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NATURAL BORN HEROES

【超主観】おすすめトレイルランニング大会一覧。

2019.01.11 11:27

2013年から始めたトレイルランニング。ハマりはじめるまでに期間は掛からず、年間10以上のトレイルランニングレースに出場してきました。そんな渡邊がおすすめのトレイルランニング大会を、「超主観的」にご紹介していきたいと思っています。

※前提として「批判したい」レースなんて一つもなく、どれもこれも素晴らしい大会である、ということは一番始めに書き記しておきますね。
※国外大会には参加したことがありませんので、あくまで国内大会に限定されます。
※毎年アップデートしていく予定なので、2019年1月現在の渡邊の思い込みを記載します。
※紹介する順序はおすすめ順ではありません。



1. 日光国立公園マウンテンランニング大会

URL:https://www.nikkorun.com/

距離:31.34km(SUUNTO実測)

獲得標高:2,088m(SUUNTO実測)


【評価項目】
アクセス:★★★★☆
観光:★★★★★
景観(コース):★★★★☆
難易度(コース):★★★☆☆
エイド充実度:★★★☆☆
招待選手:★★★★★

フリーフォト:あり

温泉:近くにあり(大江戸温泉系の「日光霧降」が空いていて、景色もよく非常に良かったです)

オレ的「2018年ベストコース」はこの「日光国立公園マウンテンランニング大会」です。日光東照宮をスタート&ゴールとし、圧倒的な景観、1400段を越える天空回廊、どこまでも続くかのようなダウンヒル、渡河、その他様々な要素を30数キロという短い距離にふんだんに盛り込んだレースが本レースです。東照宮の参道を1000名あまりのランナーが一斉スタートする様は圧巻の一言。

また東京からのアクセスも最高です。電車でも自動車でも2時間前後。長野や山梨などと比べてアクセス手段が豊富で何より近い。近づくに連れて紅葉が深くなるのは非常にワクワクしました。

あえていうと、宿泊場所によっては、駐車場→シャトルバス→会場までに時間が掛かる可能性があり、僕はかなりギリギリになってしまいました(荷物を預けてトイレに行ったらスタート3分前!)。余裕を持っていただければ。

また主催している星野夫妻の人徳からか、上田瑠偉くんや松本大さん、望月将悟さん、女性ランナーでも吉住友里選手を筆頭に、ライバル・福島舞選手や矢田夕子選手など本当に豪華でした。入賞するにはなかなかハードルが高くなりますが、一流選手の走りを見たい!という方にとっては生唾もののレースと言えるでしょう。

レースレポートはこちら


2. スリーピークス八ヶ岳トレイル

URL: http://trail38.com/

距離:38km

獲得標高:2,700m


【評価項目】
アクセス:★★★☆☆
観光:★★★★☆
景観(コース):★★★★☆
難易度(コース):★★★★☆
エイド充実度:★★★★☆
招待選手:★★★★★

フリーフォト:あり

温泉:(忘却、すみません)

ここ3年ほど出場できていませんが、日光に出会うまでは間違いなくこのレンジ最高のレースと思ってました。今でももちろん最高。トレイルを始めた初期に、第一回開催の本大会に出場できたのは本当に幸運でした。

北丹沢(キタタン)を思い起こさせる絶望的な三ツ頭の上り、ピークからのガレた難易度の高い下り、中盤の折返しなど、短いながらも様々な試練と圧倒的な感動を与えてくれるのがスリーピークス。

何より本大会はボランティアを含めてスタッフがめちゃくちゃ暖かい、一体感がある。おしゃれなランナーも多いし、本当にテンションが高い。今年は久しぶりに出たいなぁ・・・最高の大会です。


3. 斑尾高原フォレストトレイル

URL: http://madarao.tv/forest-trails/

距離:45.84km(SUUNTO実測)

獲得標高:1,977m(SUUNTO実測)


【評価項目】
アクセス:★★☆☆☆
観光:★★★☆☆
景観(コース):★★★☆☆
難易度(コース):★★★☆☆
エイド充実度:★★★★☆
招待選手:★★☆☆☆

フリーフォト:あり

温泉:あり(斑尾高原ホテル内の温泉が利用可能、ただしボリュームゾーンに当たるとめちゃくちゃ混雑する可能性あり)


上記の評価項目だとうまく評価できないのですが、僕が最もリピートしているレースがこの斑尾高原です。レジェンド石川弘樹プロデュースによる「元祖走れるトレイル」は未だ健在です。コース難易度は高くはないですが、とにかく前半20kmは走りに走れまくれ、斑尾山ではガッツリ登りも経験でき、その後の袴岳や毛無山では根性を試される、トレイルの楽しさが詰まった人気レースです。もう大好き。

本レースのポイントはレースそのものも最高なんですが、前夜祭にあります。レース参加者全員が参加できる前夜祭はまさに「炭水化物祭り」で、焼きそばやパスタなどが食べ放題。さすがは石川さん、レースだけでなく周辺環境まで含めてトータルプロデュースしてくれています。

宿泊は会場まで歩いていけちゃう「斑尾高原ホテル」がおすすめです。


4. 比叡山 International Trail Run

URL: https://www.mt-hiei.com/

距離:50km、50mile

獲得標高:3,700m(50km)、5,000(50mile)


【評価項目】

アクセス:★★☆☆☆
観光:★★★★★
景観(コース):★★★★☆
難易度(コース):★★★★★
エイド充実度:★★★★☆
招待選手:★★★☆☆
フリーフォト:なし
温泉:あり


難関レースです。激しいアップダウン、熱さ、厳しい制限時間。これぞ鏑木毅、というような困難のサラダボウルみたいなレースです。本当に厳しい思い出しかない笑

しかしながら比叡山延暦寺を中心としたコース設計は歴史の重みを感じられ、なんだか試練をすごくポジティブに受け取ることができるから不思議。とはいえやっぱりめちゃくちゃきついです笑

50km、50マイル両方チャレンジしていますが、50マイルは跳ね返されてます、未だ完走は果たせず。2019年は50マイルにエントリーしたので、リベンジかます予定です。ある程度走り込みができて、満を持して挑戦すると、得るものが大きいレースだと思います。

レース後もう一日京都に宿泊すれば、もちろん観光も楽しめるので、お金はかかるけれどおすすめのレースです。


5. 志賀高原マウンテントレイル

URL: http://www.nature-scene.net/smt/

距離:39.41km

獲得標高:1,728m


【評価項目】

アクセス:★★☆☆☆
観光:★★☆☆☆
景観(コース):★★★★☆
難易度(コース):★★★★★
エイド充実度:★★★
招待選手:★★★☆☆
フリーフォト:あり
温泉:あり

ロッキンベア、NOZAWA TRAIL FES、モントレイル戸隠マウンテントレイルなど、ナイチャーシーンが運営するレースは複数参加しましたが、一番「ホンモノ」感があったのが「志賀高原」です。東京近郊の山では味わえないスリルが味わえます。

数値上は獲得標高もたいしたことないのですが、コースの難易度は非常に高い。足首まで埋まるような沼化した水たまり、傾斜のきついシングルトラック、からのロードの長い下りなど、いろいろ試されるレースです。上位互換は同じくネイチャーシーンの「志賀高原エクストリームトレイル」ですね。「山」を感じたいヒトはぜひ参加してみてください。


6. TOKYO 八峰マウンテントレイル

URL: http://tokyo-8mine-trail.org/

距離:34.07km

獲得標高:1,978m

【評価項目】

アクセス:★★★☆☆
観光:★☆☆☆☆
景観(コース):★★☆☆☆
難易度(コース):★★★☆☆
エイド充実度:★★★☆☆
招待選手:★★★☆☆
フリーフォト:なし
温泉:あり

僕のホームコースである高尾山塊を中心に展開される、年度末の「締めレース」。ゲストに鏑木さんが参加することもあり、大変人気のレースです。夕やけ小やけふれあいの里をスタートし、醍醐丸から和田峠、陣馬山から高尾主稜を小仏城山まで行き、大垂水峠から南高尾エリアへ展開する本レースは景観などはほぼないものの、この時期にしては珍しい30kmオーバーレンジ。年末の締めレースに最適です。

レースレポートはこちら。