ルデュック版アーバンの値段が3倍も違う件
2019.01.12 22:29
アーバン金管教本と言えばとりあえずトランペット奏者のほとんどは名前を知ってるほどの有名な教則本です。版権がとっくに切れているのでいろんな出版社から出ていて、日本だと全音版が最も一般的です。数年前に全音版はリニューアルされて、より使い勝手がよくなりました(それに伴って分散、消滅したカテゴリーはあるのですが)。
で、この記事のトップに掲載しているのもアーバンなのですがルデュックという出版社から出ているアーバン(写真のは2巻)。音大生のときに大学の図書館で発見して中身を見たら全音版と若干掲載しているものが違う。
中でもこの2巻の冒頭にある「140の独立したフィンガリングのための練習曲」(...英語を直訳したので合ってるのかな?)というのが非常に使い勝手がよくて、コピーしてその部分だけ使ってすでに20年。いたるところが破れ、いよいよ古文書のようになってきたし、そもそも大元を持たずにコピーを使うって良くないとずっと思っていたのでヤマハに買いに言ったんです。
そしたら、
え、えええええ!
なにこれこんな高いの?!
いや、でもそんなはずないと思ってたんだけど。
というのもヤマハに行く前にamazonで価格を調べていたんです。アマゾンだと、
何この差。3冊買えるじゃん。もう迷わずヤマハの店舗内でamazonポチー。
ルデュック版は3巻に分かれていて、1巻と3巻はヤマハとamazonではほぼ同じ価格でした。なぜ2巻だけ...。両者とも輸入だし。
大人の事情はよくわかりませんが、同じ商品でここまで金額が離れてしまうと、今後も楽譜を購入する際にはいろいろ調べる必要がありそうですね。とくに輸入モノは。
荻原明(おぎわらあきら)