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ひとりひとりのちょっとした関わりが子どもの成長に影響がある その1

2024.10.11 03:26

息子くんは、今、中学最後の生徒会に入っています。

今期の生徒会は、校長先生が変わってから、今までの生徒会とは違い、子どもたちを信じて、いろんなことに主体的にチャレンジする環境を与えてもらっていて、子どもの自立を考えて、いろんな取り組みがされています。


学校の校則についても、生徒会の子どもたち・校長先生・教職員・PTA・地域の方々と学校外の時間で集まり、意見交換をする機会を設けて話し合いをしたりしてきました。

子どもたちの自立と、地域の人との関係性が深まるような時間をもってきたことによって

昨日行われた体育祭は今までと違った、勝ち負けだけにこだわるものではなく、あったかい体育祭となりました。

そして今回の体育祭は、今までで一番良かったって思える体育祭でした。


PTAの面白い演出からの【3年生】対【PTA・先生・校長】の綱引き対決。

予定になかったリベンジアンコールからもう1回戦が行われ、参加したい3年生が急遽みんな参加。あふれるほどの参加人数で綱が持てない子どもたちは手をつなぎ引っ張り合ったりといろんなアイディアを出して、それぞれが楽しんでいました。

勝ち負けや、ルールに縛られた競技ではなくて、みんなでワイワイ盛り上がった時間は宝。


そのほかにも生徒会が競技を企画し、自分たちで考え、創り上げたものを、自分たちでリードしてやっていました。

保護者席からは、これはルール的に不公平だとか、時間が長いとか言っている方もいました。

でもわたしはこの完ぺきではないかもしれないけれど、自分たちで考えて、チャレンジしたことにとても意味がある時間を子どもたちは過ごさせてもらったと思っています。

勝ち負けという結果よりも、過程を楽しんでいた子どもたちの姿が印象的でした。

そしてその場づくりを先生たちが面白おかしくサポートしていたことも素敵だなと思いました。


学校をリードする人が、どう考え、どこに向かって思考し、行動するかで、学校は変わる。

ひとりひとりの先生が、なにを感じ、子どもひとりひとりにどう関わるかで子どもとの関係も変わる。そして子どもの自立も進んでいく。

親のひとりひとりが何を大切に考えて、何を選択し、どんな環境を与えていくか、どこに向かって子育てしていくか、そして親自身がどう子どもと関わっていくかで、子どもは大きく変わっていく。


子どもが勉強しない、部屋を片付けない、テレビばっかり見てる・・・。

いろいろ子どもへの不満が募るだろうけれど、子どもに言ってやらせても根本は変わらない。


子どもを変えることにエネルギーを消費するのではなくて、

自分が変わることにエネルギーを注いでいこう。

自分が変われば、子どもに与えられるものに違いが出てきて、子どもの自立と絆に必ずプラス1されていきます。

すぐの変化を求めず、小さなチリを積もらせていきましょう!