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【川辺Pが行く】ボウタカ旅 in スイス 第3話「競技場・帰国編」

2024.10.09 02:12

ついに最終回です!


旅の終わりが近づくにつれて、どんどん帰りたくなくなってきました。

スイスで過ごした最後の6日間になります。

最後までお楽しみください。


Day.5


5日目はかなり疲れていて、起きたら11時でした。。。


遅めのお昼ご飯を食べて一回部屋に戻り、休憩しつつ作業して、16時半に競技場へ向かいました。


まだスタートまで2時間以上もあるのに、すでに多くの人がいました。

スタンドの周りには、ご飯屋さんやスポンサー企業の出し物が軒を連ねていました。


とりあえず一周してから、プレスルームへいき、水をもらいました。

バナナとかりんごもあったので後で全部食べてやろうと思います。


プレスオフィスの中に、メディア席の座席表が貼ってあって見てみると、なんと「boutaka channel」の文字が!


隣には、スウェーデンNo.1の新聞社などがいるなか、ついに世界進出です。

座席表を確認したので席に行ってみました。


CISモニターという情報を確認するモニターがあったり、机とコンセントが完備されていたり、フィニッシュラインのほぼ真上という最高の条件だったのですが、唯一不満を言うなら、とっっても狭いんです。

今この文章を書いているときは隣の人が来てないのでいいのですが、ほんとに狭いです。

たぶん普通の席に無理やり机をおいているからこうなっていると思うのですが、狭いです。


まあそれは置いておいて、開始までしばらくバナナを食べて待つことにします。


最初は、地元選手が多く出るB決勝です。

チケットは完売しているそうですが、まださすがに埋まってないですね。

でもみんな風船やカウベルを使って、地元選手を応援し大盛りあがりです。


子どもたちの競技もあります。

5×80mっていうすごいいい感じのリレーです。


だんだん人が集まって来て、大声援とともに女子の400mが始まりました。


リアルタイムでモニターに速度・残りの距離・順位が表示されます。

めっちゃハイテクですね。

ダイヤモンドリーグ女子砲丸投げが始まりました!


恥ずかしながら、shot putというのをここで初めて知りました。


誰かの表彰(選手じゃなくてスポンサーとか?)をやっていますが、全部フランス語なのでわかりません。

とりあえず拍手しておきます。


競技のテンポは、日本よりも少し早いかなって感じです。

競技は漏らさず見たいけど、トイレにも行きたい人がいたらちょっときついかもしれません。


音楽とアナウンスがとにかくすごいです。

正直耳栓したいくらいすっごい音量です。


僕の前の席でスイスのメディアがラジオを録音していますが、何も聞こえません。

そのくらい音楽がすごいです。


司会者がずっと喋っていて、積極的に「タッタッタッ」といって手拍子を観客にさせます。

男子400mにはパリ五輪銀のハドソン・スミスが、女子走高跳にはパリ五輪で2m10cmを跳んだ世界記録保持者のマフチフが出場します。


激アツです。


男子800mではパリ五輪で金を取ったワンヨニが優勝し、今季世界最高の1.41.11が出ました!!


大興奮です!!

まじで速かった!!


このあと、めっちゃいい思い出話ができました。


トイレに行こうと思って、荷物も持たずにカードだけぶら下げて歩いていたんです。

格好はheadwindのTシャツにジャージのズボンとどちらかというとスポーツウェアでした。


そしたら、サブトラの前で出待ちしていた少年にノートとペンを渡されてサインを求められました。


ごめんな少年。

僕は選手じゃなくてメディアなんだ。。。


さて、男子走幅跳が行われているんですが、ほんとに毎度毎度拍手です。

競技場全体がものすごい音と歓声に包まれます。


ほんとに静かな瞬間はありません


同時に行われていた男子1500mでは、パリ五輪4位で、今季世界最高記録保持者のヤコブが大会新で優勝しました。


会場は、静まりを知りません!

静かになるのに時間がかかるため、トラック種目は結構大変そうです笑


女子走高跳・男子走幅跳・男子やり投げ・トラック種目が同時に行われ、どれも見逃したくないのですごく忙しいです笑


女子3000mでは、みんなが立って座ってを繰り返すウェーブを起こし盛り上げます。3000mは結構時間長いのにずっとウェーブです笑


そんな中、男子やり投げも競技が始まり、日本からはディーン元気選手が出場します!

一投目からSBを更新し3位につけます。

大興奮です。


男子110mHでは、パリ五輪メダリスト全員が出場し、3位だったブロードベルが勝ちました!!

ハードルの設置撤去にはゴルフカートを使っています笑


女子走高跳を見ると、マフチフが1m99cmを余裕でクリアしていました。

生で見ると凄さが際立つ。。。


走幅跳では地元選手が2位で最後の跳躍に挑みましたが、ファールで惜しくも逆転ならず。

すると、3位の選手が見事一位に躍り出ました。


大歓声です。

ほんとにスキマ時間がなくて、一瞬です。


無事に試合が終わりまして、最後にプレスルームに行きました。

すると、お世話になったドミニクがパンとチーズをくれました。


これが結構美味しかったです。

その後バスでホテルへ戻り、日本から持ってきて大事なときに食べようと思っていたどん兵衛を食べました。


これでとりあえず3日間に渡るメディア活動終了です。

ほんとに貴重な経験をさせて頂きました。

振り返るとほんとに一瞬でした。


Day.6~10

今日はついに計5日間滞在したローザンヌを去ります。

振り返ると、着いた時はほんとに不安でいっぱいでしたが、あっという間にその時は過ぎ去り、最高の経験をし、気づいたらカタコトですがすぐに英語が出て、無意識にmerciと言えるようになってました。


ずっとこっちで仕事していたいですね。


さあ、ここから観光編スタートです!!

長くダラダラ書くとただの旅行ブログになっちゃうので、サクッと紹介します。


ローザンヌを出て最初に向かったのはツェルマットです。

かの有名なマッターホルンの麓町みたいな場所です。

日本人も多い観光地で、久々に日本語を聞きました。

展望台に登ったり、公園でスイス人の少年たちと戯れたり、楽しく過ごしました。

ここには2日間ほど滞在しました。


ちなみに、ホテルの枕がちゃんとマッターホルンになっていました。

流石スイスですね笑

その後、最終目的地のジュネーブへ移動しました。

1日のみの滞在だったので、噴水みたり、国連に行ったり、お土産買ったりですぐ終わってしまいました。

そしてついにスイス最終日です。

まずはジュネーブ国際空港に向かいます。


ここから、1時間ほどかけて国内線でチューリヒ国際空港へ向かい、そこからまた成田まで14時間フライトです。

行きは、上から行ったのですが、帰りはインドやタイを通る下からのルートです。


気付いたら地球一周してました。


さて、いかがだったでしょうか??


約10日間に渡る大冒険を、無事に終わらせられました。

今回、このような貴重な機会を与えていただいて本当に感謝でいっぱいです。


本場のストリート棒高跳を見たので、今度は日本でそれをやるためにこの経験を活かしながら頑張りたいと思います!


さいこうだったぜ!