センター建て替えは白紙にもどすべき
記憶は薄れかかっていますが、今から50年前(1970年)大阪の千里丘陵(現在の万博公園)で開かれた日本万国博覧会のテーマは「人類の進歩と調和」でした。
しかし万博自体がアジアへの新しい経済的侵略を切り開くものであるとの思いで開催日の3月15日多くの人たちと共に稲垣浩は北大阪急行万国博中央口広場前で座り込み、その後警察官に排除されたことを覚えています。
それから50年後の2025年4月13日から大阪市の夢洲で開催予定の略称「大阪・関西万博」。そのテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」だとさ。
センターのシャッター前で生活している人たちの強制排除をもくろみ、8年前には花園公園で生活している釜ヶ崎の労働者を強制排除した現大阪府知事の吉村洋文氏(大阪維新の会)。どの口で「いのち輝く未来」と言うのか。アホらしくて開いた口がふさがらないとはこのことを言うのでしょう。
釜ヶ崎労働者の生命にかかわる強制排除をして、いったいだれのいのちを輝かせようとしているのですか。そんなおためごかしは通用しませんよ、吉村洋文さん。ええかげん、釜ヶ崎労働者排除の考えを改めませんか。
釜ヶ崎の労働者は建設現場で危険な仕事、しんどい仕事、汚れる仕事を一手に引き受け、働き続けている労働者です。このことを吉村洋文氏は肝に銘じるべきです。ならば強制排除なんてできないはず。
釜ヶ崎労働者の唯一の居場所、センターの建て替えは白紙に戻すべきです。そうすれば差別なく等しく法の下の平等「いのち輝く未来社会のデザイン」を描くことができます。
10月10日(木)午後3時
星野リゾート新今宮に抗議と要請
花咲かじいさんの花壇
10月2日(水)夕方、花壇を巡るアクシデントがあったようですが、花咲かじいさんは変わりなく花壇の手入れに励んでおられます。
道行く労働者も楽しみにしていた彼岸花は満開となりました。顔見知りの年配の労働者から「あれは何の花?」と聞かれたのは白い彼岸花。ウネはきれいに整えられ、網のフェンスに並行に一直線にタマスダレが植えられています。黄色い花の咲くタマスダレもありました。
花壇に菜の花の種がまかれ、遮光防寒ネットで覆っておられましたが「今朝来たら、半分くらいめくられていたわ。イタチのいたずらにやられた」と笑いながら教えてくれました。
ノースボールは花壇に、キンセンカと早咲き菜の花は育苗ポットに種まきされていました。萩、キバナコスモスも満開です。「花はいいねぇ」と若い労働者から声をかけられました。
大阪市がやっと花壇として認めた花咲かじいさんの花壇。私たちが水道をつけるよう要求しているにもかかわらずいまだに設置されていません。どうしてでしょうか。
キンセンカの種まき
菜の花の種まき
タマスダレ
ヒガンバナ
今後の予定
センターはこの街の宝です
10月10日(木)午後3時
星野リゾート新今宮抗議と要請
10月26日(土)午後3時
三角公園 「センターつぶすな」集会・デモ
11月8日(金)午後4時
コスモス(株)新件第5回調査
2024年10月7日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
大阪市西成区萩之茶屋2‐5‐23 釜ヶ崎解放会館1階
電話(6631)7460
ファックス(6631)7490
釜合労のホームページhttps://www.kamagourou.com
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