「働き手不足1100万人」の衝撃。2040年の日本が直面する危機と“希望を読んで思った事。それは人材不足による待つ恐ろしいディストピアな未来が待っている。
皆さんどうもこんにちは、ブログのの更新します。
今回は、古屋 星斗 (著), リクルートワークス研究所 (著)の著書の書かれた「働き手足1100万人」の衝撃と いう本をご紹介して行きたいと思います。
この記事で興を持っていただけましたら上記のリンクから是非1度本書を手に取って頂けると嬉しいです。
それでは リラックスして楽しみながら本書の内容に一緒に切り込んでまいりましょう。
本日の 本日の内容は次の通りです。
第一章 日本の4の1の街が地図から消えます。1100万人の人材不足によって起きる「日本のやばすぎる惨状5選」に付いて。
第二章 せっかく貯めた貯金と年金が水の泡にお金があるのに使えない 2040年に訪れる日本の真実に付いて
第三相 2040年を生き延びるために日本人はAIに身売りしなければいけないという事に付いて解説してまいります。
それでは早速
第一章 日本の4の1の街が地図 1限 日本の4分の1の街が地図から消えます。1100万人の人材不足によって起きる「日本のヤバすぎる惨状5選」から解説をスタートしてまいりましょうか。
さて本書ではなぜ2040年の日本において1100万人もの人手不足てしまうのか?そしてそれに対して、どの様に対処したら良いのかなどが詳細統計データと共に詳しく説明されております。
もちろんその様な計的な内容も大切になりますがまずは2040年の日本でどんなやばい事が起きるのかをイメージ して頂く為に将来具体的に日本に起きる事に付いて一緒に見て行く事に しましょうか。
1つ目に紹介したい1100万人の人材不足によって起きる日本のやばすぎる未来は、
壊れた道路やトンネルが放置されると言う未来になります。
さて本書が行ったシュミレーションによると2040年には日本において1100万人もの人手不足になると言う事がほぼ確実であると言う事が分かっています。
更に労働供給は今後加速度に減少して行き日本は取り返しのつかない状況になると予想されております。
そんな中で、既に不足しているのが介護やインフラと行った産業を担うエッセンシャルワーカーと呼ばれる人達であります。
全国で報道されている人材不足関係のニュースを見ただけでも日本が以下に今やばい状況に置かれているのかは一目瞭然だと思います。
自動車業界では整備士が足りず、現場は疲弊し修理は1ヶ月後となることもざらです。
医療現場では全体の過半数を超える6 割の施設で薬剤士が不足しています。
大阪の公立学校では教員が足りない為に自習学習が続くと言うとんでも無い状況も起きてい ます。
介護や建設・物流が足りないのは言うまでも無くこの様にありとあらゆる業界で深刻な人手不足が今ひしひしと起こっていると言う事であります。
中でもトラックドライバーを始めとする物流関係の人手不足は深刻な問題です。
シミュレーションによるとドライバーの 不足率は24%を超えていてこの事は、本来4人必要な仕事に今3人しかついてい 無いと言う事を意味しているんです。
そんな中ドライバー達は、3人で4人分の 仕事をしようと日夜とても頑張って働いてくれておりますがその様な労働者に頼っていては、人材の留出が加速するだけです。
人材不足の業界と言うの如何しても必然的にブラックになりがちで過重労働や異常な程の残業時間によってどんどん人が疲れてやめて行く事になります。
そ今後は特に地方部等で全く配送が出来ない地域とか配送が出来ても離島の様に非常に時間がかかる様になる地域 がどんどん出て来ると言う事が予想されております。
時間指定等と言う贅沢なサービスが維持できないのは当然でもはや通販で物を買うと言う当たり前の行為自体が成り立たなくなってしまうかも知れません。
人材不足から運送業者各社は解決に向けて様々な取り組みを行っておりますが例えトラックドライバーの数を維持出来ても今度は、建設業界の問題があります。
トラックドライバーが沢山いたとしても、道がボコボコで車が通れなければ当然荷物を配達する事はd出来やしません。
2040年の建設人材の不足率は22.0%で道路のメンテナンスや災害後の復旧に人手が足りず壊れた道路やトンネルを放置しなければいけない状況になると考えられているんです。
日本はただでさえ自然災害が多い国ですから、道路が寸断され地方都市が陸の孤島になってしまう日は相遠くはないんです。
又、製造業の人手不足も大きな問題であります。
2040年には100万人以上の供給不足が見込まれて不足率は13.3%となっています。
昨今は円安によって海外から生活拠点を国内に戻す動きが ありますが例え生産工場が日本に出来ても 問題はそこで働く人がい無いと言う事、そうなれば日本はトラックドライバーもいなければ道路を修理する人もいない上に、そもそもトラックに乗せる商品を作る人さえいないと言うとんでもない悪魔的な状況ディストピアになる事でしょう。
この様な物流業界の悲惨な未来と共に日本で 最も労働不足が深刻なのは介護であります。
2040年の介護職の不足率は 25.2%でこれは週4で必要なデイサービスにスタッフ不足の為、
3日しか 通えないと言う状況が当たり前になると言う事を意味しております。
当然医療においても人材不足は顕著で外来で診察を受ける為に1週間待た無くて行けない何て言事は、ざらで救急車を呼んでも 6:38 受け入れてくれる病院がないのが今後当たり前になる事でしょう。
それでは次、
二つ目に紹介したい1100万人の人材不足によって起きる「日本のやばすぎる未来」は警察官がいなくなり無法地帯になると言う未来でございます。
さて物流とか介護医療と行った人間の人材不足だけで無く公務員の人手不足も深刻な問題になっています。
余り知られていないんですが、
今問題となりつつあるのが警察官の不足です。
警察官は治安を維持して私達の生活の安全を守ってくれる非常に重要な仕事です。
実は、警察官は今応募者数が急速に減少していて今後、数年で不足が顕著化する職業であると言われているんです。
例えば鹿児島県警では2014年の応募者数は1025人もいたんですが2023年にはわずか 387人にまで減っています。ここ10年でなんと13%まで応募者が減っているんです。
これから10年で更に13%迄減ってしまえば鹿児島県警にはわずか100人しか応募しないと言う事になります。
この様な応募者数の減少は地方だけじゃ無くて都市部でも起きています。
例えば大阪府では、2018年代に1万人台だった応者数が 2022年度には6000人台と3割以上減ってしまっています。
更に問題なのが自衛官の不足です。
2011年から2021年迄の10年間で自衛官の応募者数は26%減少していて警察官と並んで私達の生活を守ってくれる重要な職業のなりてがどんどん 減っていっているわけです。
それだけで無くあらゆるジャンルでの公務員の人手不足が顕著で将来的に私達は高い税金を支払っているにも関わらず人手不足が原因で公共サービスを満足に受ける事が出来なくなる日がやってくる事でしょう。
それでは次
3つ目に紹介したい1100万人の人材不足によって起きる「日本のやばすぎる未来」は日本の1/4の地域に荷物が届か無くなると言う未来であります。
さて、この様にあらゆる領域で人手が足り無くなってしまえば、私達は生活するだけで大変で仕事所では無くなります。
例えばゴミ回収業者の人手不足によってゴミ回収 サービスが無くなって自分の足でゴミを燃やす為の焼却施設迄ゴミを運ばなければ行け無くなるとしたら如何なるでしょうか?
私達は、ゴミ1つ捨てるのに膨大な労力と時間を取られてそれだけで生産性がガクッと落ちてしまいますよね。
この様に人手不足は日本人全体の労働力や生産性迄も奪ってしまい更に人手不足に陥ってしまうと言うとんでもない恐ろしい悪循環を生み出してしまいます。
そんな悪循環が極まる2040年に私達の生活は具体的に如何なってしまうのでしょうか?
本書のシミュミレーション結果では次の様なディストピアが待ち構えている事が分かっています。
先ずは、先程の通りとんでもない人材不足に見舞われている運送業ですがドライバーがいない為、荷物が届けられない地域が発生するのは、ほぼ回避するのが不可能であると考えられています。
その為、私達日本人は荷物が届くかどうかで住む地域を決める様になるでしょう。
シュミレーションでは、日本の1/4の地域が事実上荷物の配送も受け取りも出来なくなり居住不可能になるとされています。
詰り、ドライバー不足が原因で日本から1/4の街が姿を消してしまうと言う事です。
また運送業と並んで危機的な状況にあるのが介護職でしたよね、介護現場では介護保険ってって介護を受けること出来るはずだったのが毎週の様にスタッフ不足でサービスを受けられなくなります。
具体的には週に2回はスタッフ不足でサービスが停止になるでしょう。
そうなれば高齢者自身や家族で介護しなければならず家族全体の生活が大幅に圧迫される事になるでしょう。
そして建設業においては2040年には、メンテナンスが必要な道路のうち22%が修繕出来ず放置される事になります。その結果地方の生活道路は使う事ができなくなりトンネルの落下と行った事故もあいつぐ様になるでしょう。
その結果渋滞が増える等移動にかかる時間が増加し何をするにしても時間効率が悪くなってしまいます。
さて、如何でしょうか?
この様な内容を読んでいて「いやいやそんなはずねえよ」と思われる人多いと思います。
「結構何とかなるんじゃないの」と楽観的になっている人いるかも知れませんがこれらは、全て正確な統計データに基づいて行われたシュミレーションの結果何です。
詰り、2040年にはこの様なとんでもない状況が訪れると言うのがほぼ確実な分け何です。
16年後私達日本人はこの様なとんでもない日本で暮らす事を余儀無くされてしまいます。
高い税金を払って高い介護保険料を支払っているにも関わらずです。
しかも問題なのは,
この様な問題は、超高齢化社会を原因としていて日本が世界で初めて直面する問題である言う事何です。
その為、前例もなければ成功が約束された解決策もありません。
私達日本人は人類社会が初めて直面するとんでもないディストピアに丸裸で立ち向かって行かなくては行けないんです。
それでは次
4つ目に紹介したい1100万人の人材不足に よって起きる「日本のやばすぎる未来」は整備士がおらず車検が受けられないと言う未来になります。
さてここまで2040年に訪れるとんでもない日本の未来に付いて紹介し来た分けですが、
実は、この様なディストピアは既に地方を中心に訪れつつあります。
そこで人手不足によって一体どんな事になってしまうのか、その事例に付いて実際に起こっていることを幾つか紹介して見ましょう。
1つ目は自動車整備の 人手不足によってもはや車検制度が維持出来なくなっていると言うとんでもない事例であります。
東北地方のある会社では、整備士がいない為仕事はあるのに断らざるを得ない状況が続いていると言います。
最近はEVと共に自動運転が話題になって おりますよね、確かに運転自体は自動化される未来が来るかもしれませんがそれでも人間の手が必要なのが自動車整備であります。
特に地方では自家用者と言うのは人々の生活の足であり車が無くては生活が立ち行かなくなる程重要な物何です。
ですが、多くの整備会社は大型車の整備業務で手一杯で自家用者の車検業務にまで手が 回らなくなっていると言うやばすぎる現状があります。
この様な事から今資格を持った自動車整備工の人材の取り合いが始まっています。
一級整備士の資格を持った、整備工が年収900万円で引き抜かれその地域の車検制度が維持で出来なくなったと言う事例もあります。
900万円で引き抜けるのならまだ良い方で今後は幾らお金を払っても整備工がおらず車検が実施出来ず車に乗れなくなる未来が来てしまう可能性 だってある分けです。
それでは次
5つ目に紹介したい1100万人の人材不足によって起きる「日本のやばすぎる未来」は80代の高齢者がバスの運転をすると言う未来になります。
さて人手不足の問題になると必ず高齢者自身が働けと言う乱暴な議論をする人がいます。
ですが、日本の高齢者は働き者で多くの業界では高齢労働者がその業界を支えていると言う現実があります。
例えば東海地方のある地域では何と75歳の現役のバス運転手さんのお陰で路線が維持出来ていると言います。
東海地方のこの地域の運転手の平均年齢は63歳で殆どの人が定年後に会社に頼み込まれて最就職したと言います。地方のバスと言うのは運転が出来なくなった高齢者の大切な足ですがそのバス路線を維持しているのもまた高齢の労働者と言う事になります。
また物流においても高齢者が活躍しています。新聞や広報士の配達を行っているある企業は人手不足の為配達員は何と70代~80代の高齢者が中心であると言います。
しかしこれ程の高齢になると健康問題によって仕事が出来なくなる人が大勢いてどんどん配達員が離脱しているんです。
この事からも人手不足は 高齢者自身が働けば良いじゃないかと言う乱暴な議論では問題は解決しないと言う事がお分かり頂けるでしょう。
それではこの辺で第一章の内容を纏めておきます。
初めて聞く内容も多くびっくりされた方も多いか知れません。
この第一章で紹介した1100万人の人材不足によって起きる「日本のやばすぎる未来」は次の5つでした。
1、壊れた道路やトンネルが放置される
2、警察官がいなくなり無放置体になる
3、日本の1/4の地域に荷物が届かなくなる
4、整備士がおらす車検が受けられない
5、80 代の高齢者がバスの運転手をする
それでは
第二章のせっかく貯めた貯金と年金が水の泡に...お金があるのに使えない「2040年に訪れる日本の真実」
第二章でせっかく貯めた貯金と年金が水の泡に、お金があるのに使えない2040年に訪れる日本の真実に付いて解説して行きたいと思います。
先ず、1つ目に紹介したいお金があるのに使えない2040年に訪れる日本の真実は生活の維持に時間を取られるが余り働く事さえ出来なくなると言う事になります。
さて私達は、普段お金を払う事によって様々なサービスを買っている分けですよね、
ですがもしその様なサービスを買う事が出来なくなったら如何なるでしょうか?
私達は、今もお金を払いさえすればサービスが受けられるのが当たり前の社会に生きていますよね。お金を払えば電車に乗れるしお金を払えば日本全国どこにでも荷物が届きますよね。
ですがこれらは全て電車の運転手や駅員トラックドライバーや道路を整備してくれる作業員の方々といった働き手がいてこそ実現出来ている奇跡と言えます。
私達はこの様なお金を払えば、満足なサービスが受けられると言う奇跡が奇跡であると言う事をすっかり忘れて当たり前と言う認識でいます。
かつて狩猟採集時代の人類に取って食べ物が手に入ると言うのは奇跡に近かったんですよ。
マンモスを狩ったり、果物を木から取って来るのは物凄い危険が伴って簡単に出来る事ではありませんでした。
ですが、農耕や牧畜が始まって貨幣経済が浸透する事で私達人類はお金を払えばいつでも、どこでも食料が手に入る様になりました。
もちろん現在でも食料難に困っている人や、そう行った地域は世界中に存在しますが、少なくとも、この日本においては食べ物に 困って餓死すると言う事はまずありえないでしょう。
食べ物がいつでもどこでも手に入ると言うこの現状が奇跡であると言う事を私達日本人は忘れてしまっている んです。
しかしもし気候変動や戦争によって食べ物や水が手に入りにくくなったら如何でしょうか?
食べ物の価格は高等し、幾らお金を払っても食べ物が手に入らないと言う大変な状況に陥るでしょう。
実は今これと同じ事が働き手の間で起ころうとしている分けな何です。
2023年にリクルートワークス研究所の調査によって将来の労働供給に付いて恐ろしい事実が発覚しております。
将来の労動の需要と供給の シュミレーションを行ったこの研究によって今から16年後の2040年には何と、日本で1100万人の人手不足が起きると言う事が判明してしまったんです。
詰り、10数年後には日本は食料難ならぬ働き手難に直面すると言う事が明確になってしまったんですよ。
食料難の時にどれだけお金を払っても食料が手に入らないのと同じで、わずか10数年後私達日本人はどれだけお金を払っても人的サービスを受けられなくなってしまうんです。
更に門題はそれだけではありません。
人手不足と言うのは今に始まった事では無く平成の頃から日本ではずっとニュース等で騒がれ続けてい た問題ですよね。
ですが実際どの様な分野で人手不足が起こって私達の生活にどの様な影響があるのかを明確に、シュミレーションした研究はこれまで報告されておりませんでした。
先程の2023年の研究では業種別の労働需要のシュミレーションの結果私達の生活の根本を支えている生活維持サービスが消滅の危機にあると言う事が分かったわけです。
シュミレーションの結果、
2040年には,
介護サービス職で25.2%
ドライバー職で24.1%
建設職で22%
の働き手が不足すると言う事が分かっているんです。
すると、如何なるでしょうか?
私達は2040年になると老いた親や自分自身の介護サービスを受ける事が出来なくなります。
お金が無いから受けられないのでは無く食料難と同じでスタッフが確保出来ないと言う理由でお金があっても受けられないん状況に陥ってしまうんですよ。
そうなると働き盛りの世代の家族が自分の手で介護をしなければ行けなくなります。
介護と言うのは波大抵の労力ではありませんから若い世代は親の介護に手一杯で働く事が出来なくなり更に人手不足が深刻化してしまます。
ドライバーがいなければコンビ二やスーパーの商品は補充されず食べ物は、あるのに消費者が買えないと言う自体に陥ります。
そればかりか建設職の不足で道路が穴ぼこだらけだ、何て言事にもなるんです。
そうなれば消費者自身が遠くまで歩いて買い物に行かなくてはならず、更に時間が取られ働く暇が無くなってしまいます。
こうして私達日本人は、生活の維持に時間を取られるが余り働く事さえ出来なくなってしまうんです。
それでは次
2つ目に紹介したいお金があるのに使えない 、2040年に訪れる日本の真実は、不景気なのに人が足りないと言う恐ろしい二重苦であります。
さて、ここで皆さんがもし無人島に住んだら如何なるのかをちょっと考えて見ましょう。
無人島と言っても水や食料が豊富なパラダイスの様な場所を想像して 欲しいんです。
美しい海や自然を眺めながら悠々自適な生活をイメージするかも知れません。
人間関係に煩わされる事も無く天国の様な場所ですよね。
ですが実際には、そうではありません。
無人島においては例え水や食料が豊富であっても私達は朝から晩まで休む暇無く働かなくては行け無くなるんです。
人間社会においては私達は皆の労働を消費しています。
コンビニでいつでも好きな時に食べ物が手に入るのは私達が食料を買っているからではありません。食料をコンビニまで運んで来てくれるドライバーの労働やそれを売る店舗のスタッフの労働等多くの人の労働に対してお金を払っているんです。
頼れる人がいない無人島においては他者の労働の力を借りずに生活しようと思ったら、ありとあらゆる労働を、自分自身で引き受けなくては行けないんですよ。
食料品を自分の足で調達し自分で調理し自分で保管しなければ いけません。
洗濯をするのも自分ですし生活に必要な道具を集めるのも自分です。
水場までの道が壊れたら自分で補修しなければ行けません。
屋根に穴が開いたらそれを直すのも自分の仕事です。
詰り、他者の労働の恩恵を受けられない状況においては、
私達は生活するのに精一杯で休む暇も無いと言う事になってしまうんです。
そして2040年に訪れるのはこの無人島の様な社会な分けです。
飽食と工業の時代において食料品や工業製品自体は日本国内に溢れています。
ですが、それを運ぶ人が誰もいなければ修理する人もいないんです。
これははっきり言って絶望的な社会と言えるでしょう。
確かに、今現在の日本ですらも殆ど絶望的だと言っても良いでしょう。
経済の格差は、どんどん広がりお金が無い人は淘汰されお金がある人だけがまともな生活が出来る為です。
ですが、その次に訪れるのはお金があっても如何にもならない社会です。
せっかく新NISAで資産を築いても一生懸命節約して貯金をしてもそもそも働き手がいないんですから労働力に対してお金を払うと言う事すらも出来なくなってしまうんです。
何故こんなとんでも無い事になるのかと言えば、
それは何と言っても高齢化が原因です。
人は何歳になっても他者の労働力を消費します。
むしろ年を取れば取る程、医療や介護に依存する様になって沢山の労働力を消費する様になるんです。
一方で私達は年を取ると自分自身が労働力を提供する事が出来なくなります。
詰り、高齢化と言うのは人手不足を二重に加速させると言う事これが2040年に起きる事が、単なる人手不足では無い事の本当の理由な分けです。
これ までの日本の人手不足は後継者不足や技術継承の困難やデジタル人材の不足と行った産業や企業視点からの人手不足に過ぎませんでした。
その様な人手不足は経済を停滞させる事は、あれど私達の生活までを不便にしてしまう事はなかったんです。
しかし2040年に起きる事は違います。
労働力を提供する事が出来ない大量の高齢者が大量の労働力を消費しその余りのスピードの為に日本の労働力が底を尽きてしまうと言う事になる分けです。
本書で最も重要な点はここにあります。
詰り、これまでの人手不足と2040年に起きる事は根本的に違うと言う事何です。
かつての日本の人手不足は企業の業績や景気に大きく左右される物でした。
人手不足が日本で論じられる様になったのは2005年以降と言われていてこの頃はリーマンショック前の景気拡大局面にありました。
詰り、景気拡大によって求人が増えた事で人手不足になったと言う分けです。
実際これまでは企業業績と人手不足の間には正の相関があったと言う事が研究によって示されているんです。
逆に言うと不景気になれば失業者が増えて人余りになると言う事何です。
ですが現在は根本的に違う分けなんです。
現在は景気状況と人手不足の度合いが完全に駆け離れてい て企業の業績が良いか悪いかに関わらず慢性的に人手が足りていないと言う状況何です。
ここは本書の最も重要な部分ですから、一旦纏めておくとこれまでの人手不足は景気や企業業績に左右され労働に対する需要の上がり下がりをベースに労働力が不足していた。
それに対して2040年の人手不足は景気や企業に左右されず、そもそも労働供給量が絶対的に足りていこのような大きな違いがあるんです。
詰り、2040年には不景気なのに人が足りないと言う恐ろしい二重苦が日本に到来すると言う分け何です。
それでは次
3つ目に紹介したいお金があるのに使えない 2040年に訪れる日本の真実は、1100万人の人材不足は、無人島で生活するのと同じと言う事であります。
さて、2040年に1100万人が不足すると言うのは2040年に急に起きる事では無くて、
当然今のうちから、既に始まっている事になります。
実際、現在でも物流や土木・建設・介護福祉と言った職種では明らかに労働力の需要が供給を上回っていて大変な人手不足に陥っているんです。
これが、更に2040年にはもっと深刻化する言う事であります。
注文した商品の配送やゴミの処理・道路の修理・除雪・保育サービス等私達が日頃恩恵を受けているあらゆる生活維持サービスが機能不全に陥るんです。
先程の2023年の研究では2040年のこれまでなかった様な、
次の様な問題が浮上する事が分かっています。
問題1、給料を幾ら上げても必要な人材を採用出来ない。
問題2、採用コストが高くなりすぎて必要な生活維持サービスが廃止になる。
問題3、人手不足によって企業が倒産していく。
この様な結果日本社会全体の経済活動が停滞縮小していきます。
そして不景気になるにも関わらず人手不足が解消されないと言うのは先程述べた通りです。
そうなれば当然ですよ、私達の生活水準は低下し生活水準の維持に必須のサービスに労働力を回さざるを得なくなる分けです。
そうなれば当然最先端の分野に対する人材供給が後回しになってイノベーションが一層停滞します。ゴミ回収の人材が不足して街中にゴミが溢れている中新しいAI開発等をやっている暇はありませんからね、この様な悪循環によって日本はどんどん後進国に転落して行くと言う分け何です。
そして最終的に如何なるかと言えば私達日本国民自身が痛い目を見るんです。
社会保障の分野で良く出される数字に高齢者1人当たりの現役人口とい言う物があります。
高齢者1人を何人の現役世代で支えているかと言う指標の事です。
2010年には高齢者1人を1.96人、およそ2人の現役世代で支えておりました。
ですが、これが2035年には高齢者1人に対し1.35人更に2040年には1.2人にまで低下すると言う事が分かかっているんです。
詰り、いずれ若い世代が高齢者を支えられなくなる日が必ずやって来ると言う事。
そうなれば結局困るのは、今から16年後に高齢者となる現在の現役世代の皆さんな分けです。
現役世代の方々は今新NISAで一生懸命老後資金を作っ たり給料から年金が天引きされるのを我慢していらっしゃる事でしょう。
ですが、2040年にはその努力が全て水の泡になってしまう可能性が否定できません 。
幾ら老後資金があれど現役世代の労働力を買う事が出来ず不景気なのに人が足りないと言う恐ろしい二重苦であります。
最近は、年金制度の崩壊が騒がれておりますが、例え年金制度が破綻しなかったとしてもその年金で買う労働力が日本にいなければ年金が幾らあった所で意味はありません。
お札は荷物を運んでくれませんし、ゴミ袋にお札を貼っておけば次の日には回収されている分けではないからです。
荷物を運んでくれるのもゴミを回収してくれるのも全ては結局人何です。
今現在は現役世代の皆さん自身がその様な労働の供給者となっている分けですが、
いざ皆さんが、労働の消費者となった時、残念ながら日本に労働を供給してくれる人がい無くなっている未来がほぼ確実な分けです。
本書の推計では2040年に訪れる1100万人の人手不足と言うのは例えるならば大阪を含めた近畿地方の働き手が丸ごと消滅する位のインパクトであると思います。
これは、ちょっと考えてみれば分かりますが余りにもやば過ぎる話だと思う分けです。
もはやこの様な人手不足は人手が無くて忙しいと言うレベルではありません。
無人島と同じで自分の健康に何かがあったら終わりと言うレベルの本当にやば過ぎる状況何です。
ここまでで以下に日本がやば過ぎる状況に陥っているか、よくご理解頂けた事です。
それではこの辺で
第二章の内容を纏めておきたいと思います。
この第二章ではお金があるのに使えない2040年に訪れる日本の真実を合計 3つ紹介しました。
1、2040年生活の維持に時間を取られるが余り働く事さえ出来なくなる
2、不景気なのに人が足りないと言う恐ろしい二重苦の未来、そして日常生活に必須の人的サービスがお金が有っても人的サービスが受けられなくなる。
3、1100万人の人材不足は実質、無人島で生活するのと同じで今後ありとあらゆる労働を自分で引き受けなくてはなら無くなる。
それでは
第三章 2040年を生き延びる為に、日本人はAIに身売りしなければなりません...
では次の第三章で2040年を生き延びる為に日本人はAIに身売りしなければなりません。と言う事を解説して行きたいと思います
さて、ここまで、余りにも悲惨すぎる日本の未来に付いてご説明致し ました。
これらの悲惨な未来は僅か10数年後に訪れると言う事がもう決まっていて今この記事を読んでくれている多くの方がそんな日本で何とか生きて行か無くては行けないんです。
ではこの様な残酷な未来を変えてより希望に満ちた日本の未来を取り戻す事は出来ないのでしょうか?
そこでこの記事の最後となる第三章では日本の未来の為の解決策に付いてご紹介したいと思いますまず。
1つ目に紹介したい日本の未来の為の解決策は徹底的な機械化と自動化であります。
さて本書では2040年に訪れる人材不足を解決する為に4つの策が提案されております。
それは
1、徹底的な機械化と自動化
2、ワーキッシュアクト
3、シニアの小さな活動
4、企業の無駄改革
この4つです。
先ず、
1つ目に紹介したい日本の未来の為の解決策は徹底的な機械化と自動化です
すでにAIの発達によってこの波は来ていると言えるでしょう。
最近のAI革命はしばしば産業革命と比較され私達人間の仕事を奪うと危惧されがちですよね。
ですが、ここまで見てきた通り日本は余りに人手不足が深刻でむしろAIに仕事をお願いしたいぐらいであると言う事が分かるでしょう。
労働力が溢れているのであれば仕事の取り合いになるかもしれませんが、今はその逆でむしろAIと仕事の譲り合いが出来る環境が日本にある分けです。
その点で、日本はAIを受け入れやすい土壌にあると言えるでしょう。
実際AIを活用する事で私達人間が人にしか出来ない仕事に集中したらより生産性が上がって結果的に経済が上向いて賃金上昇につながると考えられております。
その為日本は、ヨーロッパの様にAIをやたらに規制せずデジタルに寛容なロボットフレンドリーな社会を目指すべきであると言えるでしょう。
それでは
2つ目に紹介したい日本の未来の為の解決策は、ワーキッシュアクトであります。
さて2つ目のワー キッシュアクトと言うのは余り聞き慣れない言葉ですよね。
ワーキッシュアクトとは?
ワーキッシュアクトと言うのは本業の仕事以外の活動のうち人助けになるかも知れない活動の事を指しています。
私達は皆他者の労働を消費して生きていますがその労働は必ずしも仕事である必要はありません。
もし私達の趣味が誰かの役に立てるのであればそれはそれでめちゃくちゃ素晴らしい事ですよ 。
労働力が不足しているのであれば趣味によって助け合う事で足りない労働力を補って行こうそれがワーキッシュアクトの考え方でございます。
人の役に立つ趣味って何なのとあまりイメージしづらいと思うので具体例を紹介しましょう。
例えばスマホ ゲームアプリで地域のマンホールを撮影するのは如何でしょう。
マンホールを撮影し てスタンプラリーの様にポイントを貯めて行くゲームになります。
ユーザーが撮影した写真を位置情報に紐づける事で地域の水道インフラの情報を収集する事が出来ます。
これによってマンホールを点検する為の労働力を補う事が出来ます。
実は既に一部の電力会社がユーザーが写真に撮った電柱のデータを初期点検に活用していると言う事例があります。
他にもウォーキングをしながら地域社会を見守るパトロールランや旅先で人の困り事を手伝うボランティア等趣味が人の為になると言う事は意外と沢山あるんです。
それでは次
3つ目に紹介したい日本の未来の為の解決策は、シニアの小さな活動と企業の無駄改革であります。
さて、3つ目のシニアの小さな活動と、4つ目の企業の無駄改革は読んで字の如くです。
とはいえ第一章で述べた通りです。
既に多くのシニア世代は、何かしらの仕事をしておりますし、日本企業の生産性の低さは、なかなか急激に変える事は難しいかも知れません。
その為やはり将来の人手不足を解決する為には、特に、
1番目の徹底的なAIによる自動化・機械化が最も現実的な解決策であると言えるでしょう。
とはいえAIには人類がまだ出会った事の無い未知のリスクがあり手放しでAIを歓迎して良いと言う物でもありません。
人材不足を取るのか、機械との共生を取るのか?
私達日本人は、今非常に厳しい選択に迫られていると言えるでしょう。
そして、この選択を間違ったら最後日本には、もはや日本の未来は無いといえるでしょう。
また個人的にこう言った残酷な未来を踏まえた上で大切にして欲しい事があります。
それは健康です。
将来労働力が足りなくなり特に医療や介護分野で労働力が足りなくなるのであればもし病気をしたり体調を崩した時必要な医療や介護が受けられない可能性があります。
ですが、もしあなたが普段からきちんと体調に気を使って死ぬまで医療や介護に頼らなくても進む、あるいは最低限頼るだけで進むそれならばそれがベストでございます。
人手不足がこれ から深刻化していく未来だからこそより健康の価値が高まっていると言えるでしょう是非この記事を読んで健康知識を吸収し1つでも良いので生活の中で実践して欲しいです。
それではこの辺で
第三章の内容を纏めておきましょう
この第三章でご紹介した日本の未来の為の解決策は次の4つでした。
1、徹底的な機械化と自動化
2、ワーキッシュアクト
3、シニアの小さな活動
4、企業の無駄改革
この 4つでした。
さて、最後にねちょっとだけ補足すると先程健康が大事だと言いましたが、
もう1つ個人的にはやはりAIによる機械化・自動化も大切だと思います。
とはいえこれはですね、いきなりシニアのアナログ世代の人達にやりなさいと言われても、急に出来るもんじゃないので今のうちから、
ちょっとずつAIを使う練習をするとか、チャットGPTを使う練習をするとか、新しいアプリを試してみるとか、新しいデジタル・デバイスを試して見ると行った風に出来るだけ自動化や機械化にも慣れておく必要があるでしょう。
最初は大変だ難しいと感じるかも知れませんが、慣れです。
是非少しずつでも良いので慣れて行く様にしましょう。
本日は以上ですが、この書籍を読んだ私からも一言コメントさせてもらいます。
自分も薄々感じていましたがこの本書を呼んでもう日本は殆んど既に詰んだ状態になって来ています。
だって2040年にはほぼ人手不足がほぼ確定事項なんですから、今振り返って見ればバブルが弾けて1993年、から就職氷河期の辺りから既に日本と言う国のケチのつけ始めだったのかも知れませんね。
一つの手段としてこの日本と言う国のシステムを根底から変える様な大ナタを振るえるくらいの強力な指導者が必要になって来るの、かも知れません。
ありとあらゆる化学技術・医療技術・AIの開発等継承出来る物が益々いなくなり、日本の未来はいつの日か、ロスト・テクノロジー(失われた技術)の時代になって実質、江戸時代に迄文明を退化させてしまうかも知れません。
2040年は、自分も未だ生きてるどうか、微妙な所ですが、
例え自分が死のうが生きようが、次世代の人達に全てを任せて信じるしかないと思っています。
次世代の問題は次世代が解決するする事だと私は想っています。
そもそも人間はそこ迄馬鹿でも無ければ、愚かでもありません。
必ず次世代の人達がこの問題を解決してくれる事を信じています。
最後にもう一度今回の書籍を紹介させて下さい。
今回の記事を読んでくれた読者に感謝します。
本間義昌でした。
追伸。現在私は、 B型事業所サブカルビジネスセンター横浜 と言う所で
デジタルでイラストを描いたりその事業所のホームページに載せるコラムの執筆等の仕事を請け負っています。
普段一般にはあまり知らない有益な情報や為になる勉強になる役に立つコラムを執筆しておりますのでそちらの方も是非読んで頂ければと思っています。
ペンネームよっちゃんと言うペンネームでコラムを執筆しており
これで通算15回目となります
サブカルビジネスセンター横浜、次世代型就労支援 是非こちらの方のコラムも読みに来てくれると嬉しく思います。