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花虎の尾 Obedience plant

2024.10.15 06:30

https://www.flower-db.com/ja/flowers/physostegia-virginiana 【ハナトラノオとは】より

ハナトラノオ(花虎尾 、学名:Physostegia virginiana)は、アメリカ中・南部~メキシコ北部原産で、シソ科ハナトラノオ属の宿根草です。梅雨時~初秋に、花穂の下方から小さな唇形の花を咲かせます。花色の基本色はピンクが多いですが、薄紫や白、赤紫もあります。 茎は四角張っています。花前は、花穂の姿が虎の尻尾のように見えることに拠ります。

一般名:ハナトラノオ(花虎尾)、学名:Physostegia virginiana、別名:カクトラノオ(角虎の尾)、フィソステギア(Physostegia)、obedient plant, obedience, false dragonhead、分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱シソ目シソ科ハナトラノオ属(フィソステギア属) 、原産地:アメリカ中・南部~メキシコ北部、葉序:対生、葉形:披針形、葉縁:鋸歯、葉色:緑色、花序形:穂状花序/円錐花序、頂生、花冠:唇形、花色:桃・薄紫・白・赤紫、開花期:8月~9月。


FacebookMasami Daitouさん投稿記事

9月4日 我が家の庭から「花虎尾」(はなとらのお)

 「虎の尾の尾のさき細うして咲かず」阿波野青畝

 咲かないの?咲くと思うけど、、、北アメリカが原産のしそ科の宿根草です。「フィソステギア」と花の本には出てました。

 日本の山野草「虎の尾」に似てる?どこが似てるのだろう?

 あー!青畝先生ごめんなさい。先生の句は山野草の「虎の尾」の花のことでした。確かに!先の先までは咲きません。細いもの!


Facebook藤井 一夫さん投稿記事

7月 14日(金)誕生花:ハナトラノオ(花虎の尾)花言葉:望みの成就

虎の尾の 花むらがるを みつつゆく 尾根ゆく道の ここは平らに   (谷 鼎)

ひと流れの 水をへだてて 虎の尾の  白き花房 ゆらゆらと立つ   (長沢美津)

ぷくぷくと ピンクの花が はしゃいでる 花虎の尾の 咲いてる九月   (加藤良光)

写真はweb.より


Facebook三沢憲雄さん投稿記事【今日の花】ハナトラノオ(花虎の尾)

シソ科のハナトラノオは、夏から秋にかけて日本中どこでも見かける花です。

優しいピンク系の花が群れ咲く様子は残暑の中でも、つかの間の涼しさを感じさせてくれます。同じ仲間には15種ほどありますが、ほとんどは北アメリカ原産で、日本には大正時代に移入され、丈夫でよく増えるため急速に広まり、現在ではポピュラーな宿根草のひとつに

数えられています。

カクトラノオとも呼ばれるように花穂は、細長い四角錐で花は四方に向かって規則正しく並んで咲きます。開花期は7月〜10月。花色はピンクや白が一般的ですが、草丈も含め品種によって幅があります。


https://ameblo.jp/yujyaku/entry-12699502231.html#:~:text=%E5%B0%9A%E3%80%81%E3%80%8C%E8%99%8E%E3%81%AE%E5%B0%BE%E3%80%8D%E3%81%AF%E3%80%8C,%E5%AD%A3%E8%AA%9E%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%80%82 【迂闊にも花虎の尾を踏みにけり】より

迂闊にも花虎の尾を踏みにけり( うかつにも はなとらのおを ふみにけり )

昨日は「中秋の名月」が見られた日。コロナ禍がなければ、どこかの観月祭に出向き、月をじっくり眺めるところだが、今年は玄関先で雲の合間に浮かぶ月を数分見たに過ぎない。

それはさておき、今日は近辺でも時々見かける「花虎の尾(はなとらのお)」を取り上げたい。もともと園芸品種として導入されたものと思うが、半野生化したものもある。

本日の掲句は、その名にある「虎の尾」を「虎の尾を踏む 」という成句に絡めて詠んだもの。「虎の尾を踏む」とは、「虎の尾を踏めば、ただでは済まない。非常な危険を冒すこと」の喩えだが、幸いなことに何事も起こらなかった。

尚、「虎の尾」は「虎尾草」とも書き、夏の季語になっている。しかし、これは「岡虎の尾(おかとらのお)」という別種の草花のこと。一方、「花虎の尾」は季語になっていないが、8月初めから9月末頃に咲くので、掲句は秋の季語に準じるものとして詠んだ。

*虎尾草=岡虎の尾

ところで、名前に「虎の尾」が付く植物は他にもいくつかある。例えば以下のもの。面白いことに、いずれも別科別属の花である。

「伊吹虎の尾」 「春虎の尾」 「瑠璃虎の尾」

これは、花が沢山並んで、尾のような花穂になっているものを、昔から「虎の尾」と呼ぶ習慣があるためだと言われている。

そもそも、野生の虎が生息しない日本で、「虎の尾」ばかりが多いのかは何故なのか。強いものに対する憧れ?恐ろしいものへの畏怖?

因みに、「花虎の尾」に関しては、過去に以下の句を詠んいる。

【関連句】

① ぽにょぽにょと花虎の尾の並びたる

② 花虎の尾は昔からロリータ風

③ 花虎の尾っぽサンバで踊り出す

①は、花の咲いている感じを、宮崎駿監督のアニメ映画「崖の上のポニョ」の歌に出てくるあの「ぽにょぽにょ」という擬態語で表現してみた。

②は、花を原宿、秋葉原で流行っているというロリータファッションに譬えて詠んだもの。同ファッションは、少女の小悪魔的な美しさを表現した日本独自のファッション。

③は、賑やかなサンバダンスに譬えて詠んだ。ネットで画像や動画を確認すると衣装の色や形がど派手でセクシー。

「花虎の尾」はシソ科ハナトラノオ属の多年草。北アメリカ原産で大正時代に渡来したそうだ。花期は、8月初めから9月末頃。花色にはピンクの他に白、赤紫などもある。別名に「角虎の尾(かくとらのお)」がある。

「花虎の尾」は、季語になっていないせいもあり、詠まれた句がほとんどなく、参考句は割愛する。