第1期「北陸トーナメント選手権」べスト8結果報告
10月12日(土)に北陸トーナメント選手権ベスト8が行われました。
決勝に繋がる大事な対局!果たして結果は・・・?!
1卓
為沢さんVS文月プロVS藤本プロVS奥井さん
対局の様子
この時、親の文月は配牌ドラ暗刻でウキウキなんですよね。流局するなんて思っても見なかったですけど(泣)藤本プロは相変わらずダンディ!カッコイイ!
そしてベスト8まで登りつめた唯一のアマチュア代表、為沢さんと奥井さん。
少し緊張しているのが伺えますね。でもここまできた麻雀は別格の強さ!
勝ち上がりは・・・
為沢さん・藤本プロ!おめでとうございます!
為沢さんは激戦をくぐり抜けオーラスアガりきりました!お見事でした!
2卓
志多木プロVS獅坂プロVS木戸プロVS岡田プロ
対局の様子
ここは全員プロ同士の対局。張り詰めた雰囲気ですね。
北陸プロリーグ優勝経験のある23期生の木戸プロと37期生の岡田プロ。
どんな麻雀が繰り広げられたのか後ろ見したいくらいです。
そして帝陸戦優勝経験のある32期生の獅坂プロと北陸プロリーグ、帝陸戦優勝経験のある32期生の志多木プロ。同期対決ですね。マスクをしているとちょっと怖そうなお二人ですが、優しい方です。本当です。そして麻雀も強い!
勝ち上がりは・・・
獅坂プロ・志多木プロ!おめでとうございます!
獅坂プロは2着争いを見事勝ち取りました!
決勝に進出した皆さんおめでとうございます!
敗退してしまった皆さんお疲れ様でした!私もあと少しだったので本当に悔しかったですが楽しかったです。ただトップを獲る麻雀と違って2人勝ち抜けのトーナメントは考えることも多いので麻雀の楽しさが増しますね。
さあ!次回は決勝です!
勝ち上がりを決めた4人にインタビューを行いました。
①決勝進出において感想
②これまでで印象に残っていること
③マークする人(いたら)
④決勝への意気込み
為沢透さん
①決勝進出において感想
素直に嬉しく思いますし、ベスト16で対戦した志多木健プロとの「決勝で会いましょう」という約束を果たすことができてよかったです。
予選が終わって以来ずっと「一般予選の繰り上げ通過から決勝に上がったら絶対盛り上がるよね」と周囲に言いながら自分を鼓舞してきて、ついにそれが叶ってしまいました。というのも、この大会に出るまでは、連盟公式ルールの大会には片手で数えるほどしか出たことがありませんでした。予選ではそれが仇となり、余裕の通過圏から急降下。繰り上げでようやくの通過でした。本戦に入ってからも、決して褒められるものではない打牌もあったと思います。ですが、それを一つ一つ糧にして、対局を経るごとに力を伸ばしてきました。4ヶ月前の予選と比べれば、格段に力が伸びた自負はあります。
当初は送り出してくれた家族に顔向けできるようにと思って頑張っていただけなのですが、勝ち上がるにつれてたくさんの方が応援してくれて、しまいには練習会もしてもらったりもしました。今では、自分がここにいるのは応援してくれるたくさんの方のおかげであって、自分はただそれを代表してこの場に立っただけに過ぎないという感覚です。自分ががんばることでたくさんの方が喜んでくれているのが、最高に嬉しいです。
②これまでで印象に残っていること
いくつもある中であえて一つを選ぶと、準決勝4回戦の南2局1本場の局面です。
直前に1500点で放銃で通過圏から外れてしまった場面。何とか通過圏内に戻りたいけど、更なる失点をすれば苦しくなるので慎重にもいかないといけない…一巡ごとに呼吸が詰まるような緊張を感じながら、ついにはシャンポン待ちの二索をツモり、再び通過圏内に戻ることができました。これほど力の入った300-500の和了は初めてでした。
この対局は、最後の最後まで全員に現実的な条件が残るほどの接戦でした。対局中の息苦しさも、終わった後の安堵した気持ちも、本当によく記憶に残っています。
③マークするひと(いたら)
全員です!
藤本プロは、先日の帝陸戦で対戦した際、親の四暗刻を和了するなどで圧倒的に勝っていきました。準決勝でリベンジを期するところでしたが、やはり強さを見せつけられる結果となりました。
志多木プロはベスト16で対戦し、3回戦終了時の厳しいポイント差を逆転して勝ち上がりました。後日のセットで、自分も同じ条件からの逆転にチャレンジしましたが達成できず、志多木プロの強さをひしひしと感じました。
獅坂プロとは初対戦です。情報収集はこれからですが、自分より遥かに経験の多い3名のプロを同時に相手にするわけなので、しっかりと準備して臨みたいと思っています。
④決勝への意気込み
プロ3名が相手で3人とも素晴らしい実績のある方ですが、対局中だけは「自分がいちばん勝つのに相応しい」と思って戦います。
一般参加の自分が頑張れば大会が盛り上がると信じて、ここまで戦ってきました。
決勝でも同じく、優勝を目指して、全ての力を振り絞って戦います!
藤本鉄也プロ
①決勝進出において感想
ホッとしています(偉そうな意味ではないです)
そしてやっぱり嬉しい
②これまでで印象に残っていること
北陸支部では今回初の試み(トーナメント戦)で、アマチュア選手含めて盛り上がったというか関心が高く、来季以降も継続しておこなっていける大会だなと感じています。
③マークするひと(いたら)
全員なのですが…
一番対局数が多い中で勝ち上がってきたアマチュアの為沢さんですかね…私は勢いや風?を大事に思うタイプで、為沢さんにはそれを感じています。
④決勝への意気込み
まずは先手をとりたいですが、勝負処の見極めを間違えないよう全力集中して挑みます。
優勝します!(優勝したい)
志多木健プロ
①決勝進出において感想
無茶苦茶嬉しいです。今年はベスト16から出場させて頂いているので最低目標が決勝進出だったので。正直言ってトーナメントでは全く負ける気はしなかったですし、自称【北陸トナメキング】の実力を見せつける絶好の場だと思っていたので有難いです。(笑)
②これまでで印象に残っていること
・ベスト16で対戦した為沢さんのパンチ力と私のゲームメイクの上手さ。(笑)
・ベスト8をノーリーチで勝ち上がった私の余裕と獅坂プロが木戸プロに競り勝った事ですかね。
③マークするひと(いたら)
私が決勝に進出した時にいつもいる方です。(藤本プロ)理由は純粋に強いから。
獅坂プロの攻撃力や為沢さんのパンチ力にも注意しなければいけないので正直なところ全員になっちゃいますけどね。(笑)
④決勝への意気込み
勿論優勝します🏆
今年の北陸を引っ張ってきた男としてキッチリ結果出したいと思います。
獅坂祐一プロ
①決勝進出において感想
多くの方が参加する中、決勝に残れたことは大変嬉しく思っています。
②これまでで印象に残っていること
印象に残るような場面は特にありませんが、ベスト16の初戦で50ポイント近く叩けた時はベスト8に残れるビジョンが見えました。
③マークするひと(いたら)
決勝に勝ち上がった皆さん全員です。あえて言えば1番気になるのは自分です。
④決勝への意気込み
優勝が見える位置で最終戦を迎えれるよう頑張ります。
インタビューありがとうございました。
皆さんの熱気が伝わってきますね!
特にアマチュア代表の為沢さんには、強者麻雀プロ達の壁を体感して頂いて、悔いなく麻雀を楽しんでもらえれば良いなと思います。
北陸トーナメント選手権決勝は、11/4(月)です。
結果はこちらのサイトより発信して参ります。お楽しみに!
執筆者 文月愛美