SDGS でゴミの整理収納が必要な時代に?
こんにちは。
「片付け下手さんが、片付け上手に変わる」
方法をお伝えしている、整理収納専門のアスです。
本日は、弊社に所属する東京に在住の・コンシェルジュ
岩間夏美さんに「ゴミの整理収納」を書いていただきました。
地味にストレスに繋がるゴミ問題。
ちょっとでもストレスを解消し、快適に生活ができるように
記載いただいていますのでご覧ください。
<岩間夏美さん>
ストレスのない楽で快適な住空間。
そんな住まいの整理収納をご提案致します。
<資格>
整理収納アドバイザー1級、インテリアコーディネーター
福祉住環境コーディネーター3級
え!?ゴミの整理収納が必要なの?
と思うかもしれませんが、SDGSの取組みでゴミの分別が細かくなり
マンションのように 24時間ゴミが出せるお宅は別かもしれませんが、
戸建てにお住まいの方は、不燃ゴミは月1回、資源ゴミも2週間に1回などと、
細かい分別を要するゴミを長い期間、家の中で保管しなくてならなくなりまし た。
ゴミを分別する「整理」、回収日まで保管する「収納」、この行為をより、
スムースに行うための「ゴミの整理収 納」が必要なのです。
燃えるゴミ、資源ゴミの置き場我が家の場合
最近は広くて、ゴミ箱スペースをたっぷりあるキッチンも多いのですが、
築20年の我が家のような狭いキッチンにはペットボトル、プラゴミ、
缶類、ビンなどの分別ゴミ箱をおくスペースがありません。
それでも無理に分別用ゴ ミ箱を置き、スペースを圧迫された使いにくい
キッチンのお宅をよくお見かけしてい ます。
そういう場合は、無理に分別ゴミ箱は置かない、分別の種類を減らすことも
一 案だと思います。
我が家のゴミ箱置き場はキッチンキャビネットに
幅400mmのゴミ用引出しが1カ所のみ。
このキャビネットのゴミ箱用の引出しに、
燃えるゴミと資源ゴミのペールを入れています。
燃えるゴミは生ごみなどの臭い防止のため蓋つきペー ル、
隣に資源ゴミ用ゴミ箱にペットボトル、プラゴミ、缶類、ビンなどを
分別なしで入れています。そして、隙間にボ トルキャップ、電池、
鉄クズなど入れ小さなゴミ入れをもうけています。
(小さなゴミの行き先を決める事も大事です)
ペットボトル、プラゴミ、缶類、ビン等の分別ゴミ箱はスペースを取ります。
我が家の場合は、あえて分別せず「資源ゴ ミ」という「大分類」のゴミ箱に
放りこみ、数日に一度、屋外の大きい 45L のペールに移します。
そこで、はじめて 分別の指定の袋に分別しています。
ポイント:狭いキッチンではスペースを要する分別を無理にしない。
分別の種類を減らす。また は広いスペースの取れる場所で分別をする
不燃ゴミ
不燃ごみは月1回になったことで、どの家庭でも減ったようです。
月1回のことなので物置の片隅においています。
種類の多いゴミ袋をどう収納するか?
ゴミの分別とともに種類が増えたのが有料ゴミ袋です。
ちなみに、私が住んでいる自治体では、可燃、不燃、プラゴミの 3 種に
サイズ 4 種と単純に考えただけで12種類のゴミ袋があります。
さすがに全種もつ必要はありませんが、平均的に各家庭6種類くらい
お持ちでしょうか? それに加え、有料のゴミ袋にいれる前に
ゴミ箱にレジ袋や100 均一の透明ゴミ袋などを使うお宅も多いと思います。
ゴミ捨てというのは、これも毎日のルーチン。
袋の種類を選び、ゴミ箱にセットする動作をストレスなく、
やるため私はゴミ箱の中にそのゴミに適した袋を収納しています。
ペール型のゴミ箱の底に透明ゴミ袋を入れていま す。
ゴミ捨てと同時にさっと新しい袋を設置できます。
また可燃ゴミ箱の下部に有料の燃えるゴミ袋を2種いれて、
その日のゴミの量にあわせて袋を選んでいます。
資源ゴミの袋は資源ゴミ用の45Lのペール内に収納しています。
ポイント:適したゴミ袋をそのゴミ箱の中に収納する。
SDGS で家庭内のレジ袋はどうしていますか?
レジ袋の有料化に伴い、もらう機会も減りましたが、
やっぱり、ゴミ箱にはレジ袋をかけておくとは便利ですよね。
レジ袋がゴミ袋という立場で活躍していたころは、レジ袋の収納ケースや、
レジ袋のキレイなたたみ方など、レジ袋の整理収納が多く話題になっていました。
でも今は、レジ袋の立場は中途半端。
エコバッグを使うようになっても、家に入ってくるレジ袋は、ゼロに出来ない。
有ったら有ったで、便利なので捨てられない。
そんな立場も置き場を失った 「どう扱ったらいいか、わからないレジ袋達」
をお客様宅でも、よく散見します。
また、一度たたんでしまうとサイズがわかりにくいレジ袋。
いざ、ゴミ箱に設置しようとした時に、
大きすぎた、小さすぎたでイライラしたことありませんか?
私はそんなレジ袋をこのように収納しています。
家に入ってきたレジ袋もたたむ前にはサイズが分かりますので、
その時点で、大きめ袋はリビングの大きめのゴミ箱に、
小さめの袋は子供部屋などの小さなゴミ箱に放り込んでおきます。
ゴミ出しの袋の交換の時にはすでに下に次なるレジ袋が
スタンバイできるようにしています。
ポイント:レジ袋はたたむ前、サイズがわかるうちに、ゴミ箱に収納する
忙しい朝のゴミ捨てが、ちょっとした工夫でストレスのない
楽な家事なれば幸いです。
岩間さん、ありがとうございます!
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