Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

東北大学 学友会男子ラクロス部

【対談】DF対談

2024.10.23 02:11

今回の対談では、一年生DFの白須輝紋と山下友誠、そして上級生から32期の星野恵介と鹿島一朗にお話を聞きました!




司会:本日はお集まりいただきありがとうございます!

一同:ありがとうございます!

司会:今回は、35期と上級生の対談を通して、35期がこれから頑張っていくための助言を得るのはもちろん、上級生も下級生のころを思い出し、、シーズンに向けて気持ちを入れ直すきっかけになればと思います。よろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします。



司会:まず、なぜラクロス部に入ったのか、また、ラクロスを続けている理由を教えてください。

白須:大学っていう新しい環境に身を置いたとき、やっぱり何かスポーツはやりたいなって思ってたんですけど。最初はテニスサークルとか。

星野:テニスサークル⁉

白須:とか(笑)いいと思ってたんですけど。ラクロスっていう競技は全然知らなくて、とりあえず一回、勧誘めっちゃ頑張ってるから行ってみようかなっていう軽いノリでグラウンド行って、上級生とミニゲームとかやってたらなんかこのスポーツ面白そうだなって。気づいたら入ってました。

鹿島:なるほど。

鹿島:ゆうせい(山下)は?

山下:新歓の履修登録会あるじゃないですか。あれ行っていろいろ教えてもらったので、入ろうかなと。

星野:ええ(笑)

鹿島:履修登録会が心に響いたの?(笑)

山下:先輩方がめっちゃ優しかったから響きました。大学のこと何も知らなかったので!

白須:最初に声かけられた団体次第で入る部活変わってたじゃん(笑)

一同:(笑)

司会:上級生はどうですか?

星野:入った理由は、初心者からでも学生日本一を目指せるっていう言葉の響きに惹かれて。中高陸上やってたんだけど、陸上はもういいかなって思ってたときに、先輩からそういわれて、それがいいなって思いました。続けてる理由は、俺自身一回入った団体をやめたことがなくて、それも理由ではあるんだけど。でもやっていく中でどんどん先輩とか後輩とか同期とか、つながりができていって、もっといい結果残したいなと思うようになった。最近は全学一回戦負けが続いてるから、少しでも上に、最終的には学生日本一を取りたいっていう思いで、今はやってます。

鹿島:おお~。俺が入った理由は、高校にもともとラクロス部があって。

一同:へえ~!

鹿島:そう、俺はラクロス部じゃなかったけど。大学の友達とかがラクロスやってたりして、ラクロスっていうスポーツは大学から始めるものだってなんとなくわかってたから。あもん(白須)と一緒の理由で、大学でも何かスポーツやりたいなと思って、大学から始めるスポーツって何だろうってなったときに、やっぱりアメフトかラクロスだから。まあ、ちょっとアメフトは、体ちっちゃいし厳しいなと思って、ラクロス部に入りました。続けてる理由は、周りの人もそうだし、ラクロスっていうスポーツが自分に合ってるなって。やっててつらいなって思ったことはあんまりなくて、ラクロス自体を楽しめてることが、続けてる理由かなと思います。

星野:一年生はどう?ラクロス楽しい?

山下:楽しいです。

白須:楽しいです。

鹿島:結構一年生チームはビシバシやる系だけど、正直きついとかないの?

星野:たしかに、俺ら一年生のとき結構ぬるま湯だったかもな(笑)

白須:正直…(笑)

山下:正直きついときもあります。まあでも、その分上手くなれるので。

白須:これはこれで刺激があっていいかなって。

星野:すげー!

鹿島:刺激を求めて…



司会:では次の質問に移ります。35期は半年ラクロスを続けてきて、現在のラクロスのモチベーションや思いを教えてください。

白須:むずかしいな(笑)何だろう…。モチベーションは、今一番近いのが新人戦ウィンターだから、それに勝つっていうことです。

山下:(白須は)一時期モチベーションが…(笑)

白須:そう一時期モチベーションが下がって、もうやめるみたいになってた。

星野:やめようと思ってたの?

白須:やめようと思ってたときもありました。

鹿島:まあそうだよね。

山下:さとみな(35期 佐藤湊)に相談してたもんね。

星野:なんで踏みとどまったの?

白須:まあ…やっぱりラクロスが楽しいんじゃないかな。今はウィンターに向けて頑張ってます。なんか、生活の中にしみついてて。朝早起きして…っていうのが習慣化されてきたから、っていうのと、ラクロスが楽しいのと、同期といるのが楽しいから、とか。色んなモチベーションがあります。

星野:二人とも今ロングやってるじゃん。ロングになって何か変わったこととかある?

白須:モチベーションが上がった気がします。あ、でも、ラクロス部入るときにロングやりたいなって思って。ロング持ってる人かっこいいなって。

星野:ありがとうございます。

一同:(笑)

星野:ゆうせいは?

山下:まあ、(クロスが)長くなったなって…。

鹿島:モチベーションも長くなって?(笑)

山下:長くなったなって思います!



司会:では、上級生から見て35期の印象はどんな感じですか?

星野:ちょっとあんまり一年練行けてないんで申し訳ないんですけど、自主練量がすごいなって思ってて。自主練報告チャンネルみたいなのあるじゃん。あんなに徹底的に管理されてるのすごい。自主的にやってるとは思うんだけど。俺たちが一年生の時は、そういう文化があったかもしれないけど一瞬でなくなったりしてて、続いてはなかったなって。

鹿島:あったけど一瞬でなくなった。

星野:そう、自分たちが決めたことを今でも続けられてるのがすごいなって思うし、個人個人のスキルも高いなって思ってます。

鹿島:自分はたまに練習行って思うけど、個人単位で「勝ちたい」っていう気持ちが強いのかなって思います。例年に比べて。俺らの代は結構「楽しんでこう」みたいなマインドのやつが多かったから。最初からコンタクトとかも強かったし、1on1の時もどうやったら相手に勝てるのかとか。みんな熱いものを持ってるなって思います。

星野:二人の印象は?

鹿島:二人の印象…二人はどっちかというとおとなしい方…(笑)

山下:まあ…そうっすね。

白須:内に秘めてるタイプなんで。

星野:意外とね?

鹿島:二人ともさ、でかいよね。フィジカルが仕上がってるというか。一年生の中では。

星野:そうだよね、信じられない。一年生でこんななんて。

鹿島:だからロングも、なるべくしてなったんだなって。そういう感じです。



司会:では続いて、35期はもうすぐ上級生と合流しますが、それについて感じることや意気込みなどを教えてください。

山下:そっか…。

星野:でもたまにさ、一年生とBチームが合同練してるよね。そこら辺とかどうなの?一年生だけの練習と、上級生と一緒にやるの、どっちが楽しいとかある?

白須:それはもちろん上級生と一緒にやった方が…

鹿島:うそつけ!(笑)

一同:(笑)

星野:言わされてる(笑)

白須:でも一年だけでやる時よりも強度感とか、ラクロスやってるなーって思います。

星野:ほんとに?(笑)

鹿島:機械みたいな回答してる(笑)

山下:別人格のあもん(笑)

白須:ラクロス大好きなんで。

山下:何月に合流するんですか?

星野:ウィンター終わったら。

山下:あんま実感湧かないですね。ウィンターに向けてずーっとやってきたから。AB分けで上級生に混ざるのが楽しみな反面、35期で固まっていられなくなるのは寂しいなとも思います。

鹿島:半分半分って感じか。

山下:そうです。

星野:意気込みは?

山下:頑張って筋トレして、上級生に負けない体作りしていきたいです。

白須:体作りとか、上級生に負け劣らないように練習とか頑張っていきたいです。

星野:不安なことはないの?

白須:練習についていけるかどうか不安です。

鹿島:ああ。



司会:それを受けて、上級生は自分が一年生の時感じていたことやアドバイスなどお願いします。

星野:ディフェンスとかは、上級生のオフェンスに1on1とかでほとんど抜かれるってことが多くなっていくと思うけど、そんな中でもめげずにやっていってほしいな。いい意味で抜かれることが当たり前と思って、その上でどうすればいいかを考えていってほしいな。そこで負けたっていう事実に対して受け流すんじゃなくて、どうして負けたのかって上級生に積極的にアドバイス貰いに行けるかどうか大事になっていくと思います。

鹿島:実際合同練の時星野はどういう感じだったの?自分が一年生で、上級生に合流するってなった時。

星野:実際、負けることが当たり前っていうのがあって。それで練習終わったらおもしろくないから、上級生に聞きに行ったりしてた。

鹿島:意外とポジティブ。

山下:二年生とかはきつくないですか?

鹿島:二年生はゆーて…

星野:二年生はいい意味でポジティブになれるっていうか、チームの中で一番学年下だから。

鹿島:失うものがないからね。

星野:そう、失うものがない。三年四年でAB分けに翻弄される時が、俺は一番つらかった。実際に二年生のときは、それこそゆうせい(山下)はフィジカルっていう武器が一つでもあるんだから、それを生かせればAチームに呼ばれる可能性もぐっと上がるから。自分の武器を増やすっていうのも意識してほしいかな。

鹿島:未来は明るい。

星野:そうだよ。

鹿島:俺も合流する時どういう心境だったかなって考えたら、意外と楽しみの方が多かったかな。自分が一年チームでやってきたこと、自分だったらショーディー(ssdm)なんだけど、1on1とかオフボールの技術がどんだけ通用するのかなって。通用してもしなくても楽しかったし。まあ、ほぼ通用することはないんだけど、その中でもなにか通用した部分を自分で探して、どうやったらうまくいくかなって。うまくいかない部分は、自分自身の性格がそうだからなんだけど、悪い面に目を向けずに、いい面に目を向けて頑張ってたかな。

星野:(一年生の二人は)どちらかといえばポジティブ?ネガティブ?

山下:どちらかというとポジティブです。

白須:俺はネガティブですね。

鹿島:(星野は)ネガティブよりじゃない?

星野:まあ俺もネガティブ寄りだけど、どうせネガティブに考えてもあんまりいいことないなって思って、上辺だけでもポジティブに考えられると、いい方向に行くんじゃないかなって思ってます。

鹿島:自分を作るってこと?自分を高く評価するみたいな?負けて当然とか。

星野:まあ実際そういうときも多いしね。二年生は負けて当然だから、そこで悲観的にならずに思えるかどうかが大事だと思う。俺が一年生のころは、上級生がすごい怖いって思ってて。一朗(鹿島)はそんなことない?

鹿島:なんか、一緒に壁打ちとかしたときも、俺下手って思われてるんだろうなとか思ってたりしたんだけど(笑)まあ、実際上級生の立場になるとそんなことなくて、壁とか行っても「ああ頑張ってるな」って思えるから、上級生がいるからとか、そんなに引け目を感じずにどんどんアドバイス貰いに来てほしいと思う。(星野は)上級生怖かったの?

星野:いやなんか、朝練の時とかはそんなことなかったんだけど、練習外のときは…。一年生はどう?怖いと思う?

白須:まあ…少しは、ちょっと…

山下:少しは…

鹿島:一年生から見た四年生ってどうなの?

山下:めっちゃ大先輩。三つか四つ上ですよね。

星野:三つか四つ…(笑)

鹿島:俺四つ…(笑)

星野:一年生の時ディフェンスやってて、上級生めっちゃでかく見えてた。こんなうまい人たち世界にいないだろって思ってた。

鹿島:今でもありがちだけど、東北大で一番うまい人、オフェンスだったらけんせい(32期 吉田健生)とかが、一番うまいと思ってた。それで外にあんまり目を向けてなかったから、部外にもっとうまい人がいることに気づけてなかった。

山下:なるほど。



司会:ありがとうございます。35期が目指していきたい理想像はありますか?

星野:四年間を見据えて。

山下:二年生とか三年生とか、上級生になったら教えられるようになりたい。教えられるくらいうまくなって、自信をもってパスフォームとか教えられるくらいに、綺麗にしていきたい。基本に忠実で綺麗な選手に憧れるので、所作を綺麗にしていきたいです。

鹿島:わりと満遍なく、何でもこなせる選手になりたいってこと?

山下:そうですね、綺麗に…アベレージ高く。

鹿島:1on1めっちゃできるけどパスキャ下手とかじゃなく、満遍なく。

山下:できるようになりたいですね。次、あもん!

白須:観客が見てて、「おお~!」ってなるようなディフェンスをしたい。思い切りのいいプレーというか、プレーで戦況をがらっと変えられたらかっこいいなと思います。

星野:じゃあ実際開幕とか見てどうだった?観客席近くてめっちゃ見えたと思うけど。自分だったらこうしたとか。

白須:まあ…まだあんまり想像できないです。

星野:これからまだファイナルとか全学とかあるから(対談時10月9日)、ぜひ自分がそうなってるところを想像しながら見てほしいね。

鹿島:二年後、三年後に立ってる想像でもいいし。



司会:ありがとうございます。では最後に、35期から上級生に聞いてみたいことはありますか?

白須:聞いてみたいことというか、相談なんですけど、ディフェンスをやるうえでゴーリーとのコミュニケーションは大事だなと思っていて。その、ゴーリーとの関係性とか、どんな感じでやっていましたか?

鹿島:練習中?練習外?

白須:練習中。より良いプレーができたらいいなと思って。

鹿島:ゴーリーとの関係性か…難しい質問だな。

星野:難しい質問だけど…ぱっと思い浮かんだのは、ゴーリーっていっても一人一人止められるシュートの範囲が違うわけじゃん、レンジ(守備範囲)が違うわけで。このくらいの位置ならこのシュート打たせてもいいよって、ゴーリーからフィードバックがあるから。それで、日々1on1とかでショット打たれた時とか、打たせていいのか、それとも打たせたらダメなのかっていうのを逐一確認することは大事だと思う。っていうのを一つ伝えておきます。

鹿島:(これで)いいのか?(笑)

星野:マインド面とか!一朗とか主力で活躍してるし。なんで二年からAで活躍できたのかとか。

山下:マインド面であるとしたら、プレー映像を画面で見てるときはここ何すればいいかとかなんとなく分かるんですけど、いざフィールドに立って関東遠征とかまあまあ大きいところでやると、緊張なのか、全然わかんなくなっちゃって。

鹿島:一個あるのは、下級生のうちは、やりたいことを一つに絞るってのだと思う。例えば、自分の場合は1on1のカット方向守るとか、ショーディーで1on1しっかりと守るとか。そういうことだけ考えて試合に臨めば、わりとそれができるだけで、自分のバリューが出せる。色んな事やろうと思って、例えばパスキャやる、クリアも挙げる、1on1負けない、グラボ掬う、ボールダウンさせるとか全部やろうとすると、プレッシャーもどんどん高くなるし、一つうまくいかなかったときに切り替えられないから。一つ何をやるって決めたら、それをやりきるっていうのが、試合に臨む上でもそうだし、日々の練習とかでも大事かな。最初のうちってやれることが少ないから、まずやれることを増やすために、一つのことに絞って「今日はこれをやる」っていうのが、結構積み上げられるサイクルになるのかなと思います。

星野:特に一年生とかだと、自分で考えるのって天井が限られてると思うから、それこそコーチとか先輩とかを有効活用できればいいと思う。「自分ではそういうこと考えてなかった」っていうこととかもコーチとかから教えてもらえるし、そういう考え方もできるんだっていうのも頭に入ってくるから、自分の頭だけで考えるんじゃなくて、コーチとか先輩と一緒に考えられたらいいんじゃないかなと思います。

鹿島:先輩とかコーチとかと仲良くなっておくのが大事かも。話しやすいし。(自分も)先輩とかと仲良くしてたから、アドバイスくださいよとか気軽に聞けたから。一年生と四年生だとちょっと遠いからわかんないけど、同じチームになりうる二年生とか三年生とか、仲良くなって肩組めるくらい(笑)どう?(山下は)先輩と仲いい方?

山下:Bチームはよく一緒に練習するから喋れるけど、四年生ってなると、あまり接点なくて。ほんとに最初の方にたかしょうさん(32期 高堰翔吾)とか…。

星野:あもんはどう?先輩と仲良くなってる?

白須:まあ、ぼちぼち…。

鹿島:そんなもんだよね。

山下:あとは、チェックの仕方とか教えてほしいです!(笑)一朗さん!

鹿島:俺⁉まあチェックの仕方というか、チェック行く前にプッシュする。プッシュからのチェックっていうのを意識してほしい。先にチェックしようとすると足動かなくなるし、それで抜かれる可能性が高くなるから。先にプッシュしてからチェックっていう、この順番を間違えないでほしい。そのうえでチェックするときはただ闇雲に叩こうとするんじゃなくて、相手の下手とか、狙うところを決めていくのが、より成功率が高くなると思います!

白須:じゃあディフェンス関係で。まあロング持ったばっかりで、1on1結構抜かれっぱなしなんですけど、これを意識して自分が変わったなあと思うこととかありますか?

星野:俺が一年生のころに言われたのは、ポジショニングとスタンスにとにかくこだわれっていうことなんだけど。まあ最初に一朗が言ってたようにカット方向守るとか、内カットするためにはどうすればいいんだろうっていうのを、ビデオ見て考える。グラウンドに立ってて自分が内切ってるつもりでも、ビデオ見たら全然内に入られるようなポジショニング取ってたりするから、まずそこを確認するっていうのと。その上で先輩に言われたのは、ゴールとオフェンスがいると思うんだけど、それを結んだ直線の一歩内側に入ると内カットしやすいよっていうのを言われて、俺はそういうのを意識してた。一個できるようになったらまた次のことを意識するっていう。一朗は?

鹿島:俺わかんないんだよな。四年からロングになったから、ロングとしての積み上げとかがないんだよね。とにかくフットワークかな。結局足でついていけるに越したことはないから。強いやつはみんなフットワークできるし、フットワークできないで1on1できるとかないから、マストかなと思います。どうでしょう(笑)

白須:ありがとうございます!

(写真左から35期 白須輝紋、山下友誠、32期 星野恵介、鹿島一朗)


司会:では今回はこれで以上になります。ありがとうございました!

(文責:松岡明日美)