転職が多い人材は採用しない
ベトナムでは、「転職は当たり前」、「離職率が高い」などよく言われる方がいらっしゃいますが、そんなことはありません。
IT業界において、特に多いのが給与Upのための転職です。
採用側にも問題があるのですが、現在日本が陥ってる問題と同じで、給与テーブルとスキルに大きな乖離ができております。
ベトナムにおいても、採用側がしっかりスキルの見極めができておらず、応募者の言い値で採用するケースが多々見られます。
ベトナムでは日本と違い、若い人材が沢山いるのため、最初から異様に高い給与のエンジニア、ITコミュニケーター、BSEを採用するより、
若い人材を採用し教育する方が安定したチーム作りができ、リスクを軽減することができます。
転職が多い人材の特徴として、1円でも高い給与をもらいたいお金の亡者、自己中心的でチームからはぶれた者、人の悪口ばかり話す性格が悪い者、
自己愛が強く自己否定ができない者など挙げられます。
以前のブログでもお話したように、ベトナム人は職場にも家族のような絆を求める傾向があります。そのため、Evil(悪魔)ような人が入ることでチームワークどころか、会社の名誉まで傷つけられてしまうこともあります。 SNS(ソーシャルメディア)でその人物の正体が不明な場合は要注意でしょう。
採用段階から、このような人材を採用しないためにもしっかりとその人物を見極め、社内カルチャーにフィットするかがとても重要になります。人事・総務の採用も同様です。
ベトナムは日本と違い、衝突が絶えない状況が実に多いのです。普段穏やかなベトナム人ですが、自己中心的で他者を牽制し合うこともよくあります。
日本の感覚がまったく通用しない点をしっかり理解しておくことが大事でしょう。 弊社は、そのようなベトナム特有の課題を数多く解決してきた経験があります。
今後もベトナムと日本が友好関係を維持するため、ノウハウを少しでもお伝えできればと考えております。