里親様からの応援メッセージ~運命の出会いに~
皆様、こんばんは!
里親様から嬉しい応援メッセージをいただきましたのでご紹介させてください!
鈴木様がお迎えくださった、おでんちゃんは、野犬の子犬で、兄妹たちと収容されていた子です。
ひとつ前の活動報告に載っている子犬たちの親族だと思われます。
重篤なパテラを患い、後ろ足は縮こまった状態で引きずっていました。
多額な手術費用もかかりますし、そんなおでんちゃんの全てを受け止めて下さる里親様を見つけてあげられるだろうかと不安に思っていました。
そしてマロニーくんはボロボロの姿で道端で動けなくなっていたところを当会の里親さんが見つけ当会にSOSをいただいた子です。
「今夜が峠です。もたないかもしれません…」と獣医さんから言われるくらい危険な状態でしたが、奇跡的に乗り越えて、美しく成長しました!しかし、猫エイズ陽性…
これもまた、その全てを受け止めて下さる里親様を見つけてあげることが難しく月日が流れておりました。
そんなおでんちゃんとマロニーくんに最高の運命の出会いがありました!
「例え歩けなくなったとしても…この子が少しでも幸せになれるよう最期まで大切に守ってやりたいです」と仰って下さる里親様と巡り合えました!
おでんちゃんが手術を受けるまで、ハウスでお預かりすることになり里親様は泊りがけでおでんちゃんのお世話のお手伝いに来てくださいました。
そして、そこでマロニーくんとも運命の出会いとなったのです!
ハウスが取り持つご縁のようで、心躍る嬉しさでした!
おでんちゃんの3度の手術、まだこれからも続く治療と大変な日々でも、いつも前向きに笑顔でおでんちゃんを支えて下さり本当に感謝しています。
マロニーくんも優しくおでんちゃんに寄り添ってくれているようです。
この穏やかで優しい日々をおでんちゃんとマロニーくんに贈って下さり有難うございます。
おでんちゃん(元バニー)&マロニーくん(元うさ吉) 鈴木ひろみ 様
おでんとの出会いは里親募集サイトの「ペットのおうち」でした。
1年前に11年間ずっと寄り添ってくれた愛犬を亡くし、毎日悲しくて寂しくて辛くて、なかなか次のコをお迎えしようという気持ちになれませんでした。
でも、そんな時にたまたま見つけたのが「おでん」だったんです。
先代犬はバーニーズマウンテンで、そのコと同じ白・黒・茶色のカラーリングの野犬の子犬。
里親募集のページには、スタッフさんに抱っこされて不安そうな顔の子犬が写っていました。
膝のお皿がはずれてしまうパテラを患っていて手術が必要とのことで、ほかの兄弟に里親さんが決まっていく中、このコにはまだ里親の応募がないと書いてあり、しかも掲載期限が今日まで!
もうこれは運命だと思いました。
急いでパートナーへ連絡し、里親へ応募しようと思うんだけどどうかな?と相談しました。
先代犬は骨肉腫を患い、最後には寝たきりの状態でした。
大型犬の介護経験のある私たちならきっとこのコのお世話もできるよねと応募を決めました。
「しあわせの種たち」さんは里親決定までのフローがしっかりしていて、その後はものすごいスピードで話が進みました。
ひとつの大切な命を救うためにスピード感も大事にされているという印象を受けました。
動物愛護センターには日々新しいコが収容されて、センターの犬舎はすぐにいっぱいになってしまいます。
犬舎がいっぱいになるということは、処分されてしまうコが出てきてしまうということ。
それを瀬戸際で守ってくれているのが、「しあわせの種たち」さんの活動だと思います。
1頭の里親さんが決まれば、1つ分犬舎に余裕がうまれます。
そうして助かった命が、みなさんの活動のおかげでつながっていくのだと、自分が里親になったことで改めて感じることができましたし、本当に大変な活動をされている皆さんに頭が下がる思いです。
当時は名古屋から岡山に移住するタイミングで、まだ名古屋にいた私たちに理事長の濱田さんは「おでんちゃんに会いに来る時には、どうぞ保護ハウスに泊ってください」と言って下さり、寝袋持参でお邪魔しました(笑)
保護ハウスに行くと、愛護センターから保護ハウスに来たばかりのおでんとその兄弟2頭がケージの隅に団子状態で固まっていました。
3日間ほど保護ハウスに泊まりながら、ビビリでかわいい子犬たちのお世話をさせていただいて、その後、正式譲渡となりました。
その際に、ハウスにいた主のような貫禄の猫「マロニー」とも仲良くなり、なんと一緒に我が家へお迎えすることに!
マロニーもエイズキャリアということでなかなか里親さんが決まらなかったそうです。
猫エイズは犬にも人にもうつらないというのは知っていたので、家族に迎えることは即決でした。
マロニーとの出会いも運命だったのかな。
マロニーとおでんは相性もよく、毎日仲良くしている姿を見ると本当にお迎えしてよかったなと思います。
おでんはパテラの大きな手術を3度し、現在もまだ治療は続いていますが、1年後にはしっかり歩けるようになっているはず!
しあわせの種のメンバーさんたちにもいつも励ましのメッセージをいただいています。
譲渡して終わりではなく、むしろ譲渡後のケアを大切になさっていて、困ったことがあればいつでも相談にのってくださいます。
私もおでんの脚が治ったら、預かりボランティアとして活動のお手伝いをさせていただきたいなと思っています。
クラウドファンディング成功で、ひとつでも多くの命がつながれますように…
応援しています!
鈴木ひろみ