雨と霧と泥まみれの富士山麓トレイルラン2024~後編~
昨日のつづき。往路約11キロから復路の険しい急登をゼイゼイしながら登ること約30分。雨足は一段と強くなり、トレイルはドロドロになってきて、トレランシューズでもズルズルとすべって登れない箇所もあったものの、一つ目のピーク「三湖台」になんとか到着。
「三湖台」とは、西湖・精進湖・本栖湖がいっぺんに眺められることから「三湖台」という名称がついているそうで、富士山も樹海も眺められる上に、車で登れる紅葉台からは15分と人気の場所とのこと。
だがしかし、それはあくまでも「晴れていれば」という前提で、昨年は展望デッキから樹海を見渡せたのに、今年はすべて霧の中。こちら👇のコラージュ写真は上が昨年、下が今年です(^^;
ここは森の中ではないので、降りしきる雨が容赦なくTシャツを濡らし、指先が冷たくなってきたので、長居はせずそのまま通過して先を急ぎました。ここから登り下りを繰り返しながら、往路でも通過した最後のピーク「五湖台」を目指しますが、途中下りで泥に足を滑らせ右足を負傷。泥だらけで傷が深いのか浅いのかわからないし、途中リタイアして途中から下山することもできないので、ともかくこのままゴールを目指すことに。幸いにも傷口がヒリヒリとするも、ズキズキした痛みはないので、前後でズルズル滑ってるランナーと声をかけあいながら歩いて走って、ラスト3.5キロの標示を横目に相変わらず霧の中の「五湖台」を通過。
ここからはもう下りだけと思ってたんですが、復路は往路と箇所ヶ所分岐で別れ、小さな丘を登って下るを繰り返し、予想外に体力を消耗。そして、全身びしょぬれで寒い!最後の力を振り絞って、結果昨年より10分ちょっと遅い3時間10分でゴール。丸子アルプストレイルランのエントリーしないで、かつ転ばなければ去年と同じくらいでゴールできたかも(^^;
ゴールして怪我した右足の泥を流してみると、大出血…てなことはなく、かすり傷でした(笑) まあ、「死ぬこと以外かすり傷」「生きてるだけで丸もうけ」って言いますからね。先にゴールしたもはやチップを忘れない(今回も忘れてない)IとうさんからLINEが入り、すでに芝生広場でミネストローネとフォカッチャを食べてるというので、羽根子山を下りて会場に戻り、僕もミネストローネで冷えた身体を温めたのち、Iとうさんと一緒に車に戻りました。
駐車場で着替え、帰路富士宮市のバナジウム温泉「風の湯」へ。外湯に炭酸泉があって、これがとっても強炭酸で気持ちよかったです。レモンと焼酎を入れて、レモンサワー風呂にしてくれたらもっとよかったんですけどね(笑)
そして、ドライバーのIとうさんから許可をいただき、風呂上がりの生ビール🍺を満喫させていただきました。Iとうさんには、心から感謝です!
それにしても、僕的にはこの18キロ約3時間山の中を歩いたり走ったりするだけでゼイゼイ言ってるのに、160キロ30時間~40時間を走破しちゃうFUJI完走者っていったいどうなっちゃってんの?と、改めて心からそう思いました。来年のMt.FUJI 100には、これまでのKAI70Kに加え、ASUMI40Kが新設されるということでほんのちょっとだけ興味あったんですが、この富士山麓トレイル18キロを2往復以上するってことでしょ、ムリムリー💦
ということで、以上、雨と霧と泥まみれの富士山麓トレイルのレポートでした。来年2月の丸子アルプストレイルランは、どうか雨も霧も泥もない大会になりますように。静岡走ろう会では昨年同様、来月以降丸子アルプストレイルランの試走会を企画していきますので、大会参加されるみなさん、ぜひ体験参加してみてくださーい!