切り紙でつくる たてもの紋様帖ワークショップ
冬のイベントは天気が心配ですが
しっかり青空の週末。
面白そうなワークショップを発見して、参加しました。
まず、場所が背中を押した。
去年cafe併設でリニューアルオープンした旧永山邸。
cafeも気になりますが。
やっぱり古い建物にわくわく。
今回は和室にて、ワークショップ。
たくさんの本が並んでいます。
どれもこれも気になる。
たてもの文様とは、なんぞや。
本日の講師、下中菜穂先生の話を聞く。
といってもすごく気さくで、粋な語り口に引き込まれます。
実例たっぷりで、そのあとさっそく 建物内で、文様採集開始。
ただ建物を見ていた今までと違う着眼点。
どんな文様を見つけられるかな。
大人が多い(笑)
しかも只者じゃないオーラが漂ってます。
窓ガラスの格子だって立派な文様。
個人的にツボな金物。
「OK」って(笑)
照明器具そのものじゃなく、金物の文様。
欄間にも文様。
これはもう、うっとり。
机にも、文様発見。
わいわい、と文様探しは続く。
照明器具より、天井の文様が気になりだす。
何気に見ていたものを、じっくり見るようになった。
ドアノブの鍵穴だって、可愛く思える。
次は、紋切りでウォームアップ。
江戸時代の遊びで、紙を折って型紙どおりに切る。
誰にでも美しい紋が切れる。
この型紙を「紋切り型」というのだそう。
ただの色紙じゃなく、和紙なので裏が白くない。
色合いもちょっとちがう。
いよいよ本番。
文様を選んで、レイアウトを考える。
貼って切る、というシンプルな作業。
自分は撮れないので友人の作業をパチリ。
ふむふむ、と開きながら満足しているもよう。
切り終わった作品をライトアップ。
漆喰の白い壁が、引き立たせてくれます。
うっとりするような作品が次々仕上がってきます。
つくるのも楽しいけど、見るのも楽しい。
重なり合って、また、影も違う姿に変化する。
見飽きる事なく、シンプルな技に、文様に見惚れる。
配置、紙、色、組み合わせは無限大。
たっぷり満喫して、仕上げはナガヤマパフェ。
この場所で、この時期に、これを体験できた。
意味を考えてしまう、平成最後の正月。
紋切り、興味のある方は是非こちらもご覧ください。↓