板橋区立中央図書館へ♪
10月6日(日)はせっかく都内に出たのでダイバーシティイベントから図書館へのはしごを♪
こちらの書籍の中で特集されていた公園の中にある図書館「板橋区立中央図書館」へ。
こちらはおーい図書館のオープンチャットで教えていただいた、
ライブラリー·リソース·ガイド2023年夏号の『図書館×公園』に掲載されていた記事を読んでいたら、何となくピン!と来て『行くしかない!』と思い立ちました。
「板橋区立中央図書館の整備プロセスについて」の記事が興味深く、
住民説明など丁寧に行い、緑や景観を生かすランドスケープの視点で
建てられていて最近よく耳にする「Park‐PFI」とはまた違った形で進められたようです。
(Park‐PFIに抗うもとになったのは市民ボランティアだったよう)
ちょうど、前回のおーい図書館の定例会でも図書館整備に関して市民の声を届けるための場(例えば図書館協議会のようなもの)があったら…という話題が出ていました。 板橋区にはもともと図書館サポーター制度があり100名ほどいらっしゃったようです。
こちらの図書館整備にもいろいろな意見を届けたり、また、図書館が出来てから図書館サポーターの方たちが中心になってイベントを企画・運営されたりとまさに図書館や公園が住民によって運営されているようです。
このように「図書館サポーター制度」というボランティアでも、市民が図書館の運営に関わる方法もあるのかも?と光が見えた気がしました。
※Park‐PFI(公募設置管理制度)
都市公園の利便性や魅力の向上を目的として、民間業者が公園施設の設置や管理を行う制度。
面積はそんなに広くない公園の中に建つ公共図書館。
外の空間と中の空間がきちんと住民の動線に繋がっている感じがしました。
館内もすっきりとした印象で、1階にある
日曜日という事もあるけれど、外も中も人がたくさんいて、活気のある公園と図書館でした。
書籍で見ているより、もっと公園で。
最寄りの上板橋駅周辺もなんとなく松戸と似ている雰囲気でした。
図書館を『ハコモノ』としてでなく、公共の『居場所』として公園とつなげると
こんな感じなんだ〜と改めて感動しました。
私は本は好きだし読むのは好きだけど、だから図書館!というわけではなくて。
私にとって欲しいのは何もしなくてもぼーっと過ごせる居場所なのかもしれません。
今日は新宿中央公園と板橋区立中央図書館のある平和公園のはしご。
足は痛くなったけど、心は軽くなりました。
こちらもまた、おーい図書館の皆さんとゆっくり見学したいです。
(富田)