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ありあまるエネルギー

2024.10.22 13:44

整体業というものに従事して早や20年。

ざっくり同一の方も含めたとしても、延べ30,000回以上は施術を通してヒトの身体に触れてきました。

もちろん、だからと言ってどんな人のどんな症状でも改善できるようになっているわけでもないですし、むしろ身体の内側に在る矛盾みたいな世界観が浮き彫りになる一方ではあるわけなのですが、、

とは言え、さすがに30,000回近くやっていますと、

ヒトの身体に不調が在る原因と言いますか、その図式・メカニズムみたいな共通事項がわかってくるものです。

もちろん、ストレスや運動不足、食生活からはじまる呼吸や姿勢などのすべての生活習慣が影響するのは当然なのですが、

もうひとつ大事な観点というのが、ヒトの身体の内側に在る

『ありあまるエネルギー』

という存在。

生きている以上、ヒトの身体の内側にはエネルギーが存在しています。

みんな大好きスマホで例えると、それはスマホのバッテリーのようなもの。

そしてスマホのバッテリーも、夜眠る際に充電されると思いますが、そのスマホの充電にあたるものがヒトで言うところの睡眠となりますし、日中の活動すること身体を動かして行動することが

バッテリーのエネルギーを使用することになります。

ただ、ここで大事になる捉え方というのが

≪ヒトのエネルギーには鮮度がある≫

ということ。

当然、鮮度が良い方がエネルギーの質は高い。

逆に、使わずにいるとその鮮度は下がる。

そしてもっとも厄介なことは、

そのエネルギーというものは、使わずに溜まっているとその鮮度はどんどん劣化し、やがて内側で腐っていくのです。

しかも、そもそもは自分自身の純粋なエネルギーだったわけですから、身体にとって異物ではないので拒否反応も出ない。

ただただ、その鮮度が落ち劣化した自分のエネルギーが内側に溜まり続け、そして身体の内側の空間を圧迫していく。

そして、睡眠を取ったところでエネルギーが無い(使われて枯渇している)わけではないので新しい鮮度の高いエネルギーが補充されることはない。

これが、今ほとんどの身体の不調を感じている方の身体の内側で起きていること。

つまり、

疲れや不調の原因は、自身のエネルギーが足らないわけではない。

むしろその逆。

使いきれていない鮮度の落ちたエネルギーが内側で腐って溜まっているだけなのだ。

だからこそ、まずはその古いエネルギーを使いきるしかない。

ま、だからこそ

その古いエネルギーを強制発動させる為に、身体は痛みを出すのです。

痛みを出すことで、その古いエネルギーを使い切るために。

≪痛みが出た時が、古いエネルギーが内側から出ていく時≫

痛みとは、つまりそういうシステムなのです。