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小学校外国語授業づくり研究会

2024.11.2(土),11.3(日) ELEC同友会英語教育学会 第30回記念研究大会

2024.10.14 14:44

ELEC同友会英語教育学会 第30回記念研究大会のお知らせです。

第30回記念研究大会を以下の通り実施いたします。

日  時:2024年11月2日(土)~3日(日)

実施方法:

 1日目 Zoomによるオンライン

 2日目 対面・Zoomによるオンライン(ハイフレックス)

対面会場:目白大学(新宿キャンパス)10号館9階受付

会場最寄駅など 西武新宿線・都営地下鉄大江戸線「中井」駅より徒歩8分/東京メトロ東西線「落合」駅より徒歩12分


主な内容

11月2日 <1日目> オンライン配信のみ

13:30 Zoom入室開始

13:40-14:00 会員総会

14:00-14:10 開会行事

14:10-15:30 講演

15:40-16:30 研究部会発表 (I)

16:30 諸連絡

11月3日 <2日目>会場での対面 および オンライン配信

9:50-10:00 開会行事

10:00-10:50 研究部会発表 (II)

11:05-12:15 ビデオによる小学校の公開授業

12:15-13:25 昼食・協賛企業展示

【発表者/授業者との交流会を同時開催】

13:25-14:35 ビデオによる中学校の公開授業

14:50-15:40 研究部会発表 (III)

16:00-17:10 ビデオによる高校の公開授業

17:10-17:20 閉会行事


内容 (*予定につき変更になる場合があります) 

◆講演 [ 一日目 14:10~15:30 ] 

題目: 小・中・高の連携を考えた指導 

講師:本多敏幸(ELEC同友会英語教育学会 会長・都留文科大学他) 

小・中連携や中・高連携の重要性が注目されています。確かに、小・中・高が相互に「連携する」意識をもって指導すれば、児童・生徒の英語力をもっと伸ばすことができそうです。どんなことでもバラバラに指導するよりも、計画的、段階的、継続的に指導するほうがよいに決まっています。では、どのように連携していけばよいのでしょうか?高等学校の目標から、小・中・高のそれぞれでぜひ行いたい言語活動を紹介したいと思います。

 

◆ビデオによる公開授業

 「小学校3年生の授業」 外国語活動 [ 二日目 11:05-12:15 ] 

Let's Try! 1(文部科学省)Unit 6: アルファベットとなかよくなろう~ALPHABET~ 

授業者:羽田あずさ(横須賀市立田戸小学校) 

解説:[一般会場]長沼君主(東海大学)、

[学生会場]黒木愛(筑波大学附属小学校)


「中学校2年生の授業」 英語2 [ 二日目 13:25-14:35 ] 

ONE WORLD English Course 2(教育出版)Lesson 4: Workplace Experience 

授業者:高杉達也(筑波大学附属中学校) 

解説:[一般会場]本多敏幸(都留文科大学他)、

[学生会場]工藤洋路(玉川大学) 


「高校3年生の授業」 英語コミュニケーションⅢ [ 二日目 16:00-17:10 ] 

 Enrich Learning Ⅲ(東京書籍)Unit 8: Is there anything money can't buy? 

授業者:柿崎伸樹(都立白鴎高等学校・附属中学校) 

解説:[一般会場]高瀬ひとみ(都立白鴎高等学校・附属中学校)、

[学生会場]三浦幸子(都留文科大学) 


◆研究部会発表 実践研究部会 [ (I) 一日目 15:40-16:30 ]

 『領域統合型の言語活動-要約-』 

本多敏幸(都留文科大学ほか)、齊藤澄江(埼玉県立伊奈学園総合高等学校)、吉住香織(立教大学) 

要約の指導方法について発表します。実際の教科書本文を使って、中学3年生または高校1年生に初めて要約の言語活動を行わせる際の具体的な指導例を紹介します。また、要約を行わせる際の手順やポイントについても説明します。 


小学校英語教育研究部会 [ (I) 一日目 15:40-16:30 ]

『改訂された小学校英語教科書をもとにあらためて外国語の「見方・考え方」について考える』 

長沼君主(東海大学)、羽田あずさ(横須賀市立田戸小学校)、幡井理恵(昭和女子大学附属昭和小学校)、狩野晶子(上智大学短期大学部)、五十嵐浩子(国士舘大学) 

今年度小学校英語教科書が改訂されましたが、教科書の紙面はどのように変っているのでしょうか。あらためて教科書を通して、いかに3つの資質・能力の柱を育成するかを考えるとともに、外国語で培うべき「見方・考え方」は何であるのかを問い直し、指導と評価の工夫を考えます。 


ライティング研究部会 [ (II) 二日目 10:00-10:50 ]

『技能統合型のライティング活動~summary writingに焦点を当てて~』 

工藤洋路(玉川大学)、和田朋子(工学院大学)、松岡まどか(横浜雙葉中学高等学校)

summary writing では、読むことと書くことの2つの領域に関わる様々な技能を統合して、まとまりのある文章を書くことが求められます。本研究では、複数の方法で学習者が要約を書いた事例を基に、効果的な技能統合型のライティング指導を提案します。 


音声指導研究部会 [ (II) 二日目 10:00-10:50 ]

『島岡丘博士と日本の英語音声教育』 

 宇佐見京子(足立区立鹿浜菜の花中学校)、尾﨑ちひろ(東京電機大学)、小林隆史(立教池袋中学校・高等学校)、鈴木駿介(東京学芸大学学部生)、田中敦英(桐朋中学校・高等学校)、中村剛世志(学習院女子中・高等科)、松津英恵(東京学芸大学附属竹早中学校) 

当部会の設立者であり、英語音声学者・英語教育学者の島岡丘博士が本年 4 月に逝去されました。島岡先生の同友会内外における業績を振り返り、専門性に裏打ちされたユーモアや先進的な提言についてまとめます。島岡丘博士をご存じの方にも初めての方にも発見のある研究発表を目指します。 


オーラルアプローチ研究部会 [ (II) 二日目 10:00-10:50 ]

『思考力・判断力・表現力とオーラルアプローチ-高校1年生[やり取り]の活動につながる口頭練習-』 

宮﨑太樹(日野市立日野第一中学校)、牧野彰宏(世田谷区立深沢中学校)、安部智秀(東海大学菅生高等学校中等部)、荒井康耀(神奈川県立相模原高等学校)、吉田直人(相模原市立清新中学校)、長澤亮(北本市立北本中学校) 

高等学校の英語コミュニケーションⅠの教科書を使い、思考・判断・表現の活動にあたる「即興的なやり取り」を可能にするために、本文の音読からconversion(基本文の語順を代えて疑問文を作る)とselection(疑問文を復唱し応答する)パターン・プラクティスをどのように行えばよいのか提案します。 


リーディング研究部会 [ (III) 二日目 14:50-15:40 ]

『学習者の深い理解と深い関与を促すリーディング指導』 

平川新(法政大学講師)、飯野厚(法政大学教授)、二川敬伍(神奈川県立横浜平沼高等学校教諭) 

生徒が教科書本文内容の理解を深めていくには、高認知的活動を促す発問や課題の設定が効果的ですが、大前提として、生徒が適切に動機づけされ、本文により深く関与することが必要不可欠です。本発表では生徒の深い理解と深い関与を促す教師の工夫を実践例とともに検討します。 


評価研究部会 [ (III) 二日目 14:50-15:40 ]

『観点別評価を授業に活かす~形成的評価の見える化に向けた実践例~』 

岩瀬俊介(学校法人石川高等学校・石川義塾中学校)、荒川高広(都立桜修館中等教育学校)、高杉達也(筑波大学附属中学校)、今田健蔵(東京大学教育学部附属中等教育学校)、中村隆(都留文科大学他・非常勤)、遠藤修史(山梨県立甲府第一高等学校)、椎原美幸(五島市教育委員会)、黄俐嘉(千代田区立九段中等教育学校) 

高等学校でも観点別評価が本格的に実施され、評価を評定に活かす総括的評価だけでなく、指導に役立てる観点別評価がますます大切になっています。今回の発表では本部員が各現場で実践している形成的評価の工夫を共有し,「評価で終わらない評価」を再考します。 


*事情により語彙研究部会は、今年度の大会発表を行わないことになりました。 


問い合わせ先

ELEC同友会英語教育学会

E-Mail:elec_taikai2024@elecfriends.com

ホームページ:https://elecfriends.com/


備考

1日目 13:30 Zoom入室開始

2日目 9:20 受付開始


会費/事前申込(10月1日から)

・会員  無料/不要

・学生会員 無料/必要

・一般 3,000円/必要

・学生 1,000円/必要


学部学生限定で、公開授業のみオンライン参加可能(事前申込必要)