「センターつぶすな」は正義の声
2019年4月24日、大阪府(吉村洋文知事)は大阪府警の機動隊200人を動員し、センターで生活している約100人の労働者を暴力的にシャッターの外へと追い立てました。
大阪府知事の吉村洋文氏が行った2度目の非人道的な強制排除でした。センターつぶしの障害になるとの思いで極悪非道の行為に及んだのです。釜ヶ崎の労働者を一人の人間と認めない差別思想が根底にあると思われます。
「耐震性が弱いから」というのがセンターつぶし(建て替え)の口実です。ところが大阪府庁の本館(知事室がある)は大正時代に建てられた庁舎です。センターよりも耐震性が弱いと言われてきました。そしたら建て直したかというと、そうはしておりません。免振工事を終え使っています。
そしたら、センターも免振工事あるいは耐震工事をして労働者の使い勝手のいいセンターにリニューアルすればいいだけのことです。何か反論がありますか、吉村洋文知事。
この人は8年前に大阪市長をやってました。ご存知の方もおられると思います。このとき手掛けたのが、現在今宮小中一貫校の横にある花園公園で野宿している釜ヶ崎の労働者を行政代執行法を使って一人残らず排除したこと。当時の大阪市長は吉村洋文氏その人です。
その時の口実が「だれもが使える公園にします」でした。ところが8年たっていまだに花園公園はカギがかかったまま、「だれもが使えない公園」になっているではありませんか。
吉村市長の狙いは花園公園で野宿している釜ヶ崎の労働者を一人残らず排除することだけだったのです。事実が証明しています。これが本心を隠して行った一度目の極悪非道行為。
今度はセンター潰しをねらっています。センターをつぶすことが狙いではありません。センターをつぶして労働者を散り散りバラバラにして見えなくしてしまうこと。これが吉村洋文知事の狙いです。花園公園でやったことをセンター建て替え(あいりん職安と西成労働福祉センターが入るだけの建物で労働者が利用できるライフラインは何一つありません。)でもねらっているのです。
吉村洋文知事のセンターつぶしに反対する声を上げ続けなければなりません。だって、センターが無くなって困るのは釜ヶ崎の労働者です。役人は痛くもかゆくもありません。
吉村洋文氏が行ってきた行為は適当な口実をつけ、釜ヶ崎の労働者を排除することだけをねらった非人道的行為です。おかいしことはおかしいと声を上げつづけること。このことが最も重要なことではないでしょうか。
釜合労は「センターつぶすな」「シャッター開けろ」「強制排除反対」これが労働者の声、正義の声だと信じ心に銘じて闘いぬきます。
10月26日(土)午後3時
三角公園に集まろう
センターつぶすな、シャッター開けろ、強制排除反対の集会とデモを行います。
センターはこの街の宝です。共に声をあげましょう。
花咲かじいさんの花壇
フヨウの根元にもヒガンバナの球根がびっしりと芽を出していました。球根をほりあげて、ウネに移植されています。
花壇中央のウネには大きな穴を等間隔にあけてタチアオイを移植されていました。来年は大きなタチアオイがたくさん見られると思います。オレンジ色の菊が咲き始めました。
花咲かじいさんが戻ってきて、見違えるような花壇になりました。
今後の予定
センターはこの街の宝です
10月26日(土)午後3時
三角公園
「センターつぶすな」集会・デモ
11月8日(金)午後4時
コスモス(株)
新件第5回調査
2024年10月21日
釜ヶ崎地域合同労働組合
釜ヶ崎炊き出しの会
いながきひろし事務所
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