第22番札所 蜂ノ巣地蔵堂(はちのすじぞうどう)
2024.09.19 08:53
●入り口
県道脇から、市街地の細道を北へ入ります。
●札所堂宇
石造り六地蔵尊(武雄市文化残)の門から入ると、広場の奥に地蔵堂が建っています。
●安置仏
本尊(中央)地蔵菩薩:木像
脇尊1.(右側)阿弥陀如来
脇尊2.(左側)弘法大師
●歴史
ここは1908年まで、真言宗定林寺があった所です。
入り口には1555年建立の六地蔵塔が門構えのように立ち、境内に名残の石造物があります。
堂宇の背後の植林地内は墓地になっています。
墓地には、黒髪山大智院の住職や僧侶の墓石が並びます。
●漢字
この漢字を、ガイド本巻末のチェックシートの「22番」の所に、順礼の証として、書き写していきます。
●近くの見どころ
1.太鼓墓
場所
札所堂宇の背後の墓地入口の左手
由緒
この墓碑は1878年10月6日に建立された浮立師匠:力武弥三郎の追悼碑
墓碑建立の施主名として、唐津・伊万里地域の郷村名が列記されている。
2.杉森家二階門
場所
地蔵堂入口から南へ200m
由緒
1703年に杉原玄海が開業した医院
1715年頃、初代玄海の従兄:近松門左衛門が逗留
1年半の逗留中に、平戸藩を訪ね海賊:鄭成功を取材している
同時に、黒髪山を巡り、大蛇退治話を書き残す
二階門は江戸後期の建築で、1891年に改築されている。
杉森家は後も医業を継続し、明治大正年間は名薬を考案し、販売した
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