかな。常に世の中を動かしてきたは、少数意見側の勇気ある行動だよ」と。

因みに、この甥(妻に妹の息子)は何度も日本に。数年前、博多駅から小倉駅まで新幹線で。その新幹線の中に財布とスマホを。東京駅に問い合わせると「届けられていますよ」と返答が。甥は『信じられない』という顔で「叔父さん、日本は凄いね。ロンドンだったら、絶対に戻ってこないよ」と。その甥が小学医の時、初めて日本に来た時、街中に嚙み終えたガムが、全く捨てられてないのを見て、驚いていましたね。

さて、最後になりますが、偶に檀家の若者達には拙僧、こんな話をする事があります。「真面目に一生懸命に取り組んでいたら、ある日突然目の前に、牡丹餅が『ボトン』と落ちてくる事がある。その落ちてきた牡丹餅に気付いて拾う者もあれば、気付かずに通り過ぎる者もある。『縁に出会って、縁に気付かず。縁に気付いても、その縁を活かせず』とはこの事かな。が、基本は、自らが作って棚の上に置いておかなければ、牡丹餅が落ちてくる事は絶対にない。努力をすれば、全て実るなんて事は、まず持ってない。世の中は競争社会だからね。だが、努力をしなければ、実る事はほとんどない。『果報は寝て待て』という言葉も同じ意味だよ。ただ、人との勝負には負けても、努力をした分だけの実り(力)は、自分の身には付いている。努力を嫌ってちゃ、10年経っても、今の自分だよ。いや、今の自分以下かもしれないね。『怠ける』という心が加わっているから」と。

【余談】

読者男性が「自民党総裁選ですが、住職は誰が適任と思われてますか」と。「どの候補者も味があって決め難いですが、自民党を変えたいという声が多い事を鑑みると、自民党内で人気のない石破さんにしてもらう、という手もあるんじゃないかな、と」「えっ、石破さんですか。自民党議員でありながら、後ろから自民党関係者に射撃してくる人ですよ」「だけど、トップになったら、もう、後ろからは狙えないよ。面と向かってお互いが、引き金を引く寸前の議論になるだろうから、自民党内のマンネリ化は多少、違ってくるんじゃないかな」「失敗したらどうするんですか」「流石に国を滅ぼす事はないでしょ。短命内閣は過去には何例も。やってみないとわからない事って、結構にありますよ」と。

続けて拙僧「毎回言いますが、否定から入ったら、得るものは少ないよ。と。すると、この読者男性が「ところで住職、田中真紀子さんが『孤独に耐えられ、日本の顔として明日から諸国を相手に、その激務を務められる総理の器は1人だけ。あとは使い物にならない』と言い切りましたよね」「その1人とは、前に官房長官をされた人でしょ。まあ、田中真紀子さんの意見は意見として、その辺は私達庶民には、わからないところですからね」と。更に拙僧「ところであなたは『花の慶次』という漫画を知ってますか。その中で、真田幸村公、直江兼続公、伊達政宗公、前田慶次公が温泉に入って『時が時なら、我々が天下を取れていた』と話をしているところに、豊臣秀吉公が入湯してきて『ほれ、わしは今、丸裸じゃ。今ならわしの命を奪って、天下が取れるぞ』と投げ掛けると皆、無言に。その時、秀吉公が『天下人は、天が決める事だ』と。この話は秀吉公の謙虚さを表した漫画の描写とはいえ『世相の流れに逆らう事は出来ん』を考えさせられる話と思いませんか。時に天は遊び心で、それに相応しくない人物に歴史の流れを委ねる事がある。豊臣家を滅ぼす役目として生まれてきた小早川秀秋公(秀吉公正室ねねの甥)もその1人かな。明治時代の教育者、森信三さんが『出会う人には、出会う様になっとる。それも、一瞬早くもなし、一瞬遅くもなし』という言葉を残されてるが、やってくる縁は、全てそうなのかもしれないね。それに気付いて、それを活かせるかどうかは、本人次第だけど」と拙僧、この男性読者に。

次回の投稿法話は、10月5日になります。添付の写真は、わが寺の達磨大師。