西東京市子ども・若者平和ワークショップを開催！

10月20日、西東京市主催の子ども・若者平和ワークショップ「ニュースじゃ知れない！世界のこと」が開催され、小中学生を中心に、若者たちが平和について共に考え学ぶ機会となりました。今回私はコーディネーターという形で企画の立ち上げから関わり、当日は主にワークショップの進行を担当しました。

前半は学生ボランティアが考えてくれたアイスブレーキングで参加者の緊張が解けた後、「International Peace Bingo！」と題し、ビンゴゲームを行いました。いろんな人たちの国際的な関心や平和に関する様々な考え方を知るためのアクティビティで、10分という限られた時間で、9つのマスのほとんどを制覇した参加者もいて、大人も子どもたちもみんなが楽しめたようです。

後半は、日本国際ボランティアセンターの小林麗子さんに、スーダンやパレスチナといった紛争地の子どもたちの様子を伝えてもらいました。子どもたちの9割以上が公式な教育を受け入れられていない現状や、8メートルを超える壁で分断された街のようすなど、写真や動画を交えて詳しく知ることができました。

小林さんのお話を聞いた後、参加者には①一番印象に残ったこと、②平和を守るために自分にできること、を考えて絵に描いてもらいました。主催者側が想像していた以上に、参加した子どもたちが様々なことを受け止め、考えてくれたことに驚きました。

イベント全体をイラストで活き活きと再現して視覚化してくれたグラフィックレコーディングも素晴らしく、子どもたちが描いてくれた絵と併せて、11月に行われる西東京市市民まつりの会場で展示することが決まりました。お近くの方は是非見に行ってくださいね。

地域をつなぐオフィス

ソーシャルコーディネーター　小松豊明