伊勢神宮の飾り絵馬「亥」
2019.01.14 02:40
伊勢神宮詣りの楽しみのひとつ。
それは飾り絵馬!
今年はどんな絵柄かなぁと胸をふくらませます。
期待を裏切らない、猪と瓜坊(うりぼう)が描かれていました。
微笑ましく、そしてやはり美しい。ずっと見ていたくなります。
絵馬の作者を調べましたが、よくわかりませんでした。
あえて名前は伏せられているのかもしれませんね。
どなたかご存知でしたら教えてください。
この美しい絵馬にふさわしい言葉はなにか…。
思い浮かんだのは勇往邁進です。
「勇往邁進(ゆうおうまいしん)」は、「目標や目的に向かって、恐れることなくまっすぐ進むこと」や「困難を恐れることなく、勇んで前進すること」という意味に使われます。
「勇往」という言葉は、勇んで前進することを意味し、「邁進する」は、気後れすることなく一心に進むことを言います。実は、同じ意味を重ねた四字熟語になっており、「意気盛んに進むさま」を強調した言葉です。
しかし、「邁進する」には、かっこよく前へ進むという姿より、日々精進し一歩ずつ着実に進むという意味で使います。
元二子山部屋の大関貴ノ浪は、大関昇進伝達式の口上で、「勇往邁進」を用いて昇進の意気込みを表しています。また、英語にも「going full speed ahead(わき目もふらずに、全力で進む)」という、勇往邁進と同様の言葉があります。
絵馬というと願い事を書くのが常ですが、自身の決意、いまの時期なら今年の抱負を書いてみてはいかがでしょうか。
1月26日(土)は新春立春大吉講座の後、穏田神社で伝筆絵馬を描きます。
申し込みは締め切っておりますが、ご希望があれば調整してみますのでご連絡くださいませ。
また、1月27日(日)伝筆初級セミナーはあと1名さまご参加いただけます。
新年、新しい事、心が豊かになる伝筆を始めませんか?
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、
大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
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