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高橋キノエネのーと

成人の日に思うこと

2019.01.13 10:04

明日は成人の日。

新成人の皆様、おめでとうございます。



成人を迎えると居住する地方自治体の成人式に参加できる。

かつて私も20歳だったときがあったので、一応、参加はしてきた。

だが正直言って良い思い出はない。


地元のコミュニティセンターの大会議場を貸し切り、

同じ中学校を卒業した約200人の同級生たちが数年ぶりに集まる機会。

「久しぶりー!」

の声が飛び交って、もはや成人式というより同窓会。

卒業間近に教師によって選出された実行委員を務める数人の同級生たちが

壇上で式典進行役としてマイクを握って静粛を促すも

式典開始時間になっても静まらない騒然とした会場にあっては

その声は虚しく響き、かき消されていった。

その光景を半ば傍観者として眺めていると、

ついには当時の学年主任であった教師の怒号が響き渡って、

成人になってもオトナになれない自称「成人」達がようやく静まった。

この段階で「もう帰りたい」という思いが占めていたけど、

式典が終わったあと、食事が振る舞われるというので辛抱した。

儀礼的な式典は右耳から左耳へと抜けていく有り難い来賓のお言葉とともに

多少の肩こりを発症する程度の時間で終わった。


辛抱して待ったすえに登場した、パサパサに乾燥したサンドウィッチの味を

私は今でも忘れはしない。


もう数年も前の話になる。

今の成人式ってどういう感じなのかな。

新成人の方々の「良き」思い出となる成人式になればいいなと思います。