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2024.12 清水 真理 個展『 万国少女博覧会 ~擬態少女~ 』

2024.10.22 15:00

「 Deus ex Machina 」(2022)※個人蔵

 

2024年12月、当ギャラリーにて人形家 清水 真理さんの個展を開催致します。

 

前代未聞、神出鬼没の万国少女博覧会へようこそ。

 

扉の向こうで擬態少女たちが皆様のご来場を待ち焦れております。

 

日常から遮断された驚異の博覧会を是非ご高覧頂きたく存じます。

 


 

展示会情報

 

会期:2024.12.19(木) ~ 12.23(月) ※5日間の開催です

 

時間:13:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)

 

会場:gallery hydrangea(東京 曳舟) Access

 

写真:Yukio Yoshinari


音楽:Ryogo Kobata (http://goomi.jp/rygk/

 

入場無料

 


 

出版記念イベント

 

会場にて清水真理さんの作品集『 万国少女博覧会 ~擬態少女~ 』の先行販売を行います。

在廊のタイミングであれば直筆サインをお入れします。

作品集に収録のYukio Yoshinariさんの写真展示もございます。 


清水真理 作品集『 万国少女博覧会 ~擬態少女~ 』

仕様:未定

価格:未定

発行:アトリエサード(https://a-third.com/

発売:書苑新社(https://a-third.com/shoenshinsha/

  


  

人形作品の販売方法について


本展での人形作品につきましては初日と2日目は予約販売、3日目以降は通常販売となります。

12/19(木):来場者の方のみ1点までエントリー可能

12/20(金):通販問い合わせの方も1点までエントリー可能(※18:30にて受付締切)

12/21(土)以降:通常販売(先着順 / どなた様も点数制限なし)

・会場でのご予約はQRコードからの購入予約専用webフォームにて承ります。

・予約販売期間中にご売約頂ける作品はおひとり様1点までとなります。

・同一作品に複数のご予約が入りました場合は翌日午前中に当方にて厳正なる抽選を行います。

・結果は翌日営業開始までにメールにてご連絡差し上げます。

・予約販売期間中にご売約となった作品は両日共に翌日の午前中にSNSでご案内致します。

・2日目からの通販でのご予約は各種SNSのDMまたはメールにて受け付けております。

(※お電話でのご予約は受け付けておりません。)

・3日目以降に販売可能な作品については随時SNSでのご案内となります。

 

※写真作品は通常販売のため予約販売対象外となります。

何卒宜しくお願い申し上げます。

 



展示コンセプト

 

偽の錬金術師が金を産み出す実験に疲れ果てた頃、

時計職人ヴォーカンソンは餌を啄むあひるのオートマタを完成させた。

ぜんまい仕掛けの新たな命に人々は畏怖し、驚嘆する。

 

産業革命により、人々は新たに正確に時を刻む機械仕掛けの神を信仰する。

蒸気船による定期航路で未開の地の動物たちや植物もあらゆる驚異の存在は知識人階級の収集の対象となる。

 

牧場は工場になり、花を摘んでいた乙女たちは夜の都会、路上で身売りする。

人々は祈りや聖務日課ではなく正確な労働の時間に管理される。

 

数に支配された紳士たち、プランテーションで労働する入植者達の心の乾きを癒すために、古今東西の乙女は商品化され、美しい少女達は陳列される。

 

少女達は自身の尊厳を永らえる最後の抵抗として、出来るだけ醜い姿に擬態した。

ゼウスから逃れるダフネのように、木々に、獣達に、乙女たちは擬態した。

 

人知れず散った乙女たちの精霊は、可憐な花々や蝶として再び甦り、森深くひっそりと清らかに咲き誇り、生を全うする。

 



作家プロフィール


清水 真理(しみず まり)


1972年生。

多摩美術大学美術学部二部芸術学科映像コース卒業。

在学時より映像、人形制作開始。

ビジュアル系バンドMUCC sukekiyoとのコラボや、映画、演劇、テレビドラマへの使用など多岐に渡って作品を発表する。

2011~ブレシア、ミラノ(イタリア)、ロサンゼルス、台湾、バクー(アゼルバイジャン)、ミュンスター(ドイツ)で人形を展示。

2015年蜂須賀健太郎監督の映画「アリス・イン・ドリームランド」に人形制作。著書に「Miracle~奇跡~」「Wachtraum~白昼夢~」「Wonderland」「VitaNova」(アトリエサード刊)

フランス「Hey!magazine」、スペイン「The guide artist」、アメリカ、ロシアの人形雑誌に作品掲載。

 

参考作品「 嘆きの聖母子 」(2022)

 

参考作品「 Alice 」(2023)

 


 

会場楽曲アーティスト

 

Ryogo Kobata / 小畑亮吾

音楽家 / 作曲家 / ヴァイオリニスト

ヴァイオリン一梃弾き語り。

リアルタイムサンプリングを用いたプレイを得意とするストリングストロニカ音楽家。

映像や絵画、舞台、植物といった様々な分野とのコラボレーションやインプロビゼーションなど全環境型パフォーマンスを行う。

会場にて新作楽曲の展示を予定しております。

 

 

以上、ご高覧の程よろしくお願い致します。