富山遠征第6弾 旧利賀大橋
こいつの存在は知っていました。
そして今回はその全貌を明かせないこともわかっていました。
しかし、たとえその全貌を明かせずとも、このオブローダー界隈に燦然と輝くこの以降に触れずにいることはできません。
いつか全貌を明かすその日に向けて、パイロットレポとしてご覧ください。
旧利賀大橋(とがおおはし)
レポスタート!
圧倒的存在感!
その言葉はまさにこの遺構のためにあるような言葉です。
ダム湖に架かる橋として最高の立地と言わざるを得ない。
あまりに美しい遺構です。
この位置は先の湯谷吊橋で触れた小牧ダムの本流である庄川とその支流である利賀川(とががわ)が合流する地点に架かっています。
我々、オブローダーの中では聖地のひとつである利賀エリア、その入り口に架かっている橋という立地なわけです。
いや、もう架かってはないのか。
本当はこっちに行きたい・・・!
吊り橋がメインではありますが、そのアプローチとして掛けられているアーチ橋も十分に素晴らしいものです。
しかし、ここに辿り着くのは一朝一夕ではいかないこともわかっています。
ここは時間があるときにじっくり取組んでいきます。
こっちならある程度行けるのではなかろうか。
今回の目標はこちらです。
行けるところまで行ってやる!
ちなみに今いるところはこんな状況。
国道156号名物のスノーシェッドの真っただ中です。
車さえ停められればそれほどしんどい状況ではありません。
とりあえず外に出ましょう!
ここが今自分が歩けるギリギリの位置です。
まずはこの段差を慎重に下りましょう。
幅はあるのでこの辺りはまだ余裕です。
左右の座標は完全に合わせることに成功しました。
あとはこのまままっすぐ進めば、主塔に辿り着くことになります。
真っすぐ・・・真っすぐね・・・。
正直、下りれなくはなかったのですが、ものすごく鮮明に登れなくなる未来が見えました。
こういう絵だとか使えば行けるかもですが、ミスると痛いじゃすまないけがになりそう・・・。
他に降り場所を探します。
結論、今日はおり場所は見つけられませんでした。
しかし、先に進めばきっと降りる場所はある。
ここは戦略的撤退だ!
木々の隙間に除く利賀大橋東側。
この橋の末路は平穏なものではありませんでした。
実はこの橋の廃止原因は老朽化ではないと言われています。
その原因は火災。
風によって揺られた木材同士の摩擦で発火したという話ですが、正直嘘だろと言いたくなる話です。
ここより風が強い吊り橋なんて沢山ありますし、それで火が付くのなら木製吊り橋はどこにでもその可能性があるわけですから。
僕としては眉唾物かと思っています。
しかし火災が発生したのは事実ですよ。
いつかあそこに立ちたい。
そう改めて思わせていただきました。
一緒に行ってくれる人、随時募集中なのでぜひご一報ください!
庄川に架かる最大の遺構、旧利賀大橋。
今回はパイロットレポとさせていただきます。
いつか必ず、あの場所に立ち、その景色をお届けすることをお約束して。
以上、旧戸賀大橋編