何よりも、我が子を感じとる力を。
おはようございます。
久しぶりの記事になってしまいました。
たくさんの赤ちゃんやお母さんに出会い、
ご縁をいただいていることをとてもありがたく、喜びを感じています。
また、ソライロノタネの大切にしていることをご理解いただき、実践していただいていることにも心より感謝申し上げます。
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うなっている赤ちゃん。
何かいきんでいる赤ちゃん。
体をぴんと張って泣いている赤ちゃん。
どの子もサインをだしてくれています。
それを受け取れるかどうか?
言葉はなくても、
目に見えるサインはなくても、
見て、触れて感じ取れる人間でありたい。
感じることはコミュニケーションの上で一番大切です。
相手の表情だけでなく、距離や触れたときの温かさやこわばり、緊張を感じ、波動を感じます。
赤ちゃんは素直で、
感じて受けとれば
安心して力を抜いてくれます。
分からないときはわからないけど、
こうかな?ああかな?と試行錯誤することが、相手を感じようとすること。
赤ちゃんにはちゃんと伝わります。
すぐに答えを出したくなり、
やり方にこだわり、
目に見えるはっきりしたものだけに力を入れることは違います。
そうすると、
答えのある情報ばかりを気にして自分で導きだす考えがもてず、常に不安になりがちです。
もちろん、やり方は必要であり、
基本に忠実にすることで確かな技術がつき、
個性があとからついてくると考えています。
でも、先行してしまってはいけない。
感じること。
これを大切にしたい。
それが一番大切だと思うのです。
月齢が小さい赤ちゃんほど、
感じて触れるとすぐ反応してくれます。
そっと手をおいて感じる時間。
触れる時間のあと、お母さんやお父さんはびっくりされます。
『こんなに楽そうに抱かれていることがありませんでした。しんどかったね。』と。
お母さんやお父さんが悪いわけではなく、みんなそんな大切なことを教えてもらえる機会がないのです。
私もそうでした。
だから、気づいたときから意識をしていただければ嬉しい。
皆さんに伝えたいこと。
それは、触れて感じること。
やり方はその後でもいい。
触れることの喜びや楽しさを知ってもらいたい、と私自身が感じ取れる人になるよう意識する毎日です。