第21番札所 蜂ノ巣観音堂(はちのすかんのんどう)
2024.09.20 01:23
●入り口(1)
県道の脇から農道に入り、北側の森へ登って行きます
●入り口(2)
農道が湾曲する手前から、森の中へ登る小路へ入って行きます。
●札所堂宇
森の頂上部の広場に、蜂ノ巣観音堂が建っています。
●安置仏
本尊(中央)如意輪観世音菩薩
脇尊1.(右側)聖観世音菩薩
脇尊2.(左側)弘法大師
脇尊3.(右端)大日如来:石碑
脇尊4.(左端)薬師如来
●歴史
観音堂は、標高90mの独立峰の頂上部に建っています。
ここの位置や地形から、住吉城の東砦跡と考えられます。
住吉城主の後藤家宣が、島原有馬勢との攻防で,吉城の防御策を固めた砦跡と思われます。
住吉城が廃城となった江戸期に、村人たちが、往時の戦没兵士を観音仏に見立てて祀ったのかも知れません。
今でも、地区の女性たちが当番うを決めて、観音堂の掃除に当たっておられます。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「21番」の所に、順礼の証として、書き写していきます。
●近くの見どころ
1.潜み橋
場所
札所の東側200m
松浦川支流の清水川に掛かる農道
特徴
川をまたぐ橋の効果をもつ農道施設。
大雨の後、河川の水位が増すと通行不能となる
第22番札所への道案内