雑誌ニュータイプのお話
今月15日、まんが王国にて「旦那様はちょっと惰弱な宿曜師」第8話更新されます!
よろしく~ また次回のブログで紹介します
さて今回は雑誌のお話をしたいと思います
皆様ご存じ、角川書店のアニメ雑誌NEWTYPEですが
実は私、もう25年以上ご厚意で送っていただいてます
これを「配本リストに入る」といいます(笑)
まんが雑誌の場合、その雑誌に掲載された作家さん+休載中の連載作家さん
しばらく掲載されてなくても貢献度の高い作家さんなどに配本されますが
こういった情報誌の場合、送る対象が個人になりにくいため
配本リストに入るのが 実は大変難しいのです
私は「クラウンゴール」「ASIAN STAR」の連載などで
角川書店様にお世話になったんですが(29歳~36歳くらいまで)
その頃、NEWTYPEは編集部にころがっている?雑誌をいただいてました
しかしあるとき出版社パーティーで、私は突撃しました(笑)
かなり上の方に「配本リストに入れて欲しい」と直談判したんですね~
いやあ、若かったから恐れしらずです
いまならそんな上の方に、とてもできません……
本当にトップの方に直談判しましたので、その方も断ることもできず?
(パーティ会場だったこともあり)
鶴の一声で無事配本リストに入ったんですね~~
ありがたや
しかし、その方はそのあと当時の私の担当に
「そんなに好きなら買って欲しいなあ」と仰ってたそうです
す、すみません…… まさにその通りですね はああ……
そして25年以上がすぎ、その間かかさず配本は続きました
毎月10日発売ですから、その数日前には届きます!
私が読んだ後は、私と同じ「まんがアニメオタク」の血を引く甥っ子に
たまったら送ります 甥っ子も楽しみにしていて
無駄なく、楽しんでおりました
しかし今年8月中旬、ふと「あれ?そういえばNEWTYPE……」
そう、届かなくなったんですね~
調べたら8月号(7月発売)からでした
もう25年以上だもんなあ、私も12月には還暦だし
もうこの作家さんはいいだろう、という判断になったんだな
長い間有り難う角川書店様~
甥っ子にも「今回の荷物が最後だぞ!」って送らなきゃ
とか思っていました
(思うだけで時間が無くてまだ送ってませんが)
がしかし!!
9月の下旬突然送られてきたんですね、10月号が(9月発売)(笑)
10日発売ですが、20日すぎでした
あれ?なんだろ、配本リスト入り復活かしら?と思いましたら
次の日、また届き
「10月号が2冊か、しかたない担当(まんが王国の)にあげよう」
と思い、封筒を開くと……
9月号(8月発売)が (笑)
そして次の日も届き
「これは……8月号だな」→開封すると
やっぱり8月号(7月発売)でした
何が驚いたって、雑誌って普通バックナンバーは存在しないはずなんですよね
10月号は9月発売だから分かるけど、8月&9月号まであるとはびっくりしました
そして律儀に毎日送って下さるところも笑えました
本当に有り難うございました!!!
実は私 角川編集に「配本リストの永久欠番になったから死ぬまで届きます」
と言われてたんですよね(笑)
(この場合「永久欠番」とは、リストナンバーの数字を意味します
誰も背おえない、永久に消えないと言う意味です)
いやいや、それはさすがにないでしょ……と考えていました
今回おそらくですが、雑誌の売り上げも今は厳しい時代ですから
配本リストの縮小があったんだと思います
「この人はもういいだろう」となるのは当然かな、と思います
だっておそろしく無関係ですから!
しかも25年以上も ご厚意で送って下さっていただけで……
特別すぎるくらい特別扱いです
ところがどなたかがチェックを後に入れて(ラグ2ヶ月半ほど)
「この人は永久欠番だぞ!!」(笑)
……ということになったのではないかと思います……
想像ですけどね
で、そこから「じゃ10月発売の11月号からで」
とならず、「送り損ねた号も送りたまえ」的な号令が上から出たのか?
8~10月号も毎日届くということになったんだと思います
律儀さに泣けます、有り難うございました(泣)
そんなわけで、いつまで続くか分かりませんが
届いたらありがたく読ませていただきます
記事の字がかなり小さくて老眼にはきついんだけどね!(笑)
そして読み終えたら甥っ子へ~~無駄なく楽しみます♪
そんなわけで、私と角川書店様の長いつながりのお話でした