【レポート】WILL2024@オンライン:「定例オンライン会議(5) 」を開催しました
WILL2024@オンラインにトレーニーとして参加している和田です。
9月27日(金) に開催された第5回の定例オンライン会議の内容をレポートします。
毎回、今までの会議等の軌跡と今後の内容やスケジュール、そしてゴールは寄付を集める取り組みにつなげることを確認しています。
今回もチェックインからスタート。
もう5回目ですが、多少なりともまだ緊張していますので、このチェックインで多少は気が楽になって臨めます。
みなさんのコメントを見ますと、日本は広いと改めて感じます。
WILL2024@オンラインに参加したからこそ、いろいろな話を聞くことができています(聴いてばかりで、気づかされることばかりですが…)。
自分なりに毎回理解しながら進めていけたらと改めて感じています。
前置きが長くなりましたが、今回のあんしんチームはファンドレイザー2人が欠席で、トレーニー2人で会議に臨むことになりました。
★チームSince★
前回の会議からは、ロジックモデルを中心に一度チームでミーティングを行い、深める部分や簡潔に表現できる部分の精査を行ってきたとのこと。
でき上がってきたロジックモデルをもとに報告を受けながら全体で確認しました。
チームミーティングでは、結果を意識して作成したものの、初期成果及び中期成果に具体的な数値を入れた方が寄付を集めるにあたってわかりやすいのかとの質問があったそうです。
また、初期成果と中期成果の部分の文章が多いので、説明する相手によっては、見出しと説明の使い分けをした2パターンのロジックモデルを作成してはとの意見も、チームミーティングの中で出たとのことでした。
めぐるのきむさんからは、次のお話がありました。
・活動、結果、初期成果を連動させた方がわかりやすいのではないか(成果指標の参考として「SIMI」のサイトが紹介されました)
・長期成果についてはわかりやすいので、中期成果でも【不登校児童は?】【不登校児童の親は?】【地域社会は?】どんな状態になっているのか明示した方がわかりやすい。
・ただ、不登校児童の成果を年度にあてはめると、年齢の違いもあり同じ年度でも成長の過程が違うことから難しい部分もある一方、地域社会についてはありたい姿を考えると、年度に当てはめることができるので、表現が難しいなとも感じている。
・数字を出すべきかの部分について数字は達成の目安にはなるが、それを目的にせず、中期成果はどのような未来にしたいのかを表現した方がより伝わりやすいのではないか。
・初期成果、中期成果、長期成果が縦も横もつながっているか、連動したいるかを確認してほしい。
もう仕上げの段階になっているので、きむさんの意見等を参考にしながらブラッシュアップをしていくことを確認しました。
★チームあんしん★
この2週間では一度チームミーティングを行い、「変化の法則」は少し変更したとのことでした。
その後、作成したロジックモデルの説明があり、障がい者支援事業と地域支援事業との2種類に分類化をして色分けを行い、すっきりとした形にしたことや、長期成果の期日を2040年に設定した趣旨(2040年問題)説明がありました。
障がい者支援事業については、長期成果の目標である「障がい者一人ひとりの夢がかなえられている」にむけて、あんしんとして行っていく事業などの説明がありました。
地域支援事業については、弱っていくであろう地域で「障がいの有無に関係なくごちゃまぜとなってお互いに助け合って生活できる」ことを実現するために、足りていない活動に寄付を募っていくとの説明がありました。
なお、チームの悩みとして、長期成果の部分「住み慣れた地域以上に選ばれて住み続けられるまちに」としたが、もう少し危機感を訴えた方がいいのか、資源はすっきりとしたものの、もう少しくわしく記載した方がいいのか、みなさんの意見を聴きたいとのことでした。
また、トレーニーのがみちゃんからは、ロジックモデルの中にSDGsの目標を入れたがいいのかも意見を聴きたいとの補足もありました。
めぐるのこゆきさんからは、中期成果のグループホームの部分で、「アパートで生活ができる5名」とあるが、具体的な意味についての質問がありました。
支援センターあんしんのまなぶさんからは、グループホームから自立したいとの希望が5名いるとのことから5名にしたとの回答がありました。
ファンドレイザーのあかまさんからは、初めて目にする人から見ると、障がい者支援部分の活動内容の意図がつかみにくいのではないかとの意見がありました。
まなぶさんからは本来、結果のところで登録数などの数値を連動させたかったが、スペースの関係もあり、このような表記となったとの回答がありました。
また、きむさんからは以下の話はありました。
・ロジックモデルの印象について、結果と成果が入り混じっているところがある。結果は活動をやったがどうかの指標であり、成果は活動が起こした変化であること、中期成果の一部にあんしんの変化をイメージしてしまう箇所があるが、あんしん=地域ではないので、成果は地域にもたらしているような変化にした方がよいのではないか。
・今回は長期成果から自分たちの活動を見直す、よい機会なので、長期成果から逆算して今の活動につながっているのかを考えていきたい。
・「変化の法則」にあるレバレッジポイントに寄付を集めることを想定しているので、「変化の法則」「相関図」「ロジックモデル」のつながりを意識して整理していくことが大事。
まなぶさんからは、今後グループでさらなるブラッシュアップをしていくことを確認し、グループで話し合っていきたいとのことでした。
その後、両チームに分かれて、出された意見を参考にしながらグループ討議を行い、次回に向けてロジックモデルをブラッシュアップしていくことを確認しました。
10月からは、いよいよ「“志金”のつかいみち」の作成に入ります。
ミーティングの回数も少なくなってきました。
自分自身はまだまだついていけない部分も多いですが、なんとかついていけるようがんばっていきたいと思います。