【感想】キッズレジリエンスレッスン
キッズアートセラピーやレジリエンスレッスンは対面の他、全国各地の子ども達がリモートで受講してくれるのですが、最近、10歳男児のお父さまから嬉しいご報告を頂きました!
メールのやり取りと頂いたご感想を紹介させて頂きますね。
非認知能力を調べていた所、先生の教室を知りました。
リモートで受講できるとありますが、
集中力のない息子が落ち着いて参加できるとは思えず、
関東圏なので旅行も兼ねてワークショップの参加を考えています。
今年のG.W前にこんなご相談を頂いたのがきっかけです。
私の方では、もちろんお越し頂くのも大丈夫ですし、
リモート体験も是非一度経験してみるのも良いのでは?と
ご提案はさせて頂きました。
悩まれていたご様子ではありましたが、すぐに
「一度リモートで体験をお願いします」
とのお返事で受講が始まりました。
体験でのご感想は
正直、最後まで集中して受講することはできないだろうと不安に思っていましたが、
親が出て行かなくても楽しそうに参加していたので驚きました。
先生が子どもの発言を否定せずしっかり聞いてくれて息子がどんどん自分の言葉で話しているのを見て、
こんなに色々なことを感じたり考えたりしているんだと知り成長を感じました。
息子がまた次のステップのレッスンも受けたいと言っています。
とのことで、
その後、継続してレジリエンスレッスンを受講してくれました。
毎回、お父様と情報を共有しながらご家庭と学校での出来事などを振り返り、
レジリエンスレッスンの学びを日常で活かせていることもわかりました。
例えば、「感情コントロール」
いつも、学校で我慢している自分に気づいたそうです。
今までは、イヤなことがあると真っ先に先生に助けを求めていたそうなのですが、
言い方を考えて
「それはイヤなことだから止めて欲しい」と感情的にならずに伝えることができたそうです。
そしてもう一つ
ご両親は息子さんの忘れ物が多いことが悩みの種だったそうですが、
いつも使っているホワイトボードに持ち物の記載があり、
(忘れないようにということで自分で持ち物ややることを書いていることがあるそうです)
今までにないくらい、自分からやることが増え、
「やりたくないこと(やらなければならないこと)」と
「やりたいこと(やらなくてもいいこと)」の
注力具合が変わって来ているそうです。
お父様はまだ十分とは言えないともおっしゃっていながらも、
「こんなに変わるものですかね?」と
半信半疑の中ではありましたがとても感激されているように見えました。
私は別の視点で嬉しかったことがあります。
私と彼の秘密の約束を守り合えたこと。
(秘密なので言えないのですが・・・2人で約束を決めました)
そして、
本当の想いを言葉に出すことができたこと。
本当は我慢なんてしたくないよ!
でもね、レジリエンス受けたでしょ?
そうした方がいいってこともあるでしょ?
これが、子どもの本当の気持ち。
子どもなんだし、無理しなくっていいんだけどね。
頭でわかっているけど、気持ちが納得できないこの状況・・・。
この繰り返しで私たちは心の回復力や忍耐力を育んでいるんですよね、きっと。
キッズレジリエンスレッスンは対面の他、オンラインでもご受講頂けます。
発達段階に合わせたプログラムをご用意していますので、
お子さんの成長に合わせてご活用ください。
子ども達の非認知能力を育む関わり方で重要なのは
動機付けのできるコーチング的な関わり方であることは調査からわかっています。
そしてもう一つ大切なことがあります。
様々な場所で研修をさせて頂き、お話する中で実感していることなのですが
「組織風土」の大切さです。
企業にはその企業の「企業風土」がありますね。
価値観や目標設定や行動指針は目には見えない部分ではありますが、
一人一人の心の持ち方に大きな影響を与えているのです。
子ども達がどんな組織で成長するのかも同じです。
それは、家庭だけでなく、
子ども園・学校・習い事・スポーツクラブ・友人のグループ・・・・。
様々な場所の価値観と経験が子どもの思考と心を作っていきます。
どんな組織で子育てしたいですか?
そして、将来、どんな人になってもらいたいですか?
共に考えられる人がいるって、心強い!
私はそんな風に思っています。
キッズレジリエンスレッスンのお申し込みは
メールフォーム からお願い致します。