2024.10.20　ゆどの道

令和６年１０月２０日（日）　　参加者：９名　　ガイド：伊藤尚人　　

コース：田麦俣七ツ滝～弘法茶屋跡～花ノ木坂～独鈷清水～護摩壇石～護身仏茶屋跡～

              細越峠～笹小屋跡～仙人沢～湯殿山神社大鳥居～湯殿山神社本宮～湯殿山ホテル跡　　　

　六十里越街道から湯殿山本宮へと続く参道「ゆどの道」を歩いてきました。この区間は街

道中信仰色が強く、見どころも多い区間となっています。集合前の車窓から眺めた月山の姿

にはみんな驚きました。月山どころか姥ヶ岳や湯殿山まで白くなっていたのです。前日の暑

さもどこへやら朝から冬のような寒さです。それでも天気予報の「昼から晴れ」に期待を寄

せてスタートしました。一時的に冬型が強まっただけあって晩秋のような時雨空で、雨が降

ったり止んだり…。大展望の月山遙拝所からの眺めも真っ白でした。しかし茶屋跡や石碑な

どが次々と現れるので飽きさせません。こんなに茶屋が立ち並ぶくらいだから往時の賑わい

は相当なものだったのでしょうね。名木・ラブラブナも片方が枯れてきていて、かたわれに

なったら名前なんてしようかね～なんて盛り上がりました。冷えた体になかなか止まない雨

がこたえるので湯殿山神社の食堂でお昼をさせてもらいました。そこから本宮へとお参り

し、しっかり生まれ変わってきました。しかし期待した天気だけはどうもダメなようで、と

きどき薄日は差すものの最後まで雨続きの空でした。帰りに眺めた月山もやっぱり真っ白で

した。下山時の気温は５℃。寒かったわけです。