新築することになりました
先日、リフォームコンパス東京表参道店にI様が奥様お一人でご来店くださいました。
事前に暮らしの診断シートからお問合せを下さっておりましたが、
お返事を差し上げるとすぐにご予約・ご来店くださった形でしたので、
まずは詳しくお話を伺わせていただきました。
I様のご計画は現在住まれているご自宅ではなく、
同じ区内にあるご主人様の叔母様のお家、築50年の木造住宅でした。
親族が2人で叔母様の後見人になっておられ、叔母様の家を二世帯住宅にして面倒を見るというお考えとのことでした。
また、現在のお住まい自体も売却等の予定はなく、また残債もあるとのことでしたし、
叔母様が将来的に施設に入られた場合などは、そこを賃貸として介護や施設の資金にできればということで、
リフォームが決定している訳ではなく、様々な選択肢の中の一つとして検討されていらっしゃるとのお話でした。
大規模なリフォームの場合、I様のように必ずしもリフォームするとは限らない、というケースも少なからず存在します。
建て替えて新築することや、売却して別のところに移転される方法など、
複数の選択肢があることも多いのです。
ただし、売却の場合には不動産屋さんに査定をしてもらえばおおよその検討はつきますし、
新築する場合には、坪単価等の情報である程度の見当をつけることができる場合もありますが、
リフォームに関しては、現在のお家の状態や周辺の状況、そして何よりも施工範囲とその内容によって金額が決まるため、
実際にプランニングや見積りをしてもらわないことには、
金額以上に以上にどういった事ができるのか、ということすら分からなかったりします。
そういう意味では、選択肢の中にリフォームが含まれている場合には、
まずはリフォームの検討から始めらる事が必要になるのです。
I様にはそういったお話をさせていただきつつ、4社の案内をさせていただき、
翌日に紹介のご依頼をいただくことができました。
2ヶ月ほど経過した頃に、I様からは結果的に新築で進められるというご連絡がありました。
ご計画建物が古かったこともあり、ご希望の内容的には新築の方が適していたのかもしれません。
ただ今後のことも含めてじっくりとご検討いただけたのではないかと思います。
I様、ご来店いただきありがとうございました。
Kousuke Kitamura