第4番札所 一ノ滝
2024.10.07 06:26
入り口
古場地区の集落路を詰め、道標に従い旧登山道へ入ります。
橋は流失していますので、左側へ下りて渡渉します。
小川を渡り、道標に従い細い登山道を登り詰めます。
右側の広い道は、明治・大正期に見返峠へ向かった旧登山道です。
札所
入り口から道標に従い、山道を10分ほど登り詰めると、一ノ滝岩壁が見えてきます。
安置仏
本尊(中央)
如意輪観世音菩薩
脇尊1.(本尊の右脇)
薬師如来
脇尊2.(本尊の左脇)
不動明王
脇尊4・5.(本尊と脇尊の左右)
薬師如来
脇尊6・7.(本尊と脇尊の左右端)
弘法大師
歴史
大正3年に開山した「黒髪山西国霊場」の1番札所です。
ここへ至る道筋に「左一番札所」の石道標が、立っています。
この滝は、黒髪山塔ノ尾根から東へ落ちる谷筋にあり、江戸期は、黒髪山大智院僧侶の修験場であったと思われます。
参道口で、谷川を渡り北西へ進む道は、明治・大正期までの黒髪山登山道でした。
この谷川の流れは昔から、修験僧や登山者、そして麓の住民にとっても、貴重な生活水源でありました。
漢字
この漢字を、ガイド本巻末の チェックシート「4番」の所に、順礼の証として書き写していきます。
第5番札所への道案内