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【シニア女子のひとり旅日記】⑨サウナ後は冷たいバルト海で整った

2024.10.12 13:17

マリメッコの後は、ホテルに一旦荷物を置いて、再びエスプラナーディ公園へ、


実質、今回の旅行で1日フルに楽しめる最終日なので、焦ってモリモリに用事つめました。

帰りの飛行機でバタンキューの覚悟です笑


朝通ったときは静かだった公園、午後はなんだかすごく賑やか。

出店やらワークショップ、弾き語りする人などがいて、お客さんもたくさん。


芝生は空いてるけど、奥の通りはにぎやか



中に着物を着た日本人親子(母娘)がいて、思わず声をかけると、旅行者だけど縁があって日本画のワークショップをするんだとか。


着物を持ってくるのも、外国で着るのも、ワークショップをするのもすごい。

世の中には勇気と情熱にあふれた、人生を楽しんでいる人がたくさんいるなあ。


その方たち、とても親切で、「今日はフェスティバルだから、16時から美術館が軒並み無料になるんですよ」と教えてくれました。


とにかくお金にシビアになってた私は大コーフン笑

16時からは美術館巡りをすることにして、それまで時間があったので、港のほうまで足を伸ばして市場をのぞきました。

色とりどりの野菜やベリーがたくさんあって美味しそう。

次来ることがあったら、自炊ができる宿がいいなあ。



そして近くのデザイン美術館の前まで行き、フリータイム待ち。

係のお姉さんが軽くうなずくだけで、ほんとに無料で入れてくれました。


階段の踊り場もデザインがおしゃれ



次はすぐ近くの建築物博物館へ。

こちらの階段の踊り場もポストカードみたいに絵になる。



出口すぐのショップで素敵な5年日記を見つけ、思わずジャケ買い。

帰国後、ロールストランドのマグカップと並べてみました☺️


これからの5年、1日1行よかったことを書いていくって、還暦にふさわしいお土産になりそうと思ったんですよね。


現代美術館も行きたかったけど、次の予定も近づいてたのであきらめてトラムに乗って向かいました。


目的地はサウナで有名な「ロウリュ」。


日本でもロウリュというと、石に水をかけて熱い蒸気を浴びるので知られてるけど、それがそのまま施設名になっているぐらいなので観光客向けなのかな。


最初はヘルシンキに昔からある大衆サウナもいいなと思ってたのだけど、ロウリュはサウナ後にバルト海に飛び込めるというので、どうしてもやってみたくて😆


バルト海ってこんな時でもないと飛び込むことないよね、一生。


トラムの最終地点で降りると、すぐそこにもう海が。

予約してた18時より15分ほど早く着いたので、近くのビアテラスでビールを☺️


あ、今からサウナ入るんだった。。と思ったけど😛

海風に吹かれて飲むビールは最高!


とか言いつつ時間になったのでほろ酔い気分でロウリュへ。


うわさ通り、おしゃれな空間。

人数制限してるのか、それほど人も多くなく、男女混合で水着着用。

サウナは3つぐらい種類があり、入ってはシャワーやバルト海で涼んでデッキに寝転んで整って、また入ってと、2時間たっぷり楽しめました。

(ちなみに20ユーロ ¥170として3400円)


思い切って入ったバルト海は、つめたかったー。

若者たちは飛び込んでたけど、おばちゃんは無理せず、はしごをそろそろと。

そのはしごも藻が生えててぬるぬる、つるつるして危ないことこの上ない。。


海の中に浮かぶ若者たちの頭、ごらんいただけるだろうか


水は茶色く濁って決してきれいとは言えず。潮の流れも早くて、はしごから手を離すと沖へ流されてしまいそう。


日本人の若い女の子やカップルも多く、女の子たちはおばちゃんの危なっかしい様子を心配そうに見守ってくれてました😅


ちょっとおしゃべりした女の子二人組は先に帰ったんだけど、建物の外からまだ私を見つけて笑顔を向けてくれてたので「気をつけて!元気でねー」と手を振りあったら、もう会うこともない子たちとの別れに、胸に熱いものがこみあげてきました。


サウナ後、時刻は20時すぎたけど、外はまだ全然明るく。

外のデッキにレストランが併設されていたので、晩御飯もここで海を見ながら食べることにしました。


でもちゃんとしたレストランなのでどのメニューも高く。。

一番手頃なハンバーガーにしました。(それでもビールをつけて25ユーロ 4250円!!)


最後の晩餐がハンバーガー。。でも値段は立派なので良しとしました😭


味は期待してなかったけど、想定外にすごく美味しかった!

うまうま!と食べ進めたのはいいけど、お水がないのに気付き、荷物だけちゃんと持ってササっと取りに行って帰ってきたら、かもめがテーブルの端まできて狙ってて、慌てて「しっしっ!」と追い払いました。


ひとり旅はこんな時ちょっと困ります。。


帰りのトラムはさすがに本数も少なくなってて、乗客もまばら。

でもまだほんのり明るいので、ホテルまで歩く道すがらも人が絶えず、一人歩きも大丈夫でした。


北欧旅行、最後の夜は名残を惜しむように、ゆっくりゆっくり更けていきました。



【シニア女子のひとり旅アイデアnote】

●行列に並ぶ時、席をとる時、ひとりはタイヘン

ひとり旅で困ることのひとつに、場所取りや荷物の番ができないというのがあります。

たとえば行列に並んでいる時、トイレに行きたくなっても我慢するしかなく、ちょっと荷物を置いて何かを取りに、なんてこともできません。


シニア女子はトイレが近くなってるので😅 長い行列はほんと覚悟と事前の準備(先に必ず行っておく、水は控える)がとっても重要。

そして物忘れも増えてるので、「あ、あれ忘れた!ちょっと取りに」ってことも多々あります。

わたしはそういう時、あきらめて列に並び直す、荷物を全部持って移動するというのを泣く泣くしています。

ひとり旅は自由気ままが魅力だけど、忍耐力も鍛えられますね😅

かもめに食べ物狙われた時は、人形でいいから身代わり置きたいと思いました。

あっ、それいいアイデアかも?笑